「旅人向き」の3つの才能と仕事で活かす方法

  • 2020.04.28

就職活動中の大学生:海外旅行が好きでバックパッカーとして色々な場所を訪れたぐらいで、他に就活で話せることもない。でも、旅行が好きなんて普通のことだし、特別な経験をしたわけでもないから、会社で活かせる方法はないよね?

という考え方は損をしています。バックパッカーを経験したあなたは、旅人向きの才能を持っている可能性が高く、それらは仕事で活かすことができます。

 

実は学生時代にバックパッカーの経験をした上で社会で活躍している人は多く、例えばメルカリの代表取締役社長の山田さんは世界一周経験者です。

参考:2018年版 | フォローしておくべき世界一周した9人の起業家

 

認知能力と非認知能力

認知能力と非認知能力

旅人の才能は、語学力を代表する認知能力ではなく、一見すると気づかない非認知能力なのが特徴です。そのため、気づかれていないことが多いですが、これから説明する旅人向きの3つの才能とそれらの活かし方を学んでもらえれば天職が見つかるかもしれません。少なくとも、選択肢は増えるはずです。

 

どこでも馴染める

どこでも馴染める

旅人が持っている1つ目の才能は、どんな環境でも馴染めることです。新しい環境や生活に馴染むことはストレスと時間がかかります。文化や制度が異なる国々で、現地にストレスなく素早く溶け込んで、自分らしい楽しみ方ができる人は意外と少ないのです。

 

誰とでも話せる

誰とでも話せる

2つ目の才能は、海外旅行先で誰とでも話せることです。必ずしも英語が通じる人ばかりではないので、語学力があるという意味ではなく、様々な人とコミュニケーションをする勇気と意欲があるという意味です。知らない人と話すことは存外怖いことでして、物怖じすることなくグイグイと話せることは仕事でも活かすことができます。

 

危機管理ができる

危機管理ができる

3つ目の才能は危機管理ができることです。安全な場所を見極めて、危険だと思ったらすぐに引き返すことができる力は日本より治安の良くない国を旅してこそ磨かれる力です。

危機管理能力のポイントは、危ないことをただ避け続ける消極的な姿勢ではなく、積極的に自分の好奇心に従って行動しつつも、大事なところだけはきちんと守ることです。仕事においても、挑戦を避けていては結果は出ません。しかし、最悪のケースを想定しておくことも大切です。

 

仮に旅人向けの才能があるとしても、これまでも海外旅行やバックパッカーの経験を評価されたことはないし、本当に仕事で活かせるの?という方もいると思います。その場合は、旅人採用のカウンセラーに、どんな会社を紹介できますか?って聞いてみてください。旅人を採用したい会社ってこんなにあるんだ!って驚くはずです。

 

旅人向けの才能を仕事で活かす方法

旅人向けの才能を仕事で活かす方法

旅人向けの才能はこちらの3つでした。

1. どこでも馴染める
2. 誰とでも話せる
3. 危機管理ができる

そして、これらを活かす仕事は「営業」です。特に「法人営業」は様々なタイプのお客さんとコミュニケーションをしながら、できること、できないことをクリアにしながら交渉をまとめる必要があるので、危機管理(期待値のコントロール)も求められます。

実は僕自身もWeb系の広告代理店で法人営業をしていました。いわゆる営業っぽいガツガツした体育会系ではありませんが、担当している商品で業界1位を獲得できました。バックパッカーやワーホリなど海外経験者に法人営業、オススメです。

参考:旅人が就活するなら「Web系の広告代理店」を目指すべき

 

まとめ

今回の記事は以上です。なお、仕事の探し方は簡単です。まず、就職エージェントに登録して履歴書や面接対策をブラッシュアップ、そこで内定が出れば終了ですし、なかなか出なければ求人サイトで気になる案件にエントリーすればOKです。旅人向けのサービスはこちらの3つです。

» 旅人採用(海外経験者向けの就職エージェント)
» リクナビNEXT(応募型の求人サイト)
» Switch(スカウト型の求人サイト)