フリーランスの意味とは?自営業との違いや仕事について解説

フリーランス 意味

「フリーランス」の正しい意味を知っていますか?会社から独立して個人で仕事をすることやフリーランスに興味があっても、正しい意味を理解している方は多くないかもしれません。

本記事では、フリーランスの意味や自営業との違い、フリーランスの仕事について解説します。フリーランスの定義が曖昧という方は、ぜひ参考にしてください。

 

ノマドニア編集部
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フリーランスの意味とは?

フリーランス 意味

フリーランスの意味は、「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、 自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」です。

 

また、中小企業庁では、「特定の組織に属さず、常時従業員を雇用しておらず、消費者向けの店舗等を構えておらず、事業者本人が技術や技能を提供することで成り立つ事業を営んでいる者」と定義されています。

引用元:2019年版「小規模企業白書」|中小企業庁

引用元:フリーランスの現状認識と課題 | 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

 

フリーランスの働き方

フリーランスの働き方の特徴は、働く場所と時間と仕事を自分で選択できることがあげられます。フリーランスは自ら案件を受注し、契約を結び、業務を行うので、自分の裁量で働けるのが魅力です。

 

フリーランスが増えた理由

フリーランスが増加している理由については、以下の3点があります。

 

働き方改革

2018年に施行された「働き方改革関連法」により、様々な働き方が推進されるようになりました。また、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表したことで、副業を解禁する企業が増加し、副業を行う社員やフリーランスの増加に影響を与えています。

 

コロナウィルスによるリモートワークの普及

2019年末以降から流行したコロナウイルスの影響でリモートワークが急速に広まったことも理由の1つです。出社にこだわらない働き方が増え、フリーランスという働き方の認知度が高まりました。

また、通勤時間の削減により副業を始める人が増え、フリーランスの増加につながったとされています。

 

フリーランスを雇用する企業の増加

慢性的な人手不足により、フリーランスを雇用する企業が増加しているのも事実です。企業がフリーランスを雇用するメリットとしては、専門性の高い即戦力人材を採用できることや採用コストの削減があげられます。

また、フリーランスを採用したい企業と仕事を獲得したいフリーランスのマッチングサービスの普及もフリーランスの増加に繋がっています。

 

フリーランスの平均年収

フリーランスの平均収入は、200万円〜400万円未満が27.9%と最も多い割合です。また、年収が「400万円〜600万円未満」が20.9%、「200万円未満」が19.5と%600万円未満が過半数を占めている状態です。

また、「1000万円以上」の割合は10%となっています。情報だけを見ると、フリーランスの年収は低いと感じる方もいるかもしれません。

 

しかし、副業で働いているフリーランスも含まれていることを考慮する必要があります。

引用元:「フリーランス白書2023」|一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

 

個人事業主や自営業との違い

個人事業主 自営業 違い

フリーランスと個人事業主や自営業との違いを知っていますか?以下ではフリーランスと個人事業主や自営業の定義の違いや働き方の違いを解説します。

 

フリーランスと個人事業主の違い

フリーランスは「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、 自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」という働き方を意味する言葉です。一方で、個人事業主は「開業届を提出して個人で事業を行っている人」という税法上の区分を意味する言葉となっています。

 

フリーランスという言葉は、個人事業主を含む独立して仕事をする働き方を意味しています。フリーランスと個人事業主の違いについて、詳しくは下記の記事をご覧ください。

スラッシュワーカーズ

本記事では、フリーランスと個人事業主の違いや開業方法、税務制度について解説します。平均収入や働き方の違いなども解説してい…

 

フリーランスと自営業の違い

自営業とは、会社に属さずに独立して個人で事業を営む方のことを指します。明確な定義はないですが、自営業は飲食店などの実店舗を持つ人や、請負の仕事ではまく、自らの商売を営む場合に使用されることが多いのが特徴です。

 

フリーランスのメリットとデメリット

フリーランス メリット デメリット

フリーランスになる際、メリットとデメリットについて理解しておくことが重要です。以下では、フリーランスのメリット・デメリットを解説します。

 

フリーランスのメリットとは?

メリットとしては、仕事をする場所や時間が自由、収入が上がりやすい、理想のライフスタイルを実現できることがあげられます。人間関係や通勤時間等のストレスがなくなることも大きなメリットです。

 

フリーランスのデメリットとは?

