リセットした自分に生まれ変わって人生が豊かになった

今回はノマドニア卒業生の三井香澄さんに、ノマドニア参加前はどんな生活をしていたのか、そして参加してからの心境の変化、現在までのお話しを伺いました。

 

インタビューを受ける人

  • 三井香澄さん(32歳)
  • 職業:Webライター/派遣社員 
  • ノマドニア参加期:韓国0期(2023年10月〜)
  • 16Personalities:主人公(ENFJ)
  • Xアカウント

 

ノマドニア編集部
こちらの記事はノマドニア編集部よりお届けします!

 

大嫌いだった病院

ーー自己紹介お願いします!

カスミと申します。平成4年生まれの32歳で出身は三重県です。ノマドニアにはちょうど去年の今頃、10月末から開催されていた韓国0期に参加しました。

今は地元の企業で派遣社員として事務のお仕事をしながら、副業でWebライターをしています。

 

ーーありがとうございます!ノマドニアに参加する前は何をしていましたか?

専門学校を卒業してから10年間、ずっと同じ地元の病院で医療事務をしていました。病院での受付業務や、私が働いていた病院に入院施設があったので病棟での事務仕事などですね。

一通り経験した後は、先生と一緒に診察室に入って隣で患者さんのデータをまとめて入力するようになっていました。最終的には先生の秘書のような感じで、書類作成のお手伝いもしていました。

 

ーー10年間も勤めていたんですね!もともと医療事務のお仕事をしたかったんですか?

高校生の時、大学をどうするか進学を考えていた時にやりたいことがなかったんです。大学に4年間通って何ができるんだろう、ただ4年間高いお金を払っても結局OLになるんだろうなと考えていて。

そういったことを考えていたら、手に職をつけて早く社会に出ようと思ったんです。それで自分がやりたいことや今まで影響を受けたことは何だろうと考えたら、なぜか病院がその時に頭に浮かんだので医療事務を仕事にしようと思いました。

 

じつは子供の頃はすぐに風邪を引いたり熱を出す子だったので、とても病院にお世話になっていました。でも病院が大嫌いで、病院に入ったとたんに号泣するし診察室に入るのにも羽交締めにされながら入るような子だったんです(笑)。

嫌いだった病院の中でも「シールあげるね」と優しく話しかけてくれた人が医療事務の方でとても憧れていました。そんな想いから、大学にも受かっていましたが、高校の先生に説得され半分叱られつつも最後には折れてもらい進学は辞めて医療事務の専門学校へ行きました(笑)。

 

ーーそれだけ嫌いだった病院に勤めることになったんですね!

そうですね。結局勤めた病院は小児科とかではなく普通の総合病院でしたが、不安な気持ちで来ている人を少しでも笑顔にできたらいいなと思っていました。

人と喋ることが好きなので、そういったところで力になれるんじゃないかと思い、病院が嫌いな方に寄り添えたらいいなという気持ちではいましたね。

 

ーー自分自身が患者側の立場だったから気持ちがわかる部分はありますよね

やはり診察室に入って先生の話を聞くまではみんな不安ですよ。大きい病気だったらどうしよう、手術って言われるんじゃないかと思って座っている人がたくさんいるので、少し喋るだけでも不安がやわらぐんですよね。

後で「お姉ちゃんのおかげで楽になったわ」とか「大丈夫だったよ」と話しかけてくれる人がたくさんいたので、働いていてとてもやりがいを感じていました。受付は病院の顔だからと言われ続けていたので、割と接遇なども厳しく指導されていましたね。

 

受かっていた企業を辞退してまで参加を決めたノマドニア

ーーノマドニアはどこで知りましたか?

韓国が好きだったので韓国のことを検索していたら、たまたまInstagramの広告にノマドニアがポンって出てきたんです。こんなワークショップがあるんだと興味を持ちながらも、その時は働いていたし参加はできないなと感じていました。

でも退職を決めて転職活動をしている時にもまた、広告がポンって出てきたんですよ。転職して新しい場所で働くよりも、ノマドニアに参加してみようという気持ちになりました。

 

ーー10年勤めた病院を辞めて、転職活動をしていたんですか?

