特に好きなものや得意なものはないのですが、ビジネスのテーマを探しています。何かヒントはないでしょうか。
という相談にお答えします。結論は、人間の代表的な悩み「HARM」の4つから、あなたが解決できることを選んでください。
困っていることの解決がビジネスです
お金が支払われる瞬間は、人間が困っていることが解決できた時です。
ファミレス=お腹が減っている
新幹線=遠くまで早く行きたい
歯医者=歯が痛い
そして、金額は感謝の大きさと競合の度合いによって決まります。
ファミレスの競合:自炊、マクドナルド、コンビニなど多数
新幹線の競合:在来線、長距離バスなど
歯医者の競合:ほぼなし(実際には高額だが、保険によってカバーされている)
競合の数は相対的なものなので、ファミレスのように多くの競合がいるテーマでも、悩んでいる人が多くいればビジネスとして成立させることができます。
人間の悩みはHARMの4つに分けられる
人間の悩みは大きく分けて4種類です。それぞれの頭文字をとってHARMと呼ばれます。
Health:健康・美容
Ambition:夢・将来
Relation:人間関係・恋愛
Money:お金
また、世代ごとにHARMがどんな悩みを指すか変わります。例えば、20代と60代でHARMを比較しましょう
20代の悩み
- Health:容姿
- Ambition:就職活動やキャリア
- Relation:恋愛や結婚、職場での人間関係
- Money:昇給や月給、ボーナスについて
60代の悩み
- Health:病気や介護
- Ambition:老後の楽しみ
- Relation:夫婦
- Money:年金や税金
このように、HARMと年齢、性別を組み合わせることで、様々なビジネスのテーマが生まれます。
筆者の実例はAmbitionとMoney
僕の場合は、20代〜30代のAmbtionとMoneyの領域でビジネスをしています。
Ambition:人生でやりたい100のリストのイベント
Money:ブログやプログラミングで旅をしながら仕事をする方法
逆にHealthやRelationに関しては実体験が乏しいため、まだ実施していません。もし、ビジネスを展開するなら
Health:20代〜30代向けの筋トレ
Relation:ご機嫌に暮らす方法
この辺りをイメージしています。体験していないのでばっくりしていますね。どんなビジネスでもそうですが、原体験→強い想い→ビジネスという流れが迷いなくアウトプットを出せます。
まとめ
ビジネスのテーマについての解説は以上です。HARMの考え方を学んでも、やっぱり自分が得意なことや好きなことが分からないという方には、別の記事で「仕事にするべき好きなことを探す5つの方法」を解説しているのでそちらをご覧ください。
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