やりたいことは全部やりたい。ノマドニアに参加して自分に合っている生活スタイルが見つけられた。

hinano
  • 2024.08.29

今回はノマドニア卒業生の武田ひなのさんに、ノマドニア参加前はどんな生活をしていたのか、そして参加してからの心境の変化、今現在までのお話を伺いました。

 

インタビューを受ける人

 

ノマドニア編集部
こちらの記事はノマドニア編集部よりお届けします!

 

ライフプランを考えた時にパソコン1台で仕事がしたかった

ーー自己紹介お願いします。

武田ひなのと申します。富山県出身で今は神奈川県に住んでいます。

大学を卒業して社会人を2年間経験してから退職して23年の5月にノマドニアのジョージア13期に参加しました。卒業後ジョージアで3ヶ月ほど暮らした後日本に帰国して現在に至ります。

 

ーーありがとうございます。ノマドニア参加前はどんなことをしていましたか? 

大学卒業後に新卒で入った無印良品で正社員として2年間働いていました。基本的には接客と販売の仕事をしていて生活雑貨のレイアウト提案や配送の手続き、内部的な仕事だと在庫管理や働いている人たちの統括をしていました。

2年目になると部下育成の方にシフトしまして、1年目の業務に加えて店舗のオペレーション管理、生活部門全体の管理、あとは売場のレイアウトを考えたりしていました。

 

ーー2年間勤めていた会社を退職したのはどうしてですか?                                                

その当時は業務量が多くて朝から晩まで毎日働いていたので、心や時間に余裕がなく限界だったのがいちばん大きいです。現場での仕事をずっと続けていくのは大変だなと考えていました。

 

特に今後、結婚や出産で自分のライフプランが変わった時に好きな仕事でも辞めないといけない問題に直面すると思うんですが、それがもったいないなと感じていて。自分のライフプランが変わった時も続けられる仕事をしたいなと思っていました。

 

それに旅行も好きなのでパソコン1台でどこでも仕事ができるオンラインの仕事か、在宅ワークを取り入れているような会社に就職しようとその時は考えていましたね。

 

これしかない!迷うことなくすぐに行動に移していた

ーーそれでは退職してからノマドニアを知ったんですか?

退職をしてから次に新しいことをしたいということだけはあったので、普通に就職するという選択肢や好きなことを通してアルバイトするか住み込みで働こうか色々考えていました。そんな時にInstagramで私のフォローしてる方がノマドニアに参加する、ジョージアに行くというストーリーをあげていて、気になってたどっていたらノマドニアが出てきたんです。

その後、無料相談もあるしとりあえず話だけ聞いてみようと無料相談会に申し込みをしたのが始まりでした。

 

ーーそうだったんですね!では参加を決めた理由はありますか?

私、基本的に行動に対して迷うことがなくて。ノマドニアは海外で試住と試職というコンセプトがあると思うんですが。

世界各国で講座が開催されていて旅にフォーカスしているところ、パソコン1台で10職種の体験ができるところ、この2つのコンセプトが当時の私にドンピシャにはまったので、これしかないという感じでノマドニアを選びました。

 

はまるものがあればすぐ行動するのでそこまで迷いはなかったです(笑)。自分の求めていることが合致したのですぐに行動に移せました。

 

ーー行動力が素晴らしいですね。参加することに不安はありませんでしたか?

実際起こってからの不安とかの方が大きいので、あまり事前の不安はなかったです。不安があれば聞けばいいし、聞いたら解決すると思っていました。

 

ノマドニア参加中からの行動力が結果に繋がっている

ーーでは実際に10職種体験してみての感想は?

全般的にクリエイティブ系、動画編集やデザイン系のお仕事は結構合っているなと思いました。分析系、マーケティングとかSNS運用、広告運用っていうのはちょっと合わなかったという感じはしました。

体験してみて好きだなと思ったのは、デザインとコーチングですね。この2つをやっていこうと思いました。

コーチングに関しては対人支援も好きだったので、好きがそのままやりたいという気持ちになり迷いはなかったんですが、具体的にどういうロードマップで行こうかなとは考えていました。

実は最初は即金性をすごく大事にしていて、その当時は貯金を切り崩してジョージアで生活をしていたのでライティングとか動画編集をやりますって公言していたんです。実際ライティングのお仕事をしてみるとSEO対策を考えるのがちょっと難しくて諦めました(笑)。

 

ーー色々経験して分かった事もあるんですね!滞在中の思い出はありますか?

