地方や海外に住んでいても稼げる仕事

地方や海外に住んでいても稼げる仕事
  • 2020.04.28

地方や海外在住の人:東京を離れたら、こんなに仕事が少なくなるとは思わなかった。できれば、これまでのスキルを活かして、今の場所に住んだまま稼ぎたい。何か方法はある?

という質問にお答えします。結論としては、インターネットを使って仕事を見つけることができます。または、自分で商品を作ってインターネットで販売することで稼ぐことができます。

 

TABIPPOを創業して以来、リモートワークで仕事を発注することが多くなりました。会社員だった時は、社内に仕事がたくさんあって、それらの選択と達成がメインだったように思えます。しかし、自分で会社を作ると、仕事を誰にどのようにお願いするかを決定することが大切になりました。

発注者が使っている方法を知ることが、仕事を見つける一番のヒントです。なぜなら、僕が依頼している仕事は確実にそこにあります。

 

記事の内容

・インターネットを使った仕事の見つけ方
・インターネット経由でよく発注される仕事の種類
・仕事を受けるときに気をつけるべきこと
・自分で商品を作れるなら、インターネットで売ることができる
・まとめて稼ぐのもあり

今回の記事は、このような流れで進みます。仕事を見つけるだけならサイトに登録すれば簡単ですが、仕事を頼まれるためには色々な工夫と注意が必要なので、インターネット経由で仕事を受けるときに気をつけるべきこと、の項目はぜひ読んでほしいです。

 

インターネットを使って、仕事を探そう

インターネットを使って、仕事を探そう

当たり前のようで、まだまだ知られていないクラウドソーシング

インターネット業界では4,5年前から爆発的に流行ったクラウドソーシングという考え方があります。簡単にまとめると、インターネットを使って仕事をお願いしたい人と、仕事を受けたい人を繋げよう!って考え方です。

現実世界でも仕事に関するトラブルは尽きないように、クラウドソーシングも様々なトラブルがありつつ、かなり定着してきた感があります。でも、インターネット業界の外ではまだまだ知られていません。

 

このギャップにチャンスがあります。クラウドソーシングはインターネットをベースに、仕事の依頼、納品、確認、支払いが行われますので、ネットさえあれば場所を問わず仕事をすることができます。

クラウドソーシングの中の人に聞いたら、現役でバリバリ働いていたけど、育児のために会社を辞めた主婦が家でめっちゃクラウドソーシングしているそうです。スキル的には現役時代と変わらないので、発注者もありがたい。

 

代表的なクラウドソーシングサービス

クラウドワークス」と「ランサーズ」が日本における2大クラウドソーシングサービスです。とりあえず両方に登録しておけばOKと、いつもなら言うところですが片方だけでも大丈夫です。

実はクラウドワークスとランサーズの両方に登録している人がとても多いことを仕事発注者も知っているので、ぶっちゃけ2つのサイトに掲載される案件はそれほど差がなかったります(両方に同じ仕事を掲載していることもあります)。

 

専門的なクラウドソーシングサービス

クラウドワークスとランサーズは様々な案件が掲載されている総合型ですが、案件のカテゴリーを絞った専門的なクラウドソーシングサービスも出てきました。

例えば、ライティングだったら「サグーワークス」、イラストだったら「SKIMA」など。プログラミングについてはエンジニアがあまりに足りないので、専門のクラウドソーシングサービスがかなりたくさんあります。なので、時給の高い仕事をしたければ、エンジニアです。

関連記事:プログラミング学習サイトで100万円を節約する

 

最近はクローズドなコミュニティ内で仕事が発注されがち

2017年以降は、オンラインコミュニティが流行ったので(と言っても、都市圏に限りますが)、コミュニティ内で仕事が発注されてることを良く見かけます。

オンラインコミュニティは、FacebookグループやLINEグループを使ったネット上のコミュニティです。有名どころだと、はあちゅうさんの「はあちゅうサロン」など。発注者からすると、クラウドソーシングで募集するよりも、知っている人たちに頼める安心感があります。

 

インターネットでよく発注されてる仕事

インターネットでよく発注されてる仕事
専門的なクラウドソーシングサービスの項目でも少し紹介しましたが、インターネットと相性の良い仕事は決まっています。

単純作業系

データ入力、データ分類、アンケート回答などの簡単な単純作業の代行をする案件は常にあります。スキルが無くても受注できることがメリットですが、単価は安く、技術が身につかないのがデメリットです。クラウドソーシングの仕組み全体を知りたいからお試しで…と受けるならOKです。

 

ライティング

クラウドソーシング上の執筆・ライティング業務はWebライティングなことがほとんどです。発注者が設定したテーマや条件に沿って、文章を作成します。1記事あたりの報酬が設定されていることが多いので、書くスピード次第で時給は数倍の差が出ます。

関連記事:旅行系のWebライターとして活躍するのに必須な3つのモノ

 

デザイン

インターネット上で使用するバナーやロゴ、チラシやポスターなどのデザインをする案件です。IllustratorやPhotoshopなどのデザイン経験が無いと受注するのは難しいです。ロゴに関しては、コンペ形式と呼ばれる複数のデザイナーがデザイン案を提出して、採用されたデザイナーに仕事が発注されるという形が多いです。

 

