北京空港で乗り換えタイムアタック!【出発まで残り1時間10分】

乗り換え(Transfer)の看板を発見
  • 2020.01.11

飛行機の旅行で頭を悩ませることは空港での乗り継ぎ(トランジット)と預け入れ手荷物の紛失(ロストバゲージ、通称ロスバゲ)です。航空券を安く抑えたり、マイナーな国に行こうとすると、トランジットが2回あったりもします。

 

北京空港でのトランジット

特にトランジット困難な空港として聞いていたのは中国にある「北京空港」でした。

1. Transferをする人のための審査の担当者が2人しかおらず長蛇の列
2. 手荷物検査も厳重ですごく時間がかかる
3. 中国人たちのマナーが悪すぎて列がぐちゃぐちゃ

と言う噂を聞いていました。今回は、羽田発、北京経由、ベラルーシ行きのルートにて、初の北京航空トランジットに挑戦することになりました。乗り換え時間は1時間10分です。写真と所要時間の記録を記事にまとめましたので、ご覧ください。

 

北京空港のトランジットスタート(12:25)

機内から北京空港に降り立つ

機内から北京空港に降り立った瞬間の写真です。今回は、中国国際航空で羽田から北京まで来ました。中華系の航空会社に乗るのは初めてでしたが、機内では何ら不都合もなくここまで順調です。

 

中国国際航空

中華系エアラインの代表格は、中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空があります。中国国際航空はANAと同じスターアライアンスにも加盟しています。

 

中国国際航空の機内食

中国国際航空は機内食も出ます。

 

乗り換え(Transfer)の看板を発見(12:27)

乗り換え(Transfer)の看板を発見

早速、乗り換えの看板を見つけました。英語でも書いてありますし、表記もわかりやすいです。

 

指紋登録の機械があります(12:32)

指紋登録の機械があります

中国入国用に旅行者の指紋を登録する機械がズラーっと並んでいるエリアがあります。

 

指紋登録の機械があります

機械のすぐそばには、日本語で「国際線 / 香港・マカオ・台湾線乗り継ぎ」という看板があります。中国には入国しませんから、指示通り進んでいけば良いはずですがちょっと不安です。

国際線の乗り継ぎカウンターがあったので「国際線の乗り換えなんだけど、指紋登録は必要ですか?」と聞いたところ、「指紋登録しろ」と言われました。カウンター担当の英語は怪しかったので、おそらく僕の言葉も伝わっていませんでした。言われてしまったので、指紋登録しましたが、結果的には不要でした。

 

これが噂の担当者2人でさばいている審査?(12:34)

これが噂の担当者2人でさばいている審査?

写真では分かりにくいですが、200人くらいが乗り継ぎの列で並んでいます。これが噂の2人でさばいているトランジット審査か!と気づいたのですが、列はどんどん進みます。

 

トランジット審査の機械

トランジット審査は全自動になったようです!なんと、10分で乗り継ぎの審査を終えることが出来ました。

 

非常に厳重だと噂の荷物チェックにたどり着きました(12:43)

荷物チェック

全貌は見えませんが、人の気配から列がかなり長いことが感じられます。そして、なかなか進みません。噂によると、モバイルバッテリーに関するチェックが特に厳しく、アンペア数が書いていないものは募集されるとのことでした。

しかし、チェックは他の空港よりは厳しいものの、モバイルバッテリーも通過できました。モバイルバッテリー単独ではなく、充電器機能と一緒になったタイプなので、もしかしたら通れないかもと思っていましたが、杞憂でした。

 

チェックは終了!あとはゲートに向かうだけ(13:00)

北京空港のロビー

手荷物検査を17分で終えて、免税店のあるエリアに到着!乗り換えにかかる手続きは完了です。北京空港は広いと聞いているので、足早に向かいます。

 

北京空港

北京空港のトランジット

僕が乗る予定のミンスク(ベラルーシ)行きの飛行機も時間通りです。その下に、平壌(北朝鮮)行きの飛行機が表示されています。

 

ミンスク行きの飛行機

搭乗予定の飛行機が見えました!

 

搭乗ゲートに到着!お疲れ様でした(13:10)

搭乗ゲート

無事にゲートに着きました!北京空港でのトランジットの所要時間は45分でした。

 

中国国際航空

中国国際航空

乗り換えの時間が1時間10分しかありませんでしたから、どうなるかと思いましたが間に合いました!

1. Transferをする人のための審査の担当者が2人しかおらず長蛇の列
2. 手荷物検査も厳重ですごく時間がかかる
3. 中国人たちのマナーが悪すぎて列がぐちゃぐちゃ

という3点が問題視されていましたが、

Transferの審査は自動化ゲートに変更
手荷物検査も厳重なものの、20分弱で通過
中国人に限らず、みんな綺麗に列に並ぶ

ということで、特に大きな問題には感じられませんでした。ただし、利用者が多い時間帯や日程などもっと時間がかかることは予想されます。くれぐれもトランジットの時間にはお気をつけて。

 

ただし、荷物は飛行機に乗れなかったようです

無事にミンスクに着いたと思ったら、荷物は届きませんでした。そう!ロストバゲージです。56ヶ国訪れてきましたが、人生初めてのロスバゲに動揺を隠せませんでした。

どうやら、トランジットの所要時間が少なかったり、大きな空港だったりするとロスバゲしやすくなるそうです。1時間10分以内に僕は乗り換えできましたが、荷物はできなかったということですね。

 

まとめ

北京空港のトランジットに関する記事は以上です。次はロストバゲージした時の対応をご紹介します。乗り換えに必死で、荷物が届かないことは予想していませんでしたが、果たして荷物を取り戻せるのでしょうか。

 

ネタバレ:ロストバゲージを取り戻せました!

ロスバゲ発覚からの手続きや対応については、こちらの記事をご覧ください。

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