ジョージアで有名なホステルがあるんですが、渡航してから最初の1 週間はそこのホステルに泊まっていました。そこでいろんな国の方との交流や、同じ部屋に泊まっていた人たちとの交流がすごく楽しかったです。

その後同じホステルに泊まっていたノマドニアの同期と1ヶ月くらいシェアハウスで生活していたんですがそれもとても楽しかった思い出です。

 

あとノマドニア中は結構アクティブに動いていました。カフェに行ったり映画館へ行ったり。イベントが好きなのでデザインや本のイベントがあったらよく足を運んでいましたね。

 

それとジョージアの大学には日本語学科があったので日本語のティーチングにも興味があり、大学にアポをとって見学へ行ったりしていました。

 

ーー卒業してから仕事はどのように探していましたか?

実はノマドニア参加中から動いていて、当時のデザインの講師に「お仕事なんでも下さい」と言って直談判して初めて仕事をもらいました。

今も継続して一緒にデザインのお仕事をさせていただいているんですが、3ヶ月周期でプロジェクトが動くので終われば一旦ちょっとお休みがあって、また手伝って欲しいという案件があればそれを一緒にやるという感じです。

デザインのお仕事に関してはよくあるクラウドワークスで案件を取ったりとかSNSで取ったりということはしていなかったですね。

 

ーーそうだったんですね!では初案件って意味ではすぐにお仕事開始されていましたか?

ジョージア滞在時はお金がなかったので自分のスキルを活かせるようなライティングや英語系のコンテンツ制作を、クラウドワークスの案件に応募してやっていました。

デザインのお仕事の初案件は、やりながら練習もしていたので実際に報酬を頂いて収入に繋がったのはもうちょっと後になります。

 

ーーノマドニア参加中から案件にも応募してお仕事をされていたんですね!

そうですね、同期で1人行動している子がいて。その子が「 え、やらないの?」というような感じだったんです。

私はノマドニア中に行動するという概念がなかったので「やってもいいんだ。じゃあ始めておこう」と触発されて行動を開始しました。

 

やりたいことは全部やりたい。全てはデザインに繋がっている

ーー行動力は大事ですね!それが今の仕事にも繋がっていますか?

そうですね。WEB制作とかホームページ関連は講師の方と今も一緒にお仕事をやっています。

 

あと実はノマドニアから帰ってきて、去年の9月から今年の3月まで箱根のホテルで働いていたんです。帰国してから実家しか家がなかったんですが実家を出たかったんですよね。

ただ、オンラインだけの仕事で生活していくほどまだ稼げていなかったのでなにか行動しないとって考えていて。その時に、好きな英語とデザインを活かすことができて尚且つ住み込みで働けるような仕事を探していたら、前から行ってみたかった箱根がドンピシャにあったんです。それで即行動して飛んでいったって感じですね(笑)。

その期間7ヶ月間はオフラインとオンラインのハイブリッドでずっと仕事をしていました。

 

ーーホテル勤務もしていたんですか!そこでデザインのお仕事もするように?

そのホテルはアートに力を入れているホテルで「デザイナーをやっています」と言ったら併設しているレストランのメニュー作成とかイベントのフライヤー作成をお願いされるようになりました。

デザイナーとしてWeb制作ばかりをしていたので、フライヤー作成とかはあまりしたことがなかったんですが、デザインの知識としては使えるかなと思ってそこで練習をいっぱいさせてもらったのでできるようになりました。

 

ーー行動力が人一倍ありますね!では今はお仕事は何をされていますか?

やっぱりまた新しいことをしたくなってきて(笑)。

今年は日本語講師をやりたくて、関連するお仕事がしたいと今年の目標として掲げていたんです。何かアクションしたいなと思った時に日本語学校の運営のお仕事を見つけたんですね。

そこでは日本語学校に入学した学生を案内したり、授業内容の説明や相談に乗ったりコンサル的なことをしています。あとはバックオフィスの業務で、日本語講師の先生と生徒の連携をやったりと運営もしています。

それと日本語学校でイベントがあればフライヤー作成もしています。

 

ーー旅館でも日本語学校でも「デザインをやっています」と公言しているから別の仕事に繋がったりもしていますね!

あ。そうですね(笑)。全然お仕事始める時は知らなかったんですが、デザイナーやっていますって言ったら仕事を振られたりとかしますね。

 

自分の好きなように生活ができれば海外ノマドにはこだわらない

ーーいいですね!特にオンラインにこだわっているわけじゃなくやりたい仕事をやっている感じですか?

