技術を身につけられる転職先を探している方:今の会社にずっと勤めていると、いざ転職するときに価値のない人材になってしまうのではないかと心配している。とはいえ、技術職でもないし、世の中にに求められる技術を身につけられる業界や会社ってどこなのだろうか。
という悩みを解消します。選ぶべき転職先はWeb系の広告代理店です。
記事の内容
今回の記事では、インフラ業界から、Web業界で上場一部の株式会社オプトに転職した経験を元に下記の4つを解説します
・Web系の広告代理店をオススメする理由
・未経験でWeb業界の上場一部企業に転職するまでの流れ
・未経験にも関わらず、転職を決めた理由
・Web系の広告代理店に転職してどうだったか
Web系の広告代理店をオススメする理由
インターネットの登場からWebマーケティングの需要が高まっています。2015-2017年の日本の広告費を見ると、インターネット広告費が115.2%に成長している一方で、テレビ・新聞の広告費は99.1%、94.8%と減少傾向です。
特に若年層については、テレビの視聴時間が減っているため、Webマーケティングの重要性が増していますが、まだまだWebマーケティングの知見を持つ人間が少ないのが実情です。
そのため、20代が手に職を持つ技術をつけようとする場合、様々なクライアントや実例が集まるWeb系の大手広告代理店に就職することがおすすめです。具体的には、サイバーエージェント、オプト、セプテーニなどです。
サイバーエージェントの年収を求人サイトで確認すると、平均年収は「725万円」と日本全体の平均年収「418万円」を大きく超える金額です。Web系の広告代理店は社員の平均年齢が若く、大きな裁量と権限が与えられて短期間で結果を求められるため、仕事はハードです。
一方で、向上心があれば次々と大きなプロジェクトを任せられるので知識と経験を取得するスピードも早いです。僕がオプトに入社した時は、3ヵ月後には1億円のプロジェクトのリーダーをほぼ一人で任せれました。すごくすごく大変でしたが、今でも良い経験です。
未経験でWeb業界の上場一部企業に転職したまでの流れ
大学を卒業して大阪ガスで法人営業をしていたころ、オプトに勤める友人から電話が鳴りました。「新規事業を立ち上げるので、手伝って欲しい。会うだけでも構わないので、試しに上司に会ってみないか」という内容でした。
一生を大阪ガスで働くか悩んでいたところなので、とりあえず会ってみるかということで上京。できたばかりでピカピカの新オフィスで、上司と出会って意気投合し、その場で転職を決めました。
ちなみに、新規事業のチームは1人を除く全員がオプト社外から集められたメンバーで、半分が縁故採用、残りの半分は求人サイトを使った転職でした。
未経験にも関わらず、転職を決めた理由
新卒1年目での転職でしたので、給与は前の会社(大阪ガス)と同じ額。見込み残業制度だったので、時給計算だと結構下がることがわかりました。さらに、前職は年功序列だったので、40代で年収1000万円に近くになることが見込めました。オプトではそこまでの高収入は望めません。福利厚生も、大阪ガスの方が圧倒的に良かったです。
そんな中で転職を決めたのは「大阪ガスは一生勤めることが前提の会社であること」でした。30代くらいまでは下積みの期間で、それまでに様々な仕事を経験させ、結婚し、40代から幹部としてバリバリ働き、定年まで勤め上げてみんなに見送られて退社する。そんなイメージです。
逆にいうと、中途半端に30歳前後くらいで辞めるのが会社にとっても、自分にとっても一番損になります。決めるべきは「今辞めるか、一生勤めるか」。「いや、ここに一生勤めるはないだろう」と直感で分かってしまったので、それならばハードワークだろと、スキルと人脈が作れて、なおかつ興味のあるIT業界への転職を決めました。
Web系の広告代理店に転職してどうだったか
業務は想像よりもさらにハードでした。特に新規事業部は、商品もクライアントもゼロからスタートし、すべてが手探り。社会人2年目でWeb業界が未経験だったので、朝9時半に出社してから、終電の24時まで必死に働いて何とかついていくという日々が続きました。幸いにして土日は休みが取れましたし、職場の人間関係は良好でした。
1年10ヵ月勤めたのちに退職して、現職の株式会社TABIPPOを立ち上げました。退職時点では、全社のクライアントのうち3分の1を担当し、ソーシャルメディア広告の領域で業界1位になるほどまで事業を成長させました。退職の際も上司、社長ともに「起業するなら思いっきりやれ。ダメだったら戻ってきて良いから」と励ましの言葉をいただきました。
権限と裁量を与えられ、必死に成長した日々があるから、今があります。
縁故(コネ)採用以外でWeb業界の上場一部企業に転職する方法
僕の場合は友人を経由してのコネ採用でしたが、人事担当に聞いたら採用サービスもバリバリ使ってるとのことでした。サービスごとにクセがあるので、それぞれを登録してみて使いやすいものだけ残せばOKです。
リクナビNEXT / 求人一覧が載っているので、自分で申し込む
Switch / 企業からオファーが届く逆求人型
旅人採用 / カウンセラーとキャリア相談しながら、進路を決める
今回の記事は以上です。なお、会社員としての転職ではなく、独立や副業も考えている場合は、「個人・フリーランスの仕事14職種」が役に立ちます。
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