今回はノマドニア卒業生の長島健太朗さんに、ノマドニア参加前はどんな生活をしていたのか、そして参加してからの心境の変化、今現在までのお話を伺いました。
インタビューを受ける人
胸を張って「自分は◯◯だ!」と言えるまで帰国しないと決めた
ーー自己紹介お願いします。
名前は長島健太朗です。出身は長野県で28歳になります。
ノマドニアは2年前の2022年7月に、ジョージア5期に参加しました。卒業後は2年間日本に帰らず、現在はガンジス川があるインドのバラナシという街に滞在しています。
仕事をしながら世界中の旅を続けてまだ日本に帰らないと僕は意地を張って決めているので、今のところまだ帰っていないですね。
ーー2年間1度も帰国していないのは本当にすごいですね!!
2年帰国していないことは「それはすごいね」とか「よくやっているね」って言ってもらえることが多いですね。日本に帰っちゃうと日本は快適だし便利で、実家に帰ったとしたら何でも揃っているし多分やる気がそこでなくなっちゃうと思うんですよ。
僕が日本を出る時に無理を言ってお別れした人もたくさんいるし、すごく応援してくれている人もたくさんいるので、まだ何者にもなりきれていない状態で帰る顔がないと思っていて。もっと胸を張って自分は何者だよと言える肩書きをしっかり作ってから帰りたいなという決意があるので、まだ日本に帰る事はないですね。
あとはそもそも日本より海外で生活する方が何倍も刺激的で海外にいる事が僕の日常なんです。
ーー参加前は何をされていましたか?
石川県の金沢市にある映像制作会社で4年間動画編集者として働いていました。地方ですが大きい製作会社で、全国展開のCMを作ったりしている会社に新卒で入社しました。
動画編集って皆さんイメージするのは映像を切って繋げてというイメージが強いと思いますが、僕はコンポジターという肩書きで映像加工が主な仕事でした。例えばグリーンバッグのモデルさんをCGと合成したり、曇り空を晴れに変えたり車のナンバーを映してもいいナンバーに変えたり、人物のホクロを取って歯を白くして目を大きくしたり、そういう映像加工が主な仕事でした。
このままだと人生後悔することになる
ーーノマドニアはどこで知りましたか?
会社に所属している4年目の後半くらいに家と会社の往復の日々に虚無感が積もり「このままの人生でいいのかな?」と考えるようになり、日本を出たいという気持ちがとても強くなりました。次の人生を模索していた時に、Web検索で仕事・ 海外・旅みたいなワードでとにかくひたすら検索していたら、ノマドニア創業者のルイス前田さんがやっているスラッシュワーカーズさんやTABIPPOさんにたどり着いたんですよ。
そこでノマドニアを紹介していたので知りました。その後ルイスさんが1対1でノマドニアについてお話しする機会を設けてくださったんです。
その時にルイスさんのお人柄とノマドニアのサービス内容にとても惹かれ、参加への想いがとても強くなりました。
ーーそうだったんですね。元々海外が好きでしたか?
映像制作会社で働いていた時に映像クリエイターとしての頂点って何だろうと考えていたんです。やるからには頂点に行きたいと燃えていました。
そしてその頂点って勝手にハリウッド映画だと思っていたんですね。例えばジュラシックパークとかハリーポッターとか、それくらいの超大作に携わりたいと思っていたんです。
なのでどうしても石川県の会社をやめてアメリカのハリウッドスタジオに行きたかったんですよ。就職前には実際にLAのハリウッドスタジオを訪れて、数年後ここで働きますね!って職員さんに伝えてきました(笑)。海外に行きたい気持ちはそこで芽生えましたね。
だけどTOEICの高スコアが必要だったり、金額面だったり、人間関係などでそれが叶わなかったんです。人生でほとんどない、目標を諦めた瞬間でした。
その時にアメリカには行けなくなったけど、どうしても海外に行きたい気持ちは残っていて海外欲は強くなりました。
ーーノマドニアのサービスを知って参加しようと思った気持ちを聞かせていただいてもいいですか?
