旅人が就職活動でPRできる7つの力

旅人が就職活動でPRできる7つの◯◯力
  • 2020.04.28

就職活動を迎える旅好きの大学生:大学に入ってから海外旅行にハマって、気になった場所をたくさん訪れてきました。ただ、そろそろ就活です。旅行の経験があると言っても、面接で自信を持って話せるほどではありません。どうすればいいですか?多少盛ってでも旅行の話をすべきですか?

という相談にお応えします。結論としては、旅行の話自体をするのではなく(してもいいですが)、旅行や海外経験を通して得た力をアピールすべきです。旅人が就職活動でPRできる力について、本人は気づいていないことが多いです。今回は7つの力に整理して解説します。

 

計画力と情報収集力

計画力と情報収集力

海外旅行を実施するためには、様々な予約や準備が必要です。そして、準備を進めるためにはたくさんの下調べをすることになります。情報を様々な角度で集められること、集めた情報を整理すること、整理した情報を元にスケジュールやルートを組み上げること。これらは旅行でも仕事でも同じです。

なお、新社会人にとって一番の仕事は飲み会の幹事!なんて言われることがありますが、幹事も旅行に匹敵する計画力と、参加者への配慮が求められます。この辺りは無理をしない人脈の作り方、として触れています。

参考記事:無理しない「人脈の作り方」人脈という言葉に違和感がある方へ | Work Life Chaos

 

判断力と危機管理能力

判断力と危機管理能力

海外旅行中は、日本に比べて何度も自分なりの答えを判断する瞬間を求められます。例えば、こんなことです。

・乗る予定だったバスがストライキでキャンセルになった!どうする?
・思っていたより出費がかさんで、旅行資金が残り少ない!どうする?
・すごく仲良くなった外国人に自宅に誘われた!どうする?

これらの判断をするときに、全員にとっての正解はありません。自分だったら、どうするのが自分らしいか。そして、最低限の危機管理ができる判断はどれか?を考えて旅を続けていきます。

 

順応力とコミュニケーション力

順応力とコミュニケーション力

日本人にとって、すべての海外旅行先は何かが不足しています。日本が世界最高なのではなく、日本で暮らしてきた時間が長いからなのですが、旅行先で文句を言っても仕方がない。いや、文句を言って解消できるなら言うこともありますが、無い物は無い!となってしまえば、そこからは自分次第です。

今あるもので最大限の楽しさを見出そうとする旅人は環境への順応力がとても高いです。新しい仕事や職場を任されても、あっという間に馴染める人たち。

同様に人間への順応もできるので、他人への好き嫌いが少なく良い関係を築くことが得意です。そういえば、食べ物の好き嫌いもとても少ないですね。

 

継続力

継続力

旅行にはお金と時間がかかります。読書や映画・音楽鑑賞ほど手軽にはじめられる趣味ではありません。日本にいない時間が長ければ、周囲の理解を得るために骨を折ることもあるでしょう。

それでも、好きなものを諦めずに続けてきたことは1つの実績です。旅って言っても趣味だから…と謙遜しすぎる必要ありません。就職活動であなたの発言をどう受けるかは人事担当が決めることなので、気にしすぎなくてOKです。

 

まとめ

今回の記事は以上です。就職活動で旅人がPRできる7つの力を改めてまとめます。

・計画力
・情報収集力
・判断力
・危機管理能力
・順応力
・コミュニケーション力
・継続力

旅人がどうやって旅人らしい仕事を探すのか?という点については、別記事に転職サイト・エージェントをまとめたので、参考にしてください。一見が面倒なのでエージェントを避ける人が多いのですが、就職活動には説得力を生むための客観的な視点が必要なので、1人で進めるよりエージェントと2人3脚した方が、うまくいきます。

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