消費する労働を止めて、資産を作る労働をしよう

  • 2020.01.11

人生でやりたい100のリストを実現することを人生の目標にしている僕ですが、2018年頃までは働いても働いても時間とお金の両面で楽になりませんでした。

働くこと自体は嫌ではないのですが、消耗している感じというか、階段の踊り場にずっといる感覚で、前進できていません。

このままだとずっと同じ生活だなと危機感を覚えたので、消費する労働を止めて、資産を作る労働を始めました。

 

労働の違い

収入構造の違い

世の中の労働は4つの種類に分かれます。

  • サラリーマンやアルバイト(時間を使って稼ぐ)
  • 自営業やフリーランス(スキルと時間を使って稼ぐ)
  • ビジネスオーナー(ビジネスを作って稼ぐこと)
  • 投資家(お金を使って稼ぐ)

稼ぐ金額の大小ではなく、稼ぐ手段によって分類をしています。最近の日本はフリーランスや副業ブームですが、サラリーマンでもフリーランスでも、会社やクライアントからお金をもらっているという点は同じです。

ただし、フリーランスに分類されるブロガーやYoutuberは実は小規模なビジネスオーナーの側面があるため、混同されがちです。

 

ここまで書いて、ニューヨーク交換留学中に読んでいた「金持ち父さん 貧乏父さん」に同じことが書かれていたことを思い出しました。10年経っても世の中の仕組みと働き方の関係は変わっていなかったようです。

労働の違いについて詳しく知りたい方は、一読してください。世界中で売れている名著です。

 

消費する労働から資産を作る労働へシフトする

消費する労働のままで収入を増やす方法は2つしかありません。

  1. 労働する時間を増やす
  2. 時給を上げる

単純ですね。多くの人は労働時間を増やしたくないので、スキルアップしたり、転職して時給を上げる方向に動きます。外資系コンサル会社に勤務するとかですね。

しかし、高い給料をもらっているということ自体が足かせになります。サラリーマンやフリーランスなど形態に関わらず、雇われている以上はお金を払う側である会社やクライアントの要望が第一ですし。

 

そこで、自分でお金を作ることができるビジネスオーナーや投資家を目指しています。とはいえ、いきなり起業をしたり、不動産投資をする必要はありません。

 

消費する労働を、資産を作る労働に変える工夫

資産を作る労働の例

僕が始めた資産を作る労働は、消費する労働で作ったものをブログで公開すること、でした。例えば、会社で働いている時間は資産を生みませんが、学んだことや作った資料、仕組みなどを公開することで、ブログ経由で収入が増えて、少しずつ楽になります。

例えば、こちらの記事「ブログやWebメディアの月間・週間レポートのフォーマットを配布します」です。

 

イベントの登壇も消費する労働でして、イベントの出演料をいただくぐらいでしたが、イベントレポートとスライドを掲載することで、資産になるようにしました。

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レポートを見た人から次のイベント依頼をもらうこともありますし、記事自体からの収入にもなります。

 

資産を作れれば、確実に前には進んでいるので、努力するほど楽になります。ブログ以外にも、カメラが得意な人なら写真を販売したり、専門知識をnoteで販売したりすることで、小さなビジネス(マイクロビジネス)ができます。

参考:自分で仕事を作る13の方法。20万円稼げば、何処へでも行ける

 

ビジネスをいくつか立ち上げて、収益を使って次のビジネスを立ち上げたり、自分でやっていたことを他の人に任せる(外注)ができれば、ビジネスオーナーです。さらにビジネスで出た利益を不動産や株などに投資すれば、投資家です。

 

マイクロソフトのビル・ゲイツも、Facebookのマーク・ザッカーバーグも小さなビジネスからはじめて、億万長者になりました。

金持ちを目指していなくとも、資産となる労働を始めることで人生はもっとよくなります。

 

消費する労働を止めて、資産を作る労働をしよう | まとめ

僕は資産を作る労働をはじめて約1年経ちます。具体的には普段の仕事をできるだけ活かしながら、ブログを毎日更新しました。

毎日更新の結果、ブログは10万PVに到達して、収入も10万円ほど増えましたが、何よりきちんと前に進んでいる感覚を得ることができて、消耗感が大きく薄れました。これなら、努力を続ければ、より良い人生になりそうです。

大切なのは、資産を作ろう!と意識して、工夫をすることです。例えば、月に3万円を追加で稼げるだけでも新しく挑戦できることは増えますし、3万円を使ってやりたくなかったことを止めることもできます。

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