ノマドニアに参加する時はもう動画編集はやらないと決めていたんですよ。なぜなら当時の僕は人生で動画編集の仕事しかしたことがなかったから、もっと世の中にはいろんな仕事があってそれを知りたいなという気持ちが強かったからです。
なので1ヶ月間で10職種学べる環境というのはかなり魅力的でしたね。しかも1つに深く特化するのではなく、10種の仕事を浅く広く経験できるというのは、逆に僕にとってかなり魅力的で参加したい気持ちが強くなりました。
その当時の僕からしたら、働きながら旅をしているなんて本当にそんな人がいるの?と思っていましたが、そんな人たちが講師で来るというのを聞いて実際に会えるならその人たちの真似をすれば僕もその人たちみたいになれるんじゃないかとチャンスが近づいた感覚がありました。非現実的なものが現実的になりそうな気がしたのですごく興味を持ちましたね。
ーー遠い国のジョージアへ渡航するのは怖くなかったですか?
怖くはなかったです。戦争が始まって数ヶ月後だったので両親には心配されましたけど、悪い方向に考え出したらきりがないし、怖さよりも興味の方がはるかに勝ってたので正直不安とか恐怖は全くなかったですね。
もう行きたくて仕方なかったです。
ーー1番の理由は会社をやめたかったというのが大きいですか?
会社を辞めたかったというよりも「現状を変えなければ死ぬ時に後悔する」という気持ちが強かったです。
世界はとんでもなく広い。なのに僕はこの狭いオフィスで毎日閉じこもっている。海外には「いつか」行きたいと思っていましたが、その「いつか」は自分が行動しないと永遠にやってこない。それを掴むのは今しかないと会社を辞めてジョージアに行くことを決断しました。
体験したからこそ見えてきた目指す道
ーー実際ノマドニア10職種受けてみていかがでしたか?
結局僕は動画編集をやらないと決めて参加したのに、今も続けているんですよ。というのは僕は動画編集を4年間前職でやっていた時は、本当に頂点を目指してハリウッドに行くぞ!と毎日命を削って仕事していたんです。
ただ、また新たな職種の仕事を始めるということは、その命を削っていたあの4年間をまた違う職種でもやらなきゃいけないのかと10職体験したからこそ感じたんです。そしたら僕があの4年間、本当に命を削ってきた日々を別にここでリセットする意味はないと思ったし、動画編集はフリーランスに人気の仕事の代表でもあるのでわざわざあの日々をここでまたゼロにして始める意味はないと考えたんです。
人生は短いので、またそんなに時間を使う余裕はないという気持ちが10職体験したからこそ生まれたので改めて動画編集を続けようと思いましたね。
ーー体験したからこそ気付いたこともあったんですね。
動画編集に関しては得意だと思っていましたが、動画編集以外のことがこんなにもできないんだと思いましたね(笑)。体験したからこそ気づきました。
働いていた当時を冷静に振り返ったら、本当にすごく高いものを追い求めてやっていたなという気持ちが強かったので動画編集を続けてみようと思いました。
ーー他の職種はいかがでしたか?
難しかったです。例えばWebデザイン、Webライター、Lステップ構築などを体験したのですが「自分てこんなにできないんだ!」と自分でも新たな発見がありました。
いつも同期に助けてもらっていたし、僕のスキルでは仕事にできるビジョンが見えなかったです。ノマドニアを卒業する日には動画編集者として改めてやっていこうと思っていました。
ーー他の職種も体験して方向性が見えたからこそ、あとはそこに向かって進んでいけばいいという気持ちになったんでしょうね。
そうですね。新たな職種を始めるのではなくて、逆にフリーランスという挑戦が新たな挑戦ではあったので、仕事を絞った上で新たなフリーランスという働き方をどう攻略していくかというところに力を注ごうと思えたのは大きかったですね。
新たな仕事で新たな働き方を始めたらすごく大変だと思いますが、僕は前にやっていた動画編集をやっていくことに決められたので、ある意味ラッキーだったと思います。
当たり前の日常を体験する幸せ
ーー滞在中の思い出はありますか?