当時はコロナ禍で、職業柄他の人たちよりもかなり行動制限が厳しかったんですよね。自分たちがウイルスを持ち込まないため仕方ないとは思いながらも、休日の楽しみは無くなっていきました。

直接言われはしないけど、休日に出かけていただけで罪みたいな圧力や視線を浴びるようになっていて。もちろん遠出はできないし旅行にも行けない。

海外なんて絶対に行けないし、普通に仕事をしていてコロナに感染することもありました。自分もやりたいことをやれていないし患者さんもピリピリしている方が多くて、働いているだけでストレスがどんどん内側に溜まっていき、爆発寸前で辛い時期を過ごしていたんです。

 

ーーそれは大変な時期を過ごしましたね

しかも今まで働いてきて人事の評価が曖昧だったんですよね。自分たちはどれくらい頑張れば評価をしてもらえるのか、いまいちわからない状態でずっと働いてきたんです。

今どれくらいの評価をされているのかが目に見えていない状態で、面談とかもないがしろにされ始めちゃって。仕事が楽しいから働いてきましたが、それに見合う評価をされている気がしなくなってきていましたね。

 

後から若手がどんどん入ってくると覚えることが早かったりとても勢いがあったので、それを見ていると私はなにもできていないんじゃないかと感じていました。そういったことが重なって、自分がこの場所でできることはないと思い辞めようと思ったんです。

 

それにコロナで芸能人の方が亡くなったり全国的に亡くなってしまう方が多いニュースを見ていると、このままずっと働いていて万が一自分がそういった状況になってしまった時に絶対に後悔すると感じて。「もうやりたいことをやろう」「ここにいてもどうしようもない」という気持ちに切り替わり退職しようと決めて転職活動を始めていました。

 

やりたいことはやる。行動に移せるように。

ーー仕事をしながらの転職活動はいかがでしたか?

色々な会社を受けてきました。もともとYouTubeを見たりSNSをずっと見ているタイプだったので、作る側とか発信する側は楽しそうと思っていてWeb系の仕事に興味があったんですよね。

Webマーケターのお仕事に転職したいと思っていて一社受かっていましたが、そのタイミングでノマドニアの広告にまた出会ってしまったんです(笑)。一社受かってはいたけど、別の興味があることが入ってくるというタイミングがいつも多いような気がしていたんですよね。

これは運命というか自分にチャンスが飛んできていると感じて、受かっていた企業さんに「じつはどうしてもやりたいことがあります」と伝えて「それなら絶対にやってください」と言ってもらえたので、辞退して家族に韓国に行くことを伝えました。

 

ーー家族も急な展開にびっくりされたでしょう?

私はあまり自分のやりたいことを言ってこなかったタイプなんです。子供の頃からあれ買ってこれ買ってとか、自分のやりたいことを言わずに育ってきました。

家族に伝えた時は、30歳過ぎて初めて自分であれやりたいこれやりたいと言って「すごく楽しそうだったから」と言われてすんなりと送り出してくれました。「あなたの人生だから好きにしたらいい。もう大人なんだし」って感じでしたね。

 

ーー受かっていた企業を辞めてまでノマドニアに参加したかった理由を伺ってもいいですか?

コロナ禍前までは毎年、友達や職場の同期と年に2回韓国へ行っていました。K-POPがきっかけで韓国に興味を持つようになり、韓国文化やコスメをたくさん調べていて春に行ったらまた秋に行くというようなサイクルでしたね。

 

そんな中コロナ禍で韓国に行けていない時期が何年も続いていたので、そろそろ韓国へ行きたい気持ちが大きくなっていました。ノマドニアの講座をみると、自分のやりたいことや興味のあることがギュッと詰まっていたので、これは私のためにあるのではと思えるくらいの内容ですぐに申し込みをしました。

それに年に2回韓国へ行っていた時は、買い物をしている中で推し活もしたかったんですが、韓国語が喋れなかったので少しハードルが高かったんです。ノマドニアに参加したことで韓国に行って初めて向こうで推し活ができました。

 

講座後もフォローしあえた仲間

ーー実際10職種受けてみていかがでしたか?

今まで病院の事務というとても狭い世界にいて、初めての職種ばかりで裏側を見れた感じがして楽しかったです。いずれ仕事にしたいと思っている講座の数々で、すべてに興味が持てたし毎回前のめりで講座を受けていました(笑)。

その中でも前職で仕事をしていたこともあり、リモートアシスタントの講座を受けてみて好きだなと感じました。同期からも「絶対得意でしょ」と言われて、考えてみたら企画を出したり挨拶文を作成したり今までしていたことだと気づいて、仕事にできると知りやってみたいと思いましたね。

 

ーー同期から言われた一言で改めて気づくことができたんですね!