デメリットとしては、収入が安定しないことがある、社会的信用が下がることがある、事務作業を自分で行う必要があることがあげられます。フリーランスは、自分の裁量で仕事を行うため、自己管理やタスク管理を徹底する必要があるでしょう。

 

フリーランスを始める際の手続き

フリーランス 始める際 手続き

「どうやったらフリーランスになれるのだろう」と考えている方いらっしゃるかと思います。以下では、フリーランスを始める際の手続きについて詳しく解説します。

 

フリーランスの開業手続き

開業するために必要な書類は「個人事業の開業・廃業等届出書」のみです。開業届に必要事項を記入して税務署に提出すると個人事業主になり、個人の仕事を始めることができます。

開業届は、最寄りの税務署で受け取るか、国税庁のサイトからダウンロードするかで取得することが可能です。

 

フリーランスとして活動するために必要な準備

フリーランスになる前の準備として、貯金をすること、保険や年金の手続きをすることが必要です。貯金0でもフリーランスになることが可能ですが、仕事の獲得がうまくいかなかったり、収入が不安定になることを見据えて半年分以上の貯金をしておくことをおすすめします。

 

また、フリーランスになると国民健康保険と国民年金への加入手続きが必須です。会社を退職したら、退職日の翌日から14日以内に最寄りの市区町村役場で手続きを行いましょう。

 

フリーランスとしての確定申告の方法

確定申告の方法は以下です。

 

  1. 確定申告に必要な情報を集める
  2. 控除に関する資料を集める
  3. 確定申告が必要か判断する
  4. 確定申告書等の必要な計算書を作成する
  5. 確定申告書と必要な添付書類を提出する
  6. 所得税を納付する(還付を受ける)

 

年間所得が48万円を超えるフリーランスや個人事業主は確定申告が必要です。しかし、1年間の所得が48万円以下であれば、確定申告は不要になります。

フリーランスの確定申告方法について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

 

初心者がフリーランスになるためにおすすめの仕事9選

初心者 フリーランス おすすめの仕事9選

以下では、初心者がフリーランスになるためにおすすめの仕事を9つご紹介します。

 

ライター

フリーランスライターは、Web媒体や雑誌などに記事を書く仕事です。ライターには主に以下の種類があります。

 

職種仕事内容
WebライターWeb上に掲載される記事の執筆
SEOライター検索エンジン最適化を目的とした記事の執筆
取材ライター取材した内容の執筆
コピーライター広告のキャッチコピーなどの作成

 

フリーランスライターの原稿料は記事単価と文字単価の2種類があり、記事単価の相場は1,000円〜1万円、文字単価の相場は0.1円〜3円です。

 

動画編集者

フリーランス動画編集者は、クライアントから依頼された動画コンテンツの編集をする仕事です。動画編集者には主に以下の種類があります。

 

職種仕事内容
動画ディレクター動画編集のチェックや進捗管理
YouTube動画編集者YouTubeに投稿する動画の編集
ショート動画編集者縦型の短尺動画の編集
VYOND動画編集者VYONDを使用したアニメーション動画の編集

 

仕事内容としては、撮影した映像や音声の編集、カットの調整、トランジションやエフェクトの追加、BGMやナレーションの編集などです。動画編集案件の単価平均は1本あたり、3,000円〜5万円となっています。

 

カメラマン

フリーランスカメラマンは、幅広い種類があるため、以下にて紹介します。、

 

職種仕事内容
商業カメラマン雑誌や広告などの商業向けの撮影を行う
ポートレートカメラマンモデルやカップル、家族写真などの人物の撮影を行う
ウェディングカメラマン 結婚式やフォトウエディングの撮影を行う
イベントカメラマンイベントやパーティーの撮影を行う
ニューボーンカメラマン生まれたばかりの赤ちゃんの撮影を行う

 

仕事内容としては、撮影地の選定や現地での撮影、編集などです。仕事の単価は、案件の内容によって異なりますが、単価相場3万円〜15万円程度が目安とされています。

 

SNS運用代行

SNS運用代行とは、商品などの認知・宣伝のために企業や個人のSNSアカウントを代わりに運用する仕事です。SNS運用代行では、主にInstagram、X、TikTok、LINE、Facebookを運用することが多いです。

仕事内容としては、アカウントの作成、投稿の作成、分析、フォロワーとのコミュニケーション、運用改善の施策提案等があります。仕事の単価としては、1アカウントあたり月5万円〜50万円が相場です。

 

Webエンジニア

フリーランスのWebエンジニアは、主に「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」に分けられます。

フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションにおいて、ユーザーの目に触れる部分を制作し、バックエンドエンジニアは一般的にユーザーの目に触れない裏側であるデータベース構築、システム開発や運用保守を担当します。

