英語のリスニング力を確実に伸ばす音読練習の手順

英語のリスニング力を確実に伸ばす音読練習の手順
  • 2019.02.04

英語のリスニング力を伸ばしたい人:英語で会話ができるようになりたいです。英語についての勉強は、中高で学んだくらいで最近はかなり遠ざかっています。慣れてきたらオンライン英会話なども考えていますが、まずは無料で勉強する方法を教えてください。

という方には、音読練習の手法を使ってリスニングから勉強することをオススメします。なぜなら、会話というのはリスニング&スピーキングの繰り返しで構成されています。スピーキングは伝わったかどうか確認するために相手が必要ですが、リスニングは自分が分かれば良いので1人で勉強を進められます。

 

英語学習は音読が大切

英語学習の方法論は様々で、まだ学術的には確立されていない分野です。多くの方法が専門家の意見というエビデンスの弱い提案にすぎませんが、という前提があった上でおすすめは「たくさん音読をする」ことです。

 

英語音読の基本パターン

音読のタイミングとテキストの有無を組み合わせて、英語音読は6つのパターンに分かれます。Reading(文章の確認)→Reapeating(発音の確認)→Overlapping(スピード、抑揚、区切りの確認)→Shadowing(音の理解の確認)→Reproducing(文章の構造理解を進める)→Speaking(文章を出力する)

 

Reading(文章の確認)

まずは音声なしで、文章を音読します。発音は自分のできる限りで大丈夫。

 

Reapeating(発音の確認)

見本音声を流して、発音を確認します。その後、見本を意識しながら文章を音読します。

 

Overlapping(スピード、抑揚、区切りの確認)

見本音声と同時にテキストを見ながら文章を読み上げます。英語のスピードや抑揚の付け方、区切りなどを実践しましょう。

 

Shadowing(音の理解の確認)

見本音声と同時にテキストを見ずに音読をします。これまでの練習で英語の音を理解できたか確認します。

 

Reproducing(文章の構造理解を進める)

見本音声を流した後に、テキストを見ずに音読をします。英文の構造を理解できているか、発音も含めて自分のものになったか確認しましょう。

 

Speaking(文章を出力する)

最後に見本音声も、テキストも無い状態で、英文を音読します。ここまでできれば英語の音読練習は終了です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。音読練習の手順を体系化して、整理することで取り組みやすくなったのではないでしょうか。時間はかかりますが、丁寧にフレーズを覚えていく音読練習はかなり実践的。気になった方はぜひ導入してみてください。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?