未経験からの「ノマドワーカーへの一歩目」を現役ノマド5人に聞きました

「未経験からノマドワーカーになるのは難しくない」と現役のノマドワーカーたちは言いますが「じゃあ、何からやればいいの？」は周りにノマドの友人がいないと分かりません。

そこで、現役のノマドワーカー5人に「ノマドワーカーへの第一歩」を取材しました。正直に言うと5人中3人の答えは非常に近かった。働き方は人それぞれですが、ノマドまでの道のりの序盤は大きく変わらないようです。

ご協力いただいた、shoさん、harunaさん、KOHさん、本庄遥さん、ありがとうございます！

ノマドワーカーとは？

写真は僕がジョージアの首都トビリシで、海外ノマド体験「ノマドニア」を開催している様子

ノマドワーカーとは語源である遊牧民（nomad）のように決まった定住先を持たずに、日本中、世界中を転々としながら暮らしつつ、仕事も頑張ってる人たちのことを指します。

ただ、ノマドワーカーの実態には幅があります。僕は日本に自宅があって、半年を日本で暮らして残りの半年をノマドワークする形です。他にも、海外に自宅があって、海外拠点で旅をする人。スーツケース1つで旅をしながら暮らしている人もいます。

広義には「旅と仕事を両立している人たち」ぐらいを意味しています。それでは、本題です。

sho「目指す姿を決める」

日本人は言い訳をするのがうまいと思っています。「お金がないからできない」「英語ができないから無理」「周りの人と違う生き方は怖いからやめる」というたくさんの言い訳を耳にしてきました。その結果、一歩踏み出すことをしないという方が大半なのではないでしょうか。

もちろん初めてのことに不安があるのは当然ですが、その不安を上回る「ワクワクする気持ち」があれば良いと思っています。

とにかく「ワクワクする気持ち」をいっぱい増やしてください。ノマドワーカーになった後の自分自身の目指したい姿を想像して、たくさんワクワクしてください。テクニックとかノウハウとかは後からで良いです。

haruna「環境を変える」

いまの状況から変化するためには、まず周囲の環境を変えることだと思います。

いつも通り会社に行って、飲みに行って、土日は地元の友達と遊ぶ生活では、なかなか状況は変わりません。会社の休憩時間や飲みに行く時間を勉強時間に、土日の遊びは、地元の友達ではなくノマドワーカーの集まるコミュニティに参加するなど、日常に変化をつけてみましょう。

もし自分がナマケモノだなと思うひとがいたら、一気に大きな変化を付けることもおすすめです。わたしの場合、独立しようと決めてから家を解約し、住民票を抜き、ひとりで海外に出て理想の生活を追い続けました。変化する不安はあるかもしれませんが、なにも変化せずに歳を取るほうが、よっぽど怖いことだと思っています。

KOH「入ってくる情報を変える」

すぐにできることは、環境を変えることです。閉鎖的な環境に身を置いていては人生はちっとも変化しません。実際にノマドワーカーと話したり、SNSでフォローする属性をノマドワーカーに限るなど、オンラインで入ってくる情報環境を整備するだけでも環境を変えることができちゃいます。地方格差もありませんので、だれでもできます。

「環境を変える→自分の基準が変わる→ライフスタイルが変わる」と、望む未来を実現するための第一歩は環境整備です。

本庄遥「ノマドワークに触れる」

ルイスさんの記事で言うのもなんですが（笑）「とりあえずノマドニアに参加してみては？」が一言目にきます。アスリートであれば、ぜひうちの「ノマドアスリート」に参加してみて欲しいです。

理由は、ノマドワーカーになりたい！と言っている時点ではおそらく「何をしたいか」が決まっていないからです。

なんとなく「ノマドワーカーって自由そうでいいな」と思っていますよね？それももちろんですが、ノマドワーカーの醍醐味は「好きな人と仕事ができて、仕事内容も楽しいと思えるようになること」だと思っています。

場所や時間が自由になっても仕事が楽しくなければ意味がないので、まずは「ノマドワーカーとしてどんな仕事をしたいのか」に触れることが大事だと思います。

ルイス前田「友人関係を変える」

働き方を変えるのに、最も簡単な方法は友人関係を変えることです。ヒマラヤ写真家、週末世界一周の会社員、ジョージアの起業家などと接しているおかげで、ノマドワークの他にもたくさんのユニークな働き方が実現することを学びました。

しかも、実践者はみな同世代で、いい人たち。決して、天才ではなく努力を続けてきた人たち。

ということは、自分が理想の働き方ができるかどうかは自分次第で、きっとできるはずだ！友人たちのおかげでそう考えられるようになりました。

周りにノマドワーカーの友達がいなければ、例えば、ジョージアで開催している海外ノマド体験「ノマドニア」や複業チーム「スラッシュワーカーズ」などに入ってみたら、職場や学校では出会えなかった人たちがいます。ぜひ、居心地良さそうな環境を見つけてください。

ノマドワーカーになりたいと思った方に「ノマドニア」

ノマドニアはノマドの聖地「ジョージア」で開催中の海外ノマド体験です。1ヶ月で10種類のノマド向け職業を経験することで、想像ではなく手応えを決め手に仕事選びができます。職業は早い段階で月5万円を稼ぐことができるリモートワークから選抜しています。