旅行は好きで飛行機には年1回以上乗るけれど、マイルを貯めるための努力はしたくない人向けの記事です。ゆるいマイルの貯め方を解説します。
ゆるゆるマイルの貯め方のゴール
本記事ではゴールとして、旅行で貯められたはずのマイルが無駄にならずに、少しずつ貯まることを目指します。マイルのために余計な飛行機に乗ることやクレジットカードを作ることは避けて、現状+αの範囲でマイルを貯めます。
筆者の旅行経験
この記事を書いている僕はこれまで64カ国に訪問しました。格安航空券を選ぶことが多いので、LCCも多用しますが、最近はヨーロッパやオセアニアへの長距離路線も増えてきたので、少しずつマイルが貯まってきました。
» 参考:会社員が安い航空券を取る5つの裏技【裏へ回る】
めっちゃ安い航空券を見つけたい会社員:長期休暇を利用して海外旅行に行こうとしています。できれば旅行先でお金を使いたいので、安い航空券を予約したいのですがどうすればいいでしょうか?という質問にお答えします。 航空[…]
それでは解説です。
マイルを貯めるための前提知識
世界の航空会社は大きく3つのグループに分かれています。
・ワンワールド(JAL、アメリカン航空、カタール航空など)
・スターアライアンス(ANA、ユナイテッド航空、中国国際航空など)
・スカイチーム(アエロフロート、デルタ航空、中華航空など)
とりあえずJALマイレージを作って、ワンワールドをカバー
JALはマイレージカードが必要なので作成します。クレカを作りたくない人は、クレジットカード機能のないJALマイレージバンクカードを作成すれば大丈夫です。これでワンワールドグループのマイルをカバーします。
» JALマイレージバンク – JALマイレージバンク新規入会
ANAマイレージで、スターアライアンスをカバー
ANAのマイレージはカード作らず、アプリでOKです。便利ですね。
スカイチームはアエロフロート・デルタのどちらか
スカイチームの場合は、ヨーロッパ方面によく行くならアエロフロート、北米方面ならデルタ航空がおすすめです。
ちょうどフロリダへの航空券を予約するタイミングだったので、デルタ航空にしました。なお、LCCの利用が多い人もデルタがオススメです。理由は次の項目で説明します。
日本国内のフライトでデルタマイルを貯める
デルタ航空が開催しているスカイマイルキャンペーンで日本国内のフライトならどの航空会社でもデルタのマイルが500マイル獲得できるようになりました。
- 旅行期間:2019年4月1日〜2020年3月31日
- 対象フライト:日本国内の定期路線(すべての航空会社・運賃・クラス)
- 獲得マイル:国内線1回で500マイル、最大5000マイルまで
- 申請方法:FAXまたは郵送→Eメールに変更
他の航空会社のフライトでもデルタマイルがもらえるユニークなキャンペーン。以前は申請方法がFAXか郵送しかなく不便でしたが、Eメールによる申請が可能となりました。
デルタ航空のマイルは有効期限がないため、少ないマイルだとしてもコツコツと貯めれば将来的に役に立ちます。
LCCに乗る場合はジェットスターでJALマイルを貯める
エアアジア・ジャパン:BIGポイント
ピーチ:ピーチポイント
など、LCCは独自のマイレージプログラムを設定していますが、ジェットスターは条件付きでJALマイルを獲得することができます。
「ちゃっかりPlus」または「しっかりMax」のオプションとして「JMB」マイルを選択することが必要で、基本運賃のみの搭乗だとJALマイルを獲得できません。
» 参考:JALマイレージバンク – ジェットスター・ジャパン
まとめ
ゆるゆるマイルの貯め方は以上です。まとめるとこちらになります。
・JALマイレージカードを作る
・ANAマイルに登録
・デルタマイルに登録
・国内フライトでデルタマイルを獲得
・LCCはジェットスターに乗って、JALマイルを獲得
なお、マイルを使って航空券を予約するなら海外旅行に慣れていたら東欧、経験が少なければ東南アジアをオススメします。東欧と東南アジアのすべての国に訪問した上で、ランキングを作成したのでご覧ください。
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