引き止められずに、円満に退職をする10のコツ【事例付き】

      2018/10/13

会社を辞めて新しい挑戦をしたいのだけど、職場から引き止められて困っている、という相談を受けます。現在の僕は株式会社TABIPPOの創業メンバーなので、引き止める側です。

でも、1社目の大阪ガス、2社目のオプトのどちらを辞める時も悩むほどの引き止めはありませんでした。そこで見つけた、引き止められない退職をするコツをご紹介します。まずは僕が辞めた時の流れをご紹介します。

 

上場企業を2社辞めた時の流れ

上場企業を2社辞めた時の流れ

大阪ガスを退職して、オプトに転職した流れ

12月にオプト(Web系広告代理店)から内定をもらって、大阪ガスの退職を決意。すぐに直属の先輩に伝えました。大阪ガスから広告代理店への転職ケースがかなり少なかったようで、人事部からは転職理由を聞かれましたが、学生時代にTABIPPOで広告やマーケティングに関わっていたことを伝えると納得してもらいました。

大きな案件を始める前だったので、引き継ぎやクライアントへの挨拶も少なく、キリよく年度末の3月31日に退社し、4月1日からオプトに入社しました。

大阪ガスの有給が余っていたので有給消化もできましたが、1日でも早くオプトで働きたかったので、有給消化はしないことにしました。上司や先輩はとても残念がってくれましたが、引き止めは特になく円満に退職できました。

 

オプトを退職して、TABIPPOを起業した流れ

3月に退職してTABIPPOを起業する意思を固めて、上司に相談しました。直属の上司が、本部長という偉いポジションでした。そのまま社長まで、すぐ話を上げてくれて「特に競合他社への転職であれば引き留めることも考えたけれど、起業であれば存分にやった方が良い」と言ってもらいました。

上司も社長も会社を立ち上げた経験があり、たまたま僕がTABIPPOを起業しようとした年齢(27歳)と同じときに起業しているので「27だったら、起業するよな。ダメだったら帰ってこいよ」と温かい言葉をかけてくれました。

 

とはいえ、当時は100社くらいを担当していたので「すぐ辞めます」という訳にはいかず、後任の採用や後輩の育成も含めて9ヶ月後の12月末から有給消化に入って、1月末に退職しました。

僕の退職で、チームやメンバーにはかなり負担をかけてしまったのは事実なのですが、時間的な猶予はあったので、円満に退職することができ、今でも上司やチームのメンバーとは仲が良いです。頻繁ではありませんが、オプトと仕事をすることも何度かありました。

 

 

引き止められずに、円満に退職をする10のコツ

退職に関する社内規則を確認する

退職に関する社内規則を確認する

社員には退職する自由があります。その上で、法律上は退職届の申し出は14日前となっていますが、所属している業種、業態によっては、就業規則で退職を申し出る期日が定められていることがあります。

当然、就業規則よりも法律が優先されますが、就業規則を守ることで余計なトラブルを避けることができます。退職を伝えるのは早いほど良いです。

 

退職の意思を伝える順番を考える

退職します、という破壊力のある内容を誰から伝えるのかはよく考えましょう。例えば、同僚に伝えておいたら何かの拍子で課長に伝わり、課長から部長へ「前田くんが退職したいそうだが、キミは詳細を知っているかね?」「え!(何も聞いてない…) か、かくにんします!」となると、相談もされてない部長の顔が潰れます。

まず直属の上司に伝えるのか、上司の上司に伝えるのか、人事部なのかは組織の構成や人間関係、あなたが辞める理由によりますが、不用意に敵を作らないように配慮しましょう。

 

将来どうしたいのかを普段から伝える

将来どうしたいのかを普段から伝える

会社の不満を言ったり、仕事をディスっても得をすることはありません。しかし、あなたが将来やりたいことをポジティブに伝えることは、人事異動の参考になったり、退職の際の周囲の納得感に繋がります。

ぶっちゃけ、将来の目標が高く、すでに一歩踏み出している場合、周囲は納得しやすいです。例えば、海外留学したくて、すでに一次選考に受かっている。キャビンアテンダントになりたくて、養成学校に通い始めている、など。

 

なぜ辞めるのを明確に伝える

会社や組織を辞めなくてはならない理由を整理して、明確に伝えましょう。給与や労働時間など会社側で譲歩できる理由なら提案がありますし、業態など会社にとって致し方ない理由なら、引き止めができないことをお互いに確認することができます。

 

辞めた後のことを決める

将来どうしたいのかを普段から伝える

「12月に辞めます。その後のことは、辞めてから考えます。」という発言は、会社・上司側を心配させるでしょう。詳細でなくても辞めた後の予定が決まっていれば、なぜ12月に辞めなければならないかを理解してもらえますし、退職までのスケジュールを具体的に相談することができます。

 

なぜ引き止めるのか、様々な理由と向き合っていく

引き止めることは悪いことではなく、様々な理由が見え隠れします。「綺麗事言ったって、私が辞めると評価が下がるからでしょ?」という意見がありますが、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないです。

少なくとも、「評価が下がる」だけじゃないのは確かでしょう。他にも「心配だから」「人が足りないから」「次に大きな仕事を渡そうと思っていた」などの様々な理由が絡み合っていることを理解し、1つ1つの理由を紐解いていきましょう。

 

退職日まで、できる限りのことをする

退職日まで、できる限りのことをする

退職してしまえば、二度と前職の人々と絡むことはない?いや、すごくたくさんあります。あなたが所属していた事実は無くならないし、思いもよらぬ部分で、あなたの人生と重なります。

どんな理由で退職するにせよ、辞める瞬間までは組織の一員。後任のため、チームのためにできることはやっておきましょう。

 

今回の記事は以上です。スケジュールや退職理由を揃え、残るメンバーに対してできる限りの事をしたら、そこから上司の仕事です。あなたはあなたのやるべきことを思う存分どうぞ!

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