最強の選択は?サラリーマンorフリーランス

最強の選択は?サラリーマンorフリーランス
  • 2020.01.11

働き方に悩んでいるサラリーマン:Twitterを見ていると、人生を謳歌してそうなフリーランスをたくさん見かける。今の職場に大きな不満はないけど、幸せもない。思い切ってサラリーマンを辞めてフリーランスになった方が良いのだろうか。

という相談にお応えします。結論は、サラリーマンを続けつつ、フリーランスとしての仕事も始めるのがベストです。

 

サラリーマンは素晴らしい職業です

サラリーマンは最強の職業です

日本ではサラリーマン(給料をもらう働き方)をしている人は2018年7月時点で、働いている人のうち87%になります。

人数(万人)労働力人口に
対する率
備考
労働力人口6832万人就業者と失業者の合計
雇用者
(自営業者を除く)
5953万人87%自営業者・家族従事者
正規の職員・従業員3522万人51%
非正規の職員・従業員2103万人30%

参考:統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 平成30年(2018年)7月分結果

これだけ多くの人がサラリーマンなので、なかなか気づかれませんがサラリーマンは、フリーランスや自営業と比べると最強の職業です。次の項目から解説していきます。

 

毎月、給料が振り込まれる奇跡

一度入社してしまえば、自分が退職するまで毎月、給料が振り込まれるって奇跡です。また、仕事の成果でインセンティブという形で給与が増えることはあっても、仕事の成果が伴わなくても給与を減らされることは日本企業では一般的ではありません。

外資系企業の場合は、成果と給与、役職が連動して、成果を出せない会社は解雇されるケースもあるので、サラリーマンよりはフリーランスに近い働き方ですね。日系企業のサラリーマンは給与面で手厚く守られています。

 

目的が一致したチームが用意されている

サラリーマンの場合は、入社した段階から隣り合って働くチームが用意され、会社全体でも総務・人事など社員が快適に働くためにサポートするメンバーがいます。

サラリーマンが退職する理由の1つは人間関係だったりするので、「もう嫌だ!一人で仕事をしたい!」と感じる気持ちもわかりますが、フリーランスの精神的な孤独もそれはそれで厳しいです。少なくとも会社の利益を最大化するという利害が一致したチームがあることってすごいことです。

 

身分が保証されてる、家を借りれる、カード作れる

サラリーマンという職業は様々な面で守られているため、不動産や金融業界では基本的に優遇されます。フリーランスや自営業者になった途端に、クレジットカードも作れないし、家も借りられないというのはよくある話です。

 

一方で、フリーランスのすごいところ

フリーランスのすごいところ

続いて、サラリーマンが素晴らしいなら、なぜフリーランスや自営業で働く人がいるのか?を読み解いていきます。

 

自分の成果がそのまま給与に反映される

毎月給料が振り込まれるチャンスを捨てる代わりに、フリーランスは自分の成果がそのまま給与に反映されます。日本のサラリーマンの昇給率は1.5%なので、同じ働き方をしながら給与だけ上がっていくということが期待できないのは事実です。

 

チームやパートナー作りが自由

フリーランスの場合は、ひとりぼっちから仕事を始めます。チーム作りも、パートナー作りもすべて自分で自由に決めることができます。とはいえ、人間関係で悩むのはサラリーマンもフリーランスも変わりませんが、会社のチームより変更しやすいチームになるはずなので、いざとなれば解散しちゃう&自分だけ脱退しちゃうことができます。

 

働く場所と時間が自由

フリーランスのメリットとして、好きな場所で、好きな時間に働けることがよく挙げられます。最近こそ、リモートワークや在宅勤務OKの企業が増えてはきましたが、普及はまだまだこれからです。

家庭の事情(小さな子供がいる、親族の介護をしているなど)で、自宅から長時間離れられない場合は、フリーランスを選ぶことになるでしょう。なお、リモートワークができる職業を探すときは、記事「世界を旅できる19の仕事・職業」が参考になります。

 

新型サラリーマンを目指そう

新型サラリーマンを目指そう

ここまで、サラリーマンとフリーランスのメリットを解説してきましたが、僕の結論は、サラリーマンを続けつつ、フリーランスとしての仕事も始めるのがベストです。当たり前すぎて気づかれていませんが、サラリーマンにもメリットがあるので、それらをすべて捨て去ってしまうのはもったいないです。

