ゴン中山32の名言【炎のストライカー】

ゴン中山19の名言【炎のストライカー】
  • 2019.02.07

ゴン中山 / 中山 雅史(なかやま まさし 1967年9月23日 – )

静岡県出身のプロサッカー選手。アスルクラロ沼津所属(2019年2月時点)。ゴン中山の愛称で知られ、日本代表として1998年と2002年のワールドカップに二大会連続出場。MVP1度、得点王2度、ベストイレブン4度受賞し、ハットトリック連続世界記録保持者(4試合連続)であった。

長く怪我に悩まされたが、懸命にリハビリをしプロとして試合に出場することにこだわり続ける姿勢はサッカー業界内外で賞賛されている。2012年にコンサドーレ札幌を退団し、第一線を退くという発表をするも、2015年にアスルクラロ沼津と契約しプロを再開。

今回は炎のストライカー「ゴン中山」の名言を紹介します。日本サッカー界を牽引してきた中山選手の情熱的な言葉をぜひ楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

元気が出るゴン中山の名言

盛り上げ役でもなんでもいいから、
できることはなんでもやろうと思った。
とにかく走り回り、最後まで諦めずボールを追うなんて当たり前。
他にアピールするモノなんてないのですから。

本番になったら本気でやるというのはあり得ない。
プレイから言い訳をなくすためには練習を積み重ねるしかなった。

常に向上できればいいと思ってトレーニングに励んでますよ。欲振りだからね。
それに、俺が最後までやってると若手も手を抜けないでしょう(笑)。

 

努力に関するゴン中山の名言

競り合いでボールを奪うには、
気持ちの強さが左右する。
僕なんか下手くそだったから、
気持ちの部分がなければ全く勝負にならない。
それは敵チームに対してだけではなく、
自分自身に対してもです。

あるのは負けず嫌いとサッカーを愛する気持ちだけ。
他に何もないから中山雅史だった。

与えられたチャンスに得点できない度に自分の未熟さを思い知らされた。
同時に、次への活力にもなっていった。
こういう目には見えない気持ちの部分が一番重要。

「課題は?」と聞かれた時の答えはずっと変わらない。「すべて」ですよ。
ひとつひとつのプレーをちょっとずつでもレベルアップできたらと思い続けている。
動きの質をはじめ、技術的な部分もね。

 

仕事に関するゴン中山の名言

当たり前のことを、当たり前にやることが、
実は一番スーパーなプレー。

自分は、人と違うプレーをする。
そうしないと自分の居場所はない。

プロだったら頑張るのは当たり前。
大事なのは、どう頑張るか。

ある程度やれた、ではしょうがないですよね。

僕は諦めの悪いプレーが特徴。
最後までボールを追いかけるし、
諦めが悪いからゴール前で相手がヘディングしそうな所にも飛び込んでいく。

最近思うのは、「あきらめるために頑張る」ということ。
この「あきらめる」は「明らかに極める」って意味で使っています。
自分が極めたいと思うものがあるから、
工夫するし、高い意欲を持ち続けられる。
これからもサッカーを極めるために、全力で取り組んでいきたい。

 

年齢に関するゴン中山の名言

30歳で駄目だったら34歳でやってやるし、
それでも駄目だったら38歳でやってやりますからね。
絶対に諦めないですよ。

年齢を意識したくない。
40という数字に寄りかかるような自分がいるのは悔しい。
40歳。それは40年生きてきた表れではあるけれど、
一般常識にはめ込みたくないなという気持ちはある。

もう50歳のラインが見えている。それでも、負けず嫌いな性格がそうさせるのか、自分に負けたくないというか、妥協だけはしたくないんですよ。妥協したら、その先はないんじゃないかって思えて。

プロは決められた状況でやり尽くす。
たとえ、年齢でフィジカル面が落ちても、
それを感じさせたら負け。

いまの若い選手はうまいし、強いですよ。
なんでコイツらは若くて、こんなに色々できるんだよって。
こっちはこの歳になってもまったく会得できてないのに、と。
うらやましくてしょうがない。
吸収しなくてはいけないことが多すぎますよ。

僕みたいなベテランが一生懸命やっていれは若手はサボれないし、
それだけでもう利用価直があるわけです。
お金をもらっているわけですからチームにどれだけ還元できるかですよ。

負けず嫌いな性格は子供の頃から。
年齢に屈するのも嫌ですし、とくに若手には負けたくない。

 

挑戦に関するゴン中山の名言

ケガからのリハビリはつらいけれど、
「誰も見てないけど、こういうのが力になるんだ」と自分を盛り上げながらやっていくしかない。
実際、ケガからの復帰を重ねたことが強さにもなっている。

サッカーを続ける以上、マゾじゃなければいけない。
続けていれば、ケガはつきものだし、
僕も痛みのない身体がどういうものか忘れてしまった。

引退するときは悲しい。ゴールできなくなるから。

常に行って、挑戦していきたい場所ですね、代表は。

わかったことは骨折しても走れるって事と、
骨、折ってまで走ってはいけないこと。
良い子はマネしないように。
(1998年のW杯ジャマイカ戦で、脚を骨折しながらも試合終了まで走り続けたことについて)

 

成長に関するゴン中山の名言

暗くやっても楽しくないですし、
同じ時間を練習するんだったら、
気持ちを高めてやるほうが自分を成長させてくれる。

僕は下手なプレイヤーで幸せでした。
下手なことが悔しい。
試合後に「なんであのプレーができなかったのかなぁ」と反省点が出て、
イラついて眠れません。
でも、その気持ちが成長の活力になる。

いまも昔もただうまくなりたいだけなんですよ。
自分のイメージしている「こうなりたい」という姿に近づきたいんです。

いちばん自分を伸ばしてくれるものは試合の緊張です。

自分に甘くするのも自分で、一番厳しくできるのも自分。

僕にスランプはない。あれは一流の選手がなるもの。
得点できないのは、ただ未熟なだけ。
スランプと言えば逃げることになる。
だから、まず自分の力がないと認める。

できれば華麗でうまいスーパープレイヤーになりたいですよ。
そのほうが気分もいいですから。
でも、下手だったから、諦めが悪いというか、
次への渇望、もっとうまくなりたいという欲望がうまれ、
さらに挑戦していくという力に変わっていったとしたら、
下手くそでよかったのかなと思います。

 

今回の記事は以上です。中山選手以外にも、他のスポーツ選手の名言も素晴らしいものが多いです。
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