YouTube動画の台本作成に使っているフォーマットをダウンロードできるようにしました。対談形式でYouTubeの王道構成になるように、組んであります。
台本では、動画内で話す内容を一言一句書き起こす形でシートを作っています。
という疑問もあるでしょうが、YouTube動画を100本以上作成した結果、全文台本は2つの理由で必須です。
FMラジオのパーソナリティーを3年以上勤めていても、YouTubeの撮影は緊張します。日常的に話し慣れている人でも、カメラを相手にわかりやすく話すのは難しい。
動画のクオリティが出演者に依存しないためにも、動画製作側は全文の台本を作って出演者を安心させましょう。
慣れてきてからも、台本があると安心です。特にアドリブや事例で動画の構成から少し脱線したときに「あれ?何の話だっけ?」と本筋に戻るために台本がとても役立ちます。
撮影途中の動画を見返しながら撮影を進めるのは意外と手間ですので、台本という地図を作っておきましょう。
台本フォーマットの構成を説明します。
YouTube内での検索キーワードから考えた、動画に含めるキーワードを記載します。また、動画の雰囲気を把握するために、キーワードを含む仮タイトルもざっくり記入しておきます。
挨拶から始まる導入パートは、長くても20秒ほどで本編に入りたいです。役割としては、出演者の権威づけです。なぜ今回の動画テーマについて説得力があるか、正しい内容なのか、面白いのか、などを補填します。
YouTubeは開始15秒で1/2が離脱し、30秒では2/3が離脱すると言われています。導入パートではプレ結論として、動画の内容を伝えて、動画を続けて視聴する理由を作ることが大切です。
導入、本編、まとめを合わせて、2400文字ぐらいだと動画の時間は10分ほどになります。人間が平均的に話すスピードが1分間に300文字程度なので、アドリブやインサート画像、エンディングなどを入れて、ちょうどよくなります。
台本の例文はビジネス系の動画をイメージしていますが、まとめがあると動画が締まります。チャンネル登録やいいねに関しては、最近は「興味がある方はいいねで教えてください!たくさんいいねされた動画から、続編を作ります!」という訴求も多いですね。
最後に関連動画やチャンネル登録ボタンを表示するエンディングです。台本に記入することは特にありません。
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