みんなで色々遊びに行ったり旅行もして思い出はたくさんありますが、やっぱり1番の思い出は毎日講座で顔を合わせて一緒にわからないことを助け合ったことですね。あの1ヶ月は遊びじゃなく僕らは挑戦だと思っていたので、その挑戦をジョージア5期で助け合って乗り切ったことで団結力と深い友情が生まれました。
ジョージア5期という仲間ができたことは本当に嬉しかったし、未だに交流も続いていて困った時に相談もできる。現在は同期の親友と二人で新たなビジネスを立ち上げようとしているので、あの仲間に出会えたことが財産になりました。
ジョージア5期以外の思い出で言うと、ジョージアの方や世界中の人と交流することができたのがとても刺激的でした。海外の人は日本人と考え方、感情表現、テンション、話題、笑い方や食べ方まで全然違うんです。
海外の方との交流は僕にとってとても刺激的でとにかく楽しく心地のいい時間でした。「僕は人間に興味があるんだ!」と発見することができたのがとても嬉しかったです。
ーーノマドニア参加後に変化したことはありますか?
いちばんはノマドニアに参加してからこうやって海外で生活できるようになったことです。旅をしながら働いて海外で生きるということが2年間できているのはかなり大きな変化ですね。
最近は「現地に溶け込む」ことが旅の楽しみになってきています。旅を始めた頃は、観光地を有名順に訪れるみたいなスタイルでした。
ですが今は現地のスーパーで買い物したり、ローカルレストランで現地の人と一緒に食べたり、バスに乗って移動したり、現地の人と同じ生活を送る事が旅の目的になっています。
今やスマホやネットが発達しているので、その国には何があってどんな雰囲気なのかは誰しも大体想像がつくと思います。でも自分の肌で体験するとまったく異なる印象を持つんです。
世界中の現地の雰囲気を自分の身体で体験できるというのは、自分の住む世界がどんどん広がっていく感覚があってとてもワクワクします。
ーー実際に現地の人の生活の中に入ってみると気づくこともありますよね。
僕が旅を始めた頃って旅熟練の人たちが「別に観光しないよ」「生活しているだけだよ」みたいなことを言っていて、何をバカなこと言っているんだと思っていたんですよ(笑)。有名な世界遺産とか行った方が絶対にいいじゃんって最初の頃は思っていたんですが、だんだんその方たちの気持ちが分かってきましたね。
観光よりも現地の生活の中に入る方が楽しいんだなということに最近気づきました。スマホやネットで見るだけじゃなくて「自分の体で体験して感じる」というのが僕が旅をしている意味でもありますね。
2年間旅を続けて感じた想い
ーー卒業してからすぐ旅を開始しましたか?
約1年ジョージアを拠点に生活をしていました。「旅しながら働く」という生活に慣れるために、まずはジョージア国内で隣街→遠くの街→隣の国トルコ→世界中と次第に距離を伸ばしていきました。
ノマドニア卒業後には18カ国を訪れ、そろそろ次の国ネパールへ移動します。でも世界には約200カ国あるからこれだけ行ったのにまだ10分の1なんだと思っています。
いつか全ての国に行きたいと考えていますが、多分難しそうですね(笑)。まずは自分が何も見ずに名前を言える国には全部行きたいです。
現在滞在しているインドでは価値観がすごく変わりましたね。僕が今まで当たり前や常識だと思っていたことは、日本という小さい島国での当たり前でしかなかったんだと痛感しました。
それと同時に日本人が持っている、思いやり・尊重・譲り合い・気遣いというものはとても尊くて「これらを持っていなさい」と両親、学校、大きくいえば社会から教育を受けて成長できたことはとても幸せなことだったと気がつきました。日本人であることをとても誇りに感じました。
ーー2年間旅してて感情的に変わったことはありますか?
当たり前ですが世界中に街があって人が生きている、そして僕も同じ人間じゃないですか。だから基本的に人間が生きているところでは僕も生きていけるんだなというのは思いましたね。
その国によって生活の水準とか贅沢さとか清潔さとか満足度は違いますけど、生きることはその国の人が生きている以上僕も同じ人間なんだからできるんだという発見がありました。あと、心の許容値はかなり上がったと思います。
日々いろんなトラブルが起きますが「これが海外か!面白いな!」と思って受け止めることができるようになりました。
ーーXを見るとどこの国へ行っても友人に囲まれていて楽しそうに過ごしているみたいですね!