そうですね。オフラインはアルバイトとか業務委託で契約していて、基本いつでも動けるような体制を取っています。シフトとかは調整してもらっていることが多く、働く時間も週に3日だけとかにしていつでも動ける体制にしつつ。

自分がやりたいことがあれば動きたいので、ちょっとわがままですが自由な感じでやっています(笑)。

 

私、ノマドニアに参加してから海外ノマドにならないといけないってマインドでいたんですね。でも、終わった後に生活できてやりたいことができれば、オフラインでもオンラインでも全然いいと思えて。

そういう働き方もあるんだよというのを伝えられたらいいなと思っています。

 

ーーいいと思います!では今は日本語学校の仕事とオンラインでデザインの仕事の2つがメインですか?

実はオンラインの中にも2つ軸がありまして。1つがデザインスクールの講師兼メンターの仕事なんですが、受講生に対して週一の面談してデザインの添削したり案件獲得するためのメソッドを教えたりコーチングっぽくケアしていくお仕事をしています。

 

もう1つが大きい軸ではないんですが日本語教師の教師側としても仕事をしたいと思っていたので、オンラインの収入をまた別軸で安定させたく今勉強中です。

 

あと最近Notionでもサイトのようにレイアウトが作れるようになったので、Notionでのオリジナルテンプレート作成も自分のサービスとして提供しています。なのでお仕事の受注が入ればやるという感じです。

 

ーー今後はしばらく日本ですか?

そうですね。ノマドニアに参加して実際にジョージアで生活してみて海外は住むのとはちょっと違うかなと感じたんです。期限がないとただの生活になると感じたので生活するなら日本がいいですね。

海外へ行くにしても1週間から3ヶ月くらいの期限をつけて行くのがいいって自分の中でベストを見つけられたのでそうしていきたいと思っています。

 

やってみて違ったら変えればいいだけ。体験することに価値がある

 

ーー試住してみて気づいたことですね。ノマドニアの参加を検討している方に伝えたいことはありますか?

収入の軸を増やしたい人にお勧めしたいなと思います。今の時代は別のサービスも沢山あるから、付加価値をつけるとしたら海外でノマド生活をしながら体験ベースで職業を学べる。

体験だからいつでも選択肢を変えることができるよという部分は本当にお勧めしたいです。

 

気軽に参加して体験して違ったら変えればいいし、それくらいの気持ちで参加してもいいと思うんです。ただもちろん金銭面の問題もあるとは思うんですが、お金って後からついてくるものだと思っているので。

もし迷っているならその時間がもったいないのでとりあえず行動してから決めたらいいというのが私のマインドです。

 

それに、卒業後にもずっとコミュニティに参加させていただいていて、そこから繋がりができたりお仕事もらえたり、分からないことが聞ける環境があるというのはとても大きいなと思っています。

 

ーー最後に、ノマドニアに参加していかがでしたか? 

ノマドニアは体験ベースでやれたというのが私的にすごくフィットしていて、価値を見出せた感じがしました。

オンラインの仕事ってやってみないとわからない中で、大金を突っ込んで専門のスクールに入りたいとは思えなくて。スクールって入学したらやりきらないといけないじゃないですか。そこが自分には合わなくて(笑)。

 

その点ノマドニアの講座で10職種の職業体験をして、自分の好き嫌い、合う合わないがわかったのは良かったですね。

あと、オンラインの仕事をしたり個人事業主として生活していくためには自分の強みや自分が何ができる人かという棚卸しをするべきだと思っていて。その自分の強みをちゃんと分析して得意なことを言い続けたり発信したりしていくとどんなことでも誰かの役に立つんだなという発見がありました。

絶対誰しも強みがあるはずだからそこを見つけられたのが良かったと思っています。

ノマドニアって自分自身の強みを理解している人ばかりで、私がすごくネガティブに捉えていた性格を、この人の役に立つじゃんって提案しくれる人がたくさんいるんですよ。

サービスを考えるマーケティング力や、そういうアイデアが出てくる人たちが沢山いるから。意外とこれも仕事になるんだってことが私はすごくありました。それに気づけて私は良かったなって思います。

 

だから仕事はやっていて苦じゃないんですよ。すごく楽しいし自分のやりたいことや得意なことが、誰かの役に立っていてそれで報酬をいただけるので。やらせていただいてるって感じでそれが幸せです。

 

ーーありがとうございました!今後の活躍も応援しています!

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