ワークショップやイベントでプレゼンする緊張を緩和する8つのコツ

  • 2020.01.23

毎月1回以上はトークライブやワークショップに出演しますが、いまだに緊張します。登壇前はソワソワしてのどが渇き、とてもではありませんが座ってられません。

以前、はあちゅうさんのトークライブに参加した時も、はあちゅうさんの手がグッと握り締められているのを見ました(最前列)。テレビのコメンテーターを務める彼女でも緊張するのですから、僕は気を失ってもおかしくありませんがそうも言ってられない。

大勢の人を迎えたプレゼンは大きなチャンスですから、結果はともかく全力を出せるように緊張を乗り越えたいものです。そこで今回は、大勢の人前でプレゼンする緊張を克服するためのコツをご紹介します。

 

発表の準備をやりきる

発表の準備をやりきる

プレゼンは始まる前に7割の勝負が決まっています。資料の用意や発表の練習をしっかりやっておくだけで「あれだけ準備したから大丈夫」と落ち着くことができます。

発表直前はパソコンやリモコンが正しく動作するか、映像や音楽が正しく流れて音量は適切かなども実際に使うプロジェクターや音響を通して確認しましょう。

 

プレゼン前にたくさん口を動かしておく

控え室や後方の席でじーっと出番を待っていると、いつのまにか口が固まってうまく話し始められないことがあります。自然にプレゼンをスタートできるように、周囲にいる人と軽く話して口を動かしておきましょう。

 

開始前にお客さんと話をしておく

開始前にお客さんと絡む

実はプレゼンテーターが緊張していると同時に、お客さんも緊張しています。知らない場所で、両隣に知らない人が座り、あなたの出番をじっと待っているわけですから。特に一番手の場合は、とにかくお客さんの緊張をほぐす必要があります。

そのため、許されるならイベント開始前や出番の前に客席へ向かい、お客さんと世間話をして緊張をほどきましょう。その際に余裕があれば「今日はどんな話を聞きたいのか」などお客さん側の目的を聞いておきましょう。

 

前回の反省を1つだけ改善すると決める

これまでにプレゼンを経験したあなたは、色々な反省をしたことがあるでしょう。「もっと分かりやすく話すべきだった」「もっとお客さんを盛り上げるべきだった」など。

今回のプレゼンこそは!と気合を入れていると思いますが、たくさんのことを意識してプレゼンを進めることは大変です。改善するべきポイントは1つに絞って、そこに集中しましょう。

 

ゴールを発表する

イベントのゴールを発表する

プレゼンをするあなた、プレゼンを聞くお客さんが共に同じゴールを目指す形を作ることができると、会場に一体感が生まれます。また、お客さんはイベントに来た理由を思い出し、あなた自身も何のために話をするのか明確になり、自信を持つことができます。

 

お客さんには前に詰めてもらう

プレゼンテーターとお客さんの物理的な距離はそのまま心理的な距離に繋がります。会場側と相談してできるだけ前に詰めて座ってもらえるように促しましょう。

配布資料があるなら前列だけに置いたり、プレゼンテーター自ら「前に座った方がお得ですよ」と冗談交じりに話すこともオススメです。

 

休憩を取る

プレゼンが1時間以上になる場合は、休憩を取りましょう。お客さんは椅子から立ち、身体を少し伸ばすだけで、ずっとリラックスできます。休息を取り再びプレゼンに集中し始めるお客さんの様子を見て、あなたの緊張もほぐれることでしょう。

 

緊張しています、と口にしない

イベントの開始直後に「緊張していますが、頑張ります」「人前で話すことは不慣れですが、よろしくお願いします」と発言する人がいますが、自分をさらに追い込むだけなのでやめたほうがいいです。

うまくできなかった時の保険をかけることで安心しようとしているのかもしれませんが、それらを聞かされたお客さんたちの気持ちは確実に離れるので、よりプレゼンを進めにくい雰囲気を作るだけです。

 

まとめ

今回の記事は以上です。ワークショップやイベントでプレゼンする緊張を緩和するコツを改めて整理すると、このようになります。

・発表の準備をやりきる
・プレゼン前にたくさん口を動かしておく
・開始前にお客さんと話をしておく
・前回の反省を1つだけ改善すると決める
・ゴールを発表する
・お客さんには前に詰めてもらう
・休憩を取る
・緊張しています、と口にしない

なお、プレゼンの勉強を書籍でしたければ、プレゼンテーション Zenを繰り返し読んで、徐々に自分のプレゼンに取り入れるのが効果的です。

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