 

フリーランスエンジニアの平均年収は約576万円です。

引用元:フリーランスエンジニア白書

 

デザイナー

フリーランスのデザイナーは、主に「Webデザイナー」と「グラフィックデザイナー」に分けられます。Webデザイナーは、企業や個人などから依頼されたWebサイトのデザインを作成し、ページとして公開するのが主な仕事です。

 

一方で、グラフィックデザイナーは、ポスターや書籍、商品のパッケージなど、平面デザインを行うのが主な仕事です。フリーランスデザイナーの平均年収は400万円〜600万円になります。

デザイナーとして経験が少ない人は400万円に満たないことも多いですが、Web・グラフィックデザイナー、エンジニアの約10人に1人が年収1000万円以上を達成しています。

引用元:フリーランス白書2019 | 一般社団法人プロフェッショナル%パラレルキャリア・フリーランス協会

 

Webマーケター

Webマーケターとは、Webを活用してマーケティング戦略を行い、顧客の売上に貢献する仕事です。Webマーケターの種類としては、SEOマーケターや広告プランナー、SNSマーケターなど多くの職種があります。

 

フリーランスWebマーケターの平均年収600万円〜840万円とされています。

 

オンライン秘書

フリーランスのオンライン秘書は、経営者や個人事業主の秘書業務や事務作業をオンライン上で行う仕事です。具体的な仕事内容としては、以下があげられます。

 

  • 請求書や領収書などの書類作成や管理業務
  • スケジュールやアポイントの調整や連絡
  • 出張先や交通ルートの手配
  • 会食予約

 

フリーランスオンライン秘書の平均的な時給は2000円~4000円で、月収20万円〜30万円が目安となります。

 

コミュニティマネージャー

フリーランスコミュニティマネージャーとは「コミュニティの価値を最大限に高めていくための人」です。具体的な仕事内容としては、以下があげられます。

 

  • コミュニティ戦略の立案
  • コミュニティの運営
  • コミュニティ・メンバーの管理
  • コミュニティ内でのイベント企画・実行
  • コミュニティ活動の情報発信

 

コミュニティマネージャーは比較的新しい職種であるため、単価は案件に左右されます。

 

フリーランスの仕事獲得方法

フリーランスになりたいけど、どうやって仕事を獲得したら良いのかわからないと疑問を抱えていませんか?以下では、初心者の方でもフリーランスとして仕事を獲得する方法を5つ紹介します。

 

コミュニティに所属する

フリーランスのコミュニティに所属することで人脈ができ、仕事を獲得できることもあるでしょう。フリーランスのコミュニティには、様々な職種のフリーランスが集まっていることが多いので、仕事を依頼される可能性があります。

 

例えば、1ヶ月で10職種を体験する海外ワークショップ「ノマドニア」もフリーランスコミュニティーがあります。フリーランスの講師や卒業生が500名以上所属しており、フリーランスの交流会や情報交換が行われているので非常におすすめです。

 

フリーランス向けのエージェントを使う

フリーランス向けエージェントは、フリーランスと企業を結びつけるマッチングサービスです。エージェントは、仕事を探しているフリーランスと、業務を依頼したい企業を仲介します。

フリーランスは、営業や契約書まわりの雑務をエージェントに代行してもらうことで、業務に集中できるでしょう。

 

クラウドソーシングを使う

クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネット上で不特定多数に業務を発注する形態を指します。業務を委託したい企業がインターネット上で委託したい業務の内容を提示してフリーランスを募るパターンが一般的で、応募者の中から企業側が委託する個人を選んで発注する仕組みになっています。

 

自ら応募し仕事を獲得することができるので、好きな仕事や得意な仕事がしやすいのがメリットです。

 

企業に営業する

企業に直接、メールを送ったり、電話をしてアプローチすることも案件獲得方法の1つです。自分のできることや実績を明確にして、企業側のメリットを提示できるようにすることをおすすめします。

 

知人に連絡する

前職の同僚や過去のクライアント、学生時代の友人などの知り合いに連絡してみることで仕事を獲得するケースもあります。知人と定期的に連絡をとり、フリーランスであることやできることを伝えることで信頼関係が高い状態で受注できるでしょう。

 

フリーランスの意味を正確に理解して、理想の働き方を実現しよう!

本記事では、フリーランスの意味や自営業との違い、フリーランスの仕事について解説しました。フリーランスの意味を正確に理解することで、フリーランスとして理想の働き方を実現できるでしょう。

 

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