リスクを減らして年収1000万円を稼ぐまでのロードマップ【実体験です】

年収1000万円を稼ぐまでのロードマップ
  • 2020.08.09

いきなり起業や独立をしなくても、年収1000万円は達成できますし、実際にできました。インターネット上の情報は極端なものが多く、ハイリスク&ハイリターンが推奨されますが、時間をかけられるならリスクを減らして行動できます。

筆者は海外旅行79ヶ国に訪れながら年収1000万円を実現できたので、リモートワーク中心で稼ぎたい人にも参考になるはずです。

それでは、本題です。

 

転職で時給を増やす

  • 転職すると年収が上がり、労働時間は変わらない
  • 転職しても年収は上がらないが、労働時間は劇的に減る

上記のどちらかに当てはまるなら、転職することで時給が増えます。ポイントは「時給」に注目することです。

例えば、外資系のコンサル会社に入れば、どんな人でも年収は上がりますが、地獄のように働くので時給が増えるかはきわどいです。あと体調も心配。

 

ちなみに、実際に転職をしなくても、転職活動をするだけならリスクゼロです。自分の市場価値が高いのか安いのか分かるだけでも、今後に繋がる材料を得られます。

  • 市場価値が高いのに、現職で給料が安い → 給与交渉 or 転職
  • 市場価値が低い → 現職で成果を出す or 副業

こんな感じです。

 

簡単な副業で稼ぐ

まず、1万円を稼げる小さな副業を始めましょう。例えば、

などです。

これらの簡単な副業は、継続性がありませんが、スキルも必要ないです。当然、リスクもゼロ。会社に副業がバレるとか、そこまでのレベルでもありませんし、年間売上は20万円以下でしょうから、確定申告も不要です。

 

ただし、どんなに簡単な副業であっても、稼ぐ経験を詰むことができます。会社員として働いた給料しか得たことがない人がほとんどでしょうから、まずは稼ぐ感覚をつかんでください。

 

難しい副業で稼ぐ

稼ぐ感覚が分かったら、次に難しい副業で定期的に稼ぐことに挑戦します。難しい副業とは、技術が必要な副業を意味します。具体的には、ライティングプログラミング、アフィリエイト、動画編集、などです。

 

難しい副業のメリットは2つ。

  • 技術が身につく
  • 時給が伸びる

新しい技術を学んで稼ぐのは大変ですが(学生から社会人になった時くらい大変)、技術が身につけば時給が伸びて、会社を辞める時にも大きな助けになります。

 

副業を時短する

いい感じに本業+副業で稼げてくると、時間の制限にぶつかります。1日は24時間しかなくて、本業と生活に必要な時間を除けば、副業に使えるのは2~3時間でしょう。

ここで会社を辞めるという選択肢もありますが、会社員はメリットがとても多い。ひとまずは副業の時間を短縮してみましょう。

» 参考:最強の選択は?サラリーマンorフリーランス

 

副業の時短は、例えばこんな方法で可能です。

 

スラッシュワークを開始

本業+1つ目の副業が安定したら、3つ目、4つ目の仕事も開始してスラッシュワークをスタートします。スラッシュワークとは、スラッシュ(/)で区切るように、複数の仕事を同時並行して進める働き方のことです。

» 参考:初めてのスラッシュワーカー準備講座

 

スラッシュワークのメリットは、この3つです。

  • 異なる仕事のかけ算ができる
  • 社会の変化から影響を受けにくくなる
  • 1つの仕事に飽きてきたら、スッと辞められる

新時代の働き方!と見せかけて、産業革命以前は複数の仕事をかけもちするのが当たり前だった(農家とか)ので、時代が繰り返してるだけ。でも、強い戦略です。

 

収入を事業投資する

いよいよ、労働者というより、ビジネスオーナーになってきました。副業やスラッシュワークで稼いだお金は、自分の事業に投資して、利益の総額を伸ばしていきます。

 

事業投資のイメージはこんな感じです。

  • ライティング→他のライターを雇う→収益アップ
  • アフィリエイト→サイトの運用を外部に委託→収益アップ
  • 動画編集→PCを買い換える→作業効率アップ→時給アップ

 

会社だと「予算がなくて、できなかったこと」も、自分のビジネスなら自分で決断できます。

 

収入を金融投資する

月収が増えて、生活や事業に余裕が出たら、最後にやるべきは金融投資です。いきなり大きな額を投資する必要はないので、毎月定額で少しずつ積立をする「守りの投資」で十分。

筆者はNISAを使った投資で、年間8万円ほど利益が出ました

 

金融投資については、別の記事で詳しく解説しようと思いますが、ざっくりと下記の流れが鉄板です。

  1. 余剰資金は、NISAの限度額までインデックス投資をする
  2. 生活資金は、元本が保証される個人向け国債を購入
  3. まだ余裕があったら、iDeCoで投資信託を買いつつ節税
  4. フリーランスや自営業の場合は小規模企業共済の利用
  5. それでも余ったら、ふるさと納税

 

年収1000万円を稼ぐまでのロードマップ | まとめ

転職から始まり、金融投資までで、年収1000万円を達成できます。ポイントは、スラッシュワーク(複数の仕事を並行)すること、時短をし続けること、収益を投資することの3つです。

自分という会社を経営しているイメージだと分かりやすいかもしれません。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?