そうですね。あと今やっているWebライターのお仕事や動画編集も楽しかったし、SNS運用も楽しいと感じましたが、体験していく中で少し大変そうと感じる部分もありました。

Webマーケティングの講座は数字が得意ではないこともあり、分析することが自分には向いてないと思いましたが嫌いではなかったです。だから「これはできない!」と思うような講座はなくて、全体的に興味がある講座だったので自分の中で選択肢が広がっていくつも掛け合わせたらできるかなと考えながら講座を受けていました。

すべての講座が楽しかったし好きでしたね。

 

ーー韓国滞在中の想い出はありますか?

同期の子と3人でシェアハウスに住んでいましたが、夜中まで課題をしたり休みの日に出かけたりとても充実していました。初めて韓国でやっている推しのポップアップショップに同期を誘って行けたことが嬉しかったです。

たまたま行ったその日にポップアップショップに推しが遊びに来ていて、ファンサービスでサインを書いていたんですよ!それを外から息を飲んで見て写真を撮ったりして、初めての推し活がとても楽しかったし嬉しかったですね。

 

ーーやっと推し活ができたんですね!同期は何人いましたか?

韓国0期は他の期と比べると割と少なくて、男の子が1人とあとは全員女の子で7人でした。何かと全員で行動することが多くて、講座の1日目に課題がでた日は終わった後にワーキングスペースに行って食堂でお昼ご飯を食べてからみんなで課題をして、最後には制作物を見せ合って意見交換をしていました。

みんなで課題をしてアドバイスし合っていたので、そこで自分の得意不得意に気づく子も多かったです。私も自分で気づいてはいませんでしたが、同期にその時みっちゃんと呼ばれていたんですが「みっちゃんこれ苦手だって言ってたけど得意だよ」とか「多分向いているよ」と言ってもらえて、常に全員でお互いをフォローし合えていたことが1番の思い出ですね。

 

ーーそれは良い関係性ですね!

すごく仲が良かったと思うんです!毎回、講座が終わったら講師の方と写真を撮るじゃないですか。絶対に毎回違うポーズで撮るという私たちの目標があって、その時の講師の方にちなんだものとか絶対に被らないようにどこの開催国よりも凝ってやるという謎のこだわりがあって(笑)。

 

同期の中に一眼レフカメラを持ってきている子がいて、その子がすごくいい写真を撮るんです。自然体で喋っている瞬間をたくさん残してくれていて、写真を見ても当時を思い出せるのでそれも良い想い出ですね。

推し活も楽しかったですが、何よりバランスの取れた個性あふれるメンバーと過ごせて、本当に楽しかったです。1ヶ月の講座が終った後はみんな泣いちゃって…。

1人ずつに手紙を書いて渡している子がいたんですけど、その時に貰った手紙は宝物ですね。

 

ーー同期のチームワークが良かったんですね! 

課題をするのも楽しかったし、同じ目標を持つ同期がいることが本当にありがたかったです。課題が終わらない時は、夜中の2時〜3時までZoomを繋いで寝ないようにみんなで協力し合っていましたね。

毎回、講座の座る場所も固定せずにアプリに名前を入れてシャッフルして決めていました。私はいつもシャッフル係でしたが、講座会場に着いたらパソコンを開けて「はい、今日はこの席ですよ」って言って席を決めていましたね(笑)。

 

本当の自分に戻ることができた

ーーノマドニアに参加したことで変化したと思うことはありますか?

今までは安定を求めて、言ってしまえば敷かれたレールを歩いているタイプだったんです。ずっと優柔不断で何かをするにもひとりじゃ決められずに、思っていることもあまり発言していなかったですね。

人に合わせる方が楽だったし自分が大人になりきれていない部分があって、たぶん自分に自信がなかったんでしょうね。実家に住んでいるし、いつまでも子供気分で甘えている部分がありました。

 

ノマドニアに参加したことで初めて1ヶ月間実家から離れて生活して、自分のことはもちろん自分でやらなきゃいけないし、3人で住んでいるにしても人に任せっきりではなく、みんなでやることは役割を決めて生活していました。シェアハウスに住んだことで、この年まで気づいていなかった親のありがたみを痛感して反省しましたね(笑)。

卒業後に帰国してからは1日の過ごし方も大きく変わって、自分でやると決めたことはやる、朝は決まった時間に起きて仕事して休憩してと生活リズムもしっかり整いました。いまさら恥ずかしいですが、自分自身の生活を見直すことができました。

 

ーーご両親も驚いたんじゃないですか?

