新サービス「復興トラベル」を企画しています

新サービス「復興トラベル」を企画しています
  • 2020.01.10

2019年も九州豪雨や千葉の台風被害など、さまざまな災害がありました。日本は台風に限らず、地震や洪水などの自然災害が多い国です。

世界の住みやすい国ランキングで、日本が上位に入りにくいのも災害リスク(と女性の働きやすさ)が原因です。

 

僕は旅行を仕事にしているので、災害が起こるたびに何もできないのを歯がゆく思ってました。

ボランティアをしている友人も多くいますが、どうせなら得意分野で貢献したいなと考えてるまま数年経ちましたが、2018年の倉敷豪雨から動きはじめました。

 

岡山豪雨の復興トラベル

岡山復興トラベル

岡山復興トラベル

2018年7月に豪雨があった岡山に、1ヶ月後に訪れました。すでに観光OKが発表されていた倉敷の美観地区と岡山城を観光。倉敷は豪雨の被害が大きかった真備町とは離れていたため、深刻な被害はなかったそうです。

しかし、旅行者の多くが岡山旅行を控えたため、旅行者の数は普段の40%減ほどだと言ってました。

こんな感じでツイートもしました。被災地域の旅行状況と支援には関心が高い人が多いようで、普段のツイートより反応がかなり多かったです。

岡山復興旅行の様子は別記事「岡山県倉敷市の美観地区で #復興トラベル 旅行好きらしい復興支援を」でも紹介しました。

 

台湾・花蓮地震の復興トラベル

宜蘭(イーラン)

宜蘭(イーラン)

宜蘭(イーラン)

宜蘭(イーラン)

2018年2月(と2019年4月)に大きな地震があった台湾東部にライターの伊佐さんとのちと一緒に旅行しました。

旅行の前日に花蓮方面に行く電車が脱線し、死亡事故が起こったため、電車を使わずにバスで行ける花蓮に最も近い宜蘭(イーラン)と首都の台北を旅行しました。

 

Twitterのハッシュタグは被災地への少しの申し訳なさと旅人としての意気込みを込めて #僕たちは旅をすることしかできないけれど としました。

岡山復興トラベルは1人でしたが、今回はライターの2人が同行してくれたのでTwitterもとても盛り上がって、多くの人に宜蘭について知ってもらえました。

 

宜蘭(イーラン)ガイド

宜蘭(イーラン)ガイド

のちがずっとポチポチPC触ってるな?と思ったら、即興でガイドブックまで作ってたよ。デザインもできるライター、すごいな。

たった1人で思いついて実行した岡山と比べたら、随分とできることの幅が広がって(付き合ってくれた2人は本当に感謝)、希望が出てきた花蓮の復興トラベルでした。

詳しい旅の様子はTABIPPOで「台湾の人が愛する宜蘭へ #僕たちは旅をすることしかできないけれど」という記事にまとめました。みんなの写真がいい感じなので、ご覧ください。

 

復興トラベルのコンセプト

復興トラベルは、被災地に負担をかけないように、訪れる時期を見極めながら自主的に旅行をします。

あくまでも趣味として旅行をして、
・旅行先としての魅力をPRする
・復興していることを旅行好きに伝える
・被災地にお金を落とす
ことを目的に。

 

復興に向けて予算が組まれるはずなので、その予算で何かできるのでは?とも言われたことがありますが、自費の方が楽しくて自由な気がします。

被災地とは資本的に関係しない航空会社や旅行会社のスポンサーが見つかれば、多くの人を招待できるかもしれないので、その可能性は模索中です。

 

これからの復興トラベルの行き先は?

旅行先として考えてるのはこちらです。

国内の復興トラベル
・熊本県(2019年1月の熊本地震)
・千葉県(2019年9月の台風15号)
海外の復興トラベル
・ニュージーランド(2019年3月のテロ)
・バハマ(2019年9月のハリケーン・ドリアン)

次は復興トラベルのサイトを作ってリリースします。参加者が多い方が力になれるので、一緒に旅行したい方はTwitterやFacebookからご連絡ください。

 

12月くらいにPRページをリリースできるように進めてます。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?