プログラミング

WebサイトやWebページ、サービスの作成をする仕事です。Webエンジニアとしての技術が無いと受注することはできません。インターネットの発達に伴って、Webエンジニアが全然足りていないので単価は高いです。

 

習得に時間がかかり、貴重な技術ほど仕事の単価が高くなる

1時間あたりの単価で考えると、これまで紹介した案件はこのようになります。

プログラミング > デザイン > ライティング > 単純作業

プログラミングを学ぶのは時間がかかるけれど、学んでしまえば高単価な世界が待っている。単純作業はすぐにできるけど、時給が低いからいつまでも大変。このバランスですね。

 

インターネットで仕事を受けるときに気をつけるべきこと

インターネットで仕事を受けるときに気をつけるべきこと

技術が身につかない仕事は受けない

仕事選びは短期よりも中長期の視点が必要です。じわじわとでも時給を上げる努力をしないと、未来がなかなか明るくならないのでしんどいです。時給が高い=技術があるということです。

ちょっとずつ背伸びをして、何とかやれるかな?という案件に挑戦することで、技術を伸ばすことができます。単純作業系の仕事や、余裕で出来てしまう仕事はできれば避けるべきです。

 

オンライン上こそ積極性が大切

オンラインで仕事をするときは相手の顔が見えないままなので、ちょっとした返信の遅れやミスがやる気ないのかな?と思われがちです。特に新しいクライアントとの1つ目の仕事は積極的に前のめりに進めましょう。なお、クライアントにとって最も助かる積極性は期日前に納品することです。

 

実績を充実させる

技術があるかどうかは実績を見れば大体分かります。実績とは、ライターであれば、過去に書いた記事。デザイナーであれば、過去に作ったデザインです。有名メディアで執筆したことはポジティブではありますが、それよりも記事の質を重視して見ます。

クライアントの要望を叶えつつ、納得のできる作品を作るのは簡単ではありませんが、あなたの努力やこだわりが次の仕事を引き寄せます。

 

自分で商品を作れるなら、インターネットで売ることができる

自分で商品を作れるなら、インターネットで売ることができる

ここまでは仕事を見つけて、受けることを説明してきましたが、商品や作品を作ることができるならそれらをインターネットで販売することで稼ぐことができます。

 

ココナラ

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZF63U+DKSWFM+2PEO+O7WW2

ココナラは自分のスキルや経験を出品するマーケットです。人気のカテゴリーはデザイン、映像制作、翻訳などですが、スキルの掛け合わせで商品制作したら、人気商品を作れそうです。

» ココナラ – みんなの得意を売り買い スキルのフリーマーケット

 

タイムチケット

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZNMQY+7TM1WY+2XBO+C3YG2

ココナラとよく比較されるタイムチケットは30分から、自分の時間(スキル、ノウハウ)を販売できます。以前よりも副収入や投資についての内容が増えました。本業や前職で知識がある人は

» タイムチケット | 個人の時間を30分単位で売り買い

 

BASE

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZEWPD+33C2WI+2QQG+64JTE

BASEはネットショップを無料で作ることができるWebサービスです。デザインにこだわらないなら、5分で開設することができます。自作でネットショップを作るには軽く数十万円はかかってた時代があったことを考えると、売り手にとってすごく有利な時代になりました。

» BASE (ベイス) | ネットショップを無料で簡単に作成

 

補足:移動できるならまとめて稼ぐのもあり

移動できるならまとめて稼ぐのもあり

地方や海外にいなくてはならなくても数ヶ月離れることができるなら、リゾートバイトやワーホリでまとまったお金を稼ぐことができます。

リゾートバイトで稼ぐ

リゾートバイトの紹介サイトを見ると、時給や待遇、募集期間が掲載されているので、そこから良さげな案件を探すイメージです。1年のうち何ヶ月かをリゾートバイトで稼ぎながら過ごして、残りの期間を旅するというライフスタイルの人もいます。

» リゾートバイトならはたらくどっとこむ(アプリリゾート)

 

ワーキングホリデーで稼ぐ

30歳以下であればワーキングホリデーの制度を使って、海外に1年から2年滞在しながら働けるビザを発行することができます。稼ぐという視点で、人気なのはオーストラリアです。理由は単純で、最低時給が17.70ドル(1,981円)と東京都の最低時給の958円の2倍以上だからです。

どこで、どんな仕事をすれば、どれくらい稼げるのか?については、最近のワーホリ経験者やサポート会社に聞いてみることになります。

» ワーホリサポートのGlobal Dive

 

今回の記事は以上です。最後に紹介したWebサービスをもう一度掲載しておきます。どのサービスでも、地方や海外に住みながら何十万〜何百万を稼いでいる人がいます。大切なのはやり方なので、これ!とサービスを決めたら、じっくり取り組むことで未来が開けます。

 

クラウドソーシングサービス

» 日本を代表するクラウドソーシング クラウドワークス
» ランサーズ
» ライティング専門のサグーワークス
» イラスト専門のSKIMA

インターネットで商品を販売できるサービス

» ココナラ – みんなの得意を売り買い スキルのフリーマーケット
» タイムチケット | 個人の時間を30分単位で売り買い
» BASE (ベイス) | ネットショップを無料で簡単に作成

まとめて稼ぐことを支援するサービス

» リゾートバイトならはたらくどっとこむ(アプリリゾート)
» ワーホリサポートのGlobal Dive