両親も私もお互いにあまり言葉で伝えないタイプなので直接は言ってきませんが、色々自分からやるようになったんだと思ってくれていたら嬉しいですね。やりたいことがあってそこに向かって挑戦している姿を初めて見ると思うので何も言わずに見守ってくれています。

今までは何をするにも人と違うことをするのはどうなんだろう、好き勝手やっちゃいけないのかなと思うタイプだったんです。今は流されるままではなく、自分で決めて自分が思うようにやりたいとそういった気持ちが芽生えました。

 

ーー自分の気持ちに素直に行動できるようになったんですね!

性格も自分の中ではすごく変わったと思っていて、もともとは人懐っこくて人見知りもしないし、人と喋ることも好きで明るい感じだと自分では思っていたんですよ。前の病院に勤めてしばらくはそのままでしたが、少し意地悪な人や言い方がきつい人がいまして…。

その人の下で働いているとどうしても影響を受けてしまって、自分も後輩に対して同じような態度になってしまう部分があったんです。もちろんいい影響も沢山受けましたが残念ながら悪い影響も受けてしまって、自分はそんな態度をしたくないけどそれが正しいと考えてしまい、どんどん嫌な自分が形成されていったんです。

心の中では優しくしたいと思っていましたが優しくできなくて、言葉にできなかったり上手に表現できないこともあって10年の間苦しんだ時期もありました。自分のことがすっごい嫌な人間だなと感じ始めてから、こんな先輩は嫌だろうなとかこんな先輩に指導されて申し訳ないなと罪悪感でいっぱいでした。

退職する時には謝ろうと思ったくらいです。あの時の自分は本当に大嫌いでした。

 

ーー今は自分のことが好きと言えますか?

今は元の自分に戻れたので好きです。だから後輩に「本当にごめんね、私どうかしてたわ」と伝えてから辞めようと思っていましたが、その時もそれを言えない変なプライドがあって。

でも後から後輩に「確かに厳しいし怖いと思う時もあったけど、その指導をしてもらえていなかったら今独り立ちできていなかったと思います」と言われたんです。自分のことを少しだけ許してもいいかなと思えましたが、私はこんな人間になりたかったわけじゃないという気持ちは引きずっていました。

 

今はプライドも自分の嫌なところもすべて前の会社に置いてきたので、自分の中でその時にあったモヤモヤはなく自分のことが嫌いという気持ちもなくなりました。本当の自分にやっと戻れたんだなと感じましたね。

 

生活の基盤を作りたくさんのことに挑戦したい

ーー卒業して最初の案件はどうされましたか?

最初の案件はノマドニアの講座中にクラウドワークスに登録していたので、帰国してからライティングのお仕事に何件か応募しました。その中の一社から「是非お願いします」ということで、そこからずっとライティングのお仕事をさせてもらっています。

 

ーーライティングをしようと思ったのは講座の中でやりたかった職種でしたか?

帰国してすぐにフリーランスになろうとは考えていなくて、ある程度お金を貯めたいと考えたのでまず定職につこうと思いました。定職の仕事探しと同時進行でオンラインでできるライティングの仕事探しをしていたんです。

いちばん挑戦したかったのはリモートアシスタントでしたが、そうなると働いてる方のサポートになるので、同じ時間で稼働できるという条件がほとんどでした。仕事をしながら毎日何時間も時間をさくことは難しいので、リモートアシスタントは一旦置いといて、まずはできることから始めようと思い、隙間時間でもできるライティングをやってみようと思い応募していました。

その後定職で探していた派遣先が決まり、地元の大手企業の事務員として平日は月〜金まで働いています。週末は単発のバイトへ行ったり、空いた時間でライティングのお仕事もしています。

 

ーーWebライターではどんなお仕事をされていますか?

ブログを運営されている管理の方がいらっしゃって、その方の下でアシスタントをさせてもらっています。記事を書くこともありますが、記事の更新をしたり新しい記事に対して別の情報が出ていないか調べたりと、記事に関する全般のお仕事をしています。

多ければ週に1〜2本ほど依頼が来て記事作成をしていますが、その月によって波があるので安定しているわけではなく勉強だと思ってお仕事をさせてもらっています。

 

ーー今後の展望を伺ってもいいですか?