サラリーマン&フリーランスとして働いてみてフリーランス側のメリットを強く感じるようなら、完全フリーランスに移行しちゃえばOKです。

 

実は、サラリーマン&フリーランスな働き方をしている人は多い

サラリーマン&フリーランスな働き方って、具体的にどんな感じなの?とイメージつかない方もいるかと思うので、僕の友人を例に出して紹介します。

 

東松寛文 / 複業サラリーマン


平日は広告代理店に勤務する傍ら、週末で世界中を旅するサラリーマン。2016年、毎週末海外へ行き3か月で5大陸18か国を制覇し「働きながら世界一周」を達成。

以降、TVや雑誌等のメディアにも多数出演し、現在は東洋経済オンライン、CLASSY.、朝日新聞社telling,で連載中。著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』。

東松くんはサラリーマンとして広告代理店で働き、フリーランスとしてライターや講演者をしているという組み合わせです。就業時間後と週末をうまく活用しているタイプです。名前をつけるなら、複業タイプ。

 

伊佐知美 / 自由業サラリーマン


旅するエッセイスト、フォトグラファー。2016年4月〜世界一周、2018年6月〜世界二周目の旅へ。旅のテーマは「暮らすように旅をする」。これまで訪れたのは45ヶ国110都市ほど。

『灯台もと暮らし』創刊編集長、オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」主宰、著書に『移住女子(新潮社)』。

伊佐さんは株式会社wasei(灯台もと暮らしの運営会社)で働きつつも、同時にフリーランスとして働いています。平日や休日という時間軸での働き方の違いはないパターンです。自由業タイプ。ちなみに、waseiは従来の会社というよりも、フリーランスの集合体・チームとしての側面が強いです。

 

前田塁 / 自営業サラリーマン


1987年、大阪府生まれ。大学時にニューヨーク留学、世界一周を経験。新卒で大阪ガス入社後、オプトを経て、TABIPPOで起業しました。

現在は、月間200万人が利用する旅行メディア「TABIPPO.NET」の編集長やFMラジオ「FUTURES」パーソナリティー、世田谷の旅人シェアハウス「#えいとびたー」など。これまでに51ヶ国120都市を訪問、世界二周して、次の夢は宇宙飛行士です。

僕も株式会社TABIPPOでサラリーマンをしながら、空いた時間でフリーランスをしています。どこまでが会社員の仕事で、どこからフリーランスなのか境目があいまいで、伊佐さんと働き方は近いです。ただし、あくまでもメインはTABIPPOなので、経営者・創業メンバーとして会社に有益なフリーランス活動を目指しています。

 

フリーランスな仕事を見つけるまでの流れ

フリーランスな仕事を見つけるまでの流れ

最後に、サラリーマンの方がフリーランスな仕事を見つけるまでの流れを紹介します。簡単ですが、新しい働き方に向けて、アクションできない人もいるので、最初の一歩を踏み出すだけで状況は変わります。

 

まずやるべきこと、求人サイトに登録しよう

第一歩としては、こちらの2サイトに登録します。どちらも単価は高くないですが、単発で特別なスキル(プログラミングとかデザイン)が不要な仕事があるので、2,3案件やってみてフリーランスの感覚を掴んでください。

クラウドワークス / 国内二大クラウドソーシングで、あらゆる仕事があります
サグーワークス / ライティングに特化した仕事を紹介してます

 

自分のスキルを発信して、仕事を探していることを伝えよう

少子化が進んで、国内の人材不足が加速しているので、実はどの会社も人手不足です。そして、あなたがサラリーマンとして培ったスキルは、他の会社や案件でも通じます。

ただし、社外でも働きたい意思と、持っているスキルを伝える努力をしないと、声はかかりません。

 

今回の記事は以上です。友人や知人から仕事を依頼してもらうという話題をすると、「私にはそういう人脈がないので…(無理です)」という方がいらっしゃいます。しかも、仕事のための人脈作りってどうなんだろう?という気持ちはよくわかるので、人脈作りについて考えていることをまとめました。

関連記事

自分だけでやりたいことをすべて実現するのは無理があるので、同じ目的を持つ人や気の合う仲間が欲しい。あえて言うなら、「仕事に繋がる人脈を作りたい」ということになるのだけど、「人脈」という言葉に違和感がある。異業種交流会や集まりで名刺を集めるの[…]

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?