今やっている派遣は大切な収入源なのでできる限り続けたいと思っていて、ライティングの仕事は正直収入の柱にするにはあまりにも少ないので、違うことにも挑戦しようと考えています。思えばノマドニアの卒業の時に「2年後にフリーランスになる」と宣言しているんですよ(笑)。

今1年経ったので来年には絶対にフリーランスになるという目標に向けて進むのみだと思っています。同時にノマドニア講師もやりたいと思っていて、何の職種の講師ができるのかわからないですが、どんな職種でも依頼される人になれるように勉強しようと考えていて、その意欲は今高まっています。

リモートアシスタントに関してはやりたい仕事ではありますが、時間が取れないと難しいと思うので今の段階ではあまり現実的じゃないと思っているんです。Xでノマドニアに参加されている方のポストを見て勉強させてもらいながら、半分参加しているくらいの気持ちでデザインが楽しそうだと影響を受けています(笑)。

他にもライティングで少し行き詰まった時に、友達と遊びに行った動画を編集したり、自分のSNSも動かしているので今はやりたいことがたくさんあります!!

 

人生をリセットすることができた環境

ーーノマドニアに参加した感想を伺ってもいいですか?

参加すると決意をした自分に感謝しています!今までの人生でたくさん迷ってきたけど参加したことでようやく自分の選択は正解だったんだと思って、あの時の自分に100点をあげたいです(笑)。

友達には「人生1回リセットしてきます」と言って日本を飛び立ちました。参加したことで自分が生まれ変わったと思っているので、きちんとリセットできたと思えたんです。

 

あと性格が変わったという部分もあると思いますが、前よりも周りの人に感謝したり時間の使い方や人を大切にしたり、当たり前になんとなくしていたことをすごく意識するようになりました。ノマドニアに参加したことによって、適当に生きるのではなく、しっかりと自分のやりたいことができているので、人生がすごく豊かになっていることを体感できるようになりました。

 

ーーコミュニティの良さはどんなところだと思いますか?

出身地も違えば年齢もバラバラだったので、絶対に出会わないであろう人たちに出会えたことが良かったです。

韓国が好きということは共通しているけど、好きなアイドルも違えば普通に生活していたら絶対に出会わない人ばかりでした。その同期のみんなに出会えたことも大きくて、今でも月に1回Zoomで話して近況報告をしているのでとても支えられている気持ちになります。

かけがえのない仲間に出会えたことが大きな財産になりましたね。

 

あと、ノマドニアにいる人たちって絶対に他人を否定しないじゃないですか。今まで自分の周りに否定してくる人が多かったのか、自分には何もできないと感じてしまうことも多かったんです。

それとは真逆で、ノマドニアのコミュニティは、自分が何か新しいことに挑戦しようとした時に肯定してくれたり褒めてくれたり認めてもらえるので、その暖かい環境がとてもありがたかったです。

 

ーー環境は大事ですね!

それとSlackのお仕事募集チャンネルがあるじゃないですか。募集も頻繁に出ているし、自分にできそうな仕事があったらメッセージを送って実際に応募できる繋がりがいいですよね。

※ノマドニア内で仕事を募集しているチャンネル

ノマドニア出身の人の知り合いだから絶対大丈夫と信用されている感じがあって、そういうことがあるとやっぱりコミュニティに入っていることは強いなとその時に感じました。

 

それにSlack内で自分が投稿すると、全く関わったことがない人でもスタンプを押して反応してくださったり。反応してもらえると漠然と誰かが応援してくれているんだと思えてやっぱり嬉しいですよね

Xで見ていて自分はすごい環境にいるのかもしれないとたまに思うんですよね(笑)。Xでポストするとコメントくださったりするので、とてもありがたいし見てもらっているなら頑張らないとなって思えます。

 

ーーノマドニアの参加を検討されている方に伝えたいことはありますか?

私は韓国0期に参加しましたが、韓国特別回の募集の時から見ていたんです。その時は仕事をしていたので諦めていたんです。

仕事があるから行けないとか、退職して無職になるのは大丈夫かなと考えてしまい1回流して次のタイミングでノマドニアの広告を見て参加したので。だから広告なりノマドニアに関する何かを見た時に、参加してみたいと感じたらその直感を信じてすぐに行動してもいいんじゃないかなと思います。

 

やらずに後悔するよりやってから後悔した方がいいと思う派なので、やりたいことがあるなら絶対にやるべきだと伝えたいです。私は参加した後に行ってよかったと感じたので、何も恐れず飛び込んでください!参加してしまえばコミュニティにいる方々も全員味方ですから。

新しいことを異国の地で始めることは絶対に不安だと思います。でも、自分以外の人が全員自分の応援隊だと思えば怖いことではないなと思うんですよ。

 

だから迷っているなら、あとは自分が参加するというマインドに変えるだけだと思うんです。とにかく人生1回なので絶対にやって欲しい、参加して欲しいとは思います。参加してみたい気持ちが少しでもあるなら迷わずに参加して欲しいですね。

 

ーーありがとうございました!!今後の活躍も応援していますね!

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