本当に僕は出会う人に恵まれていると思いますね。ありがたいことに旅の中で、優しくて楽しくて一緒にいたいなと思える人たちに出会う事がとても多いです。
みんなと一緒にご飯を食べて、たくさん話して、交流する時間はとても幸せで、それが僕が旅をしている意味でもあります。
自分のスキルを活かすことを決め公言し続けた
ーー卒業されてから最初のお仕事はどうされましたか?
動画編集者で活動していくと改めて決めてからの、ノマドニアの最後の講座が動画編集だったんですよ。だから課題の作品でものすごいものを作れば仕事に繋がるんじゃないかと思ったのでそこで何時間もかけて自分のスキルをアピールできる作品を作ったんです。
その作品を見た動画編集の講師の方から「これくらい動画作れるなら一緒にやらない?」と声をかけてもらいました。そういった繋がりで、初めての案件は動画編集講師の方から講座が終わった時にいただきました。
ーーその後お仕事はどうされましたか?
最初にもらった仕事は継続ではなく単発の案件だったので、その後は自分の友達とかノマドニアコミュニティ内で動画編集ができますと発信するようにしていました。
すると、友達から「新たなお店をオープンするから宣伝動画を作ってほしい」と依頼があったり、ちょうど年齢的に友達の結婚ラッシュだったので結婚式の動画を作ったりしていました。そこから友達の友達の結婚式動画とか、またその友達が結婚するとかでもう知らない人の結婚式の動画まで作ったりして口コミでお願いされることも多かったですね。
とにかく自分は動画編集者です、動画編集できますというのを周囲に発信していたら動画編集の仕事をいただけるようになりました。
ーーその単発案件が定期的に続いてたんですか?
それもそんなに長くは続かなかったですね。その後はクラウドワークスで仕事を探していました。
最初は中々仕事が見つかりませんでしたが、やっとありがたいことに継続で仕事をくれるクライアントさんと繋がることができたのでその方の継続案件をやったり、あとはご縁で単発で紹介が繋がっていったりという形で仕事をしてました。
新たな目標ができ立ち上げたスクール
ーー今現在のお仕事を詳しく教えてもらえますか?
クラウドワークスで仕事を頂いたのは最初の1回のみで、その後は営業をすることがすごく苦手だったので最初の半年で営業はやめました。その後本当にありがたいことにご縁で友達が重役を務める会社に専属動画編集者という形で入ることができたので、今はその会社で動画コンテンツを作る仕事を主にやっています。
ーーご縁が今の仕事に繋がっているんですね
そうですね。例えばひとつ丁寧に納品したらその方が次に繋げてくれて、またその方が次に次にと数珠つながりでどんどん口コミで繋げてくださったので、今のところはそういう形でなんとかやれています。
ただ、クライアントワークだけやっていると体力的にも限界が来るかもしれないし収入的にも上限が決まってしまうので、やっぱり自分の仕事を持ちたいなと思っていました。そこから自分で動画編集スクールを作ろうと1年前に決めて動き出し、今年の2月から動画編集スクールの運営をやっています。
今は、動画編集スクールで生徒さんに動画編集を教えることがひとつと、動画編集者として動画編集をするという二つの軸で仕事をしています。
ーー動画編集スクールを立ち上げたんですね!
2月に始まったプレリリースの生徒たちはすでに卒業したので、次は本リリース生として生徒さんを集める準備をしています。『初心者でも1ヶ月間でオンラインで稼げる動画編集者になる』というコンセプトの動画編集スクールです。
僕も以前までは、会社員として会社に毎日通って勤めるという働き方しか知らなかったから、すごくそれに虚無感とストレスを感じていたし絶望していた時期もありました。それがノマドニアに参加してフリーランスとしてオンラインで働く力を手に入れたら世界中旅しながら働けるようになり人生の幸福度も本当に上がったんですよね。
選ぶかどうかは別として働き方の選択肢が増えるのは、すごく幸福度も上がるし人生の自由度が上がるなと自分で経験したからこそ強く感じました。だからこそ次は僕が働き方や生き方で悩んでいる人を助けたいという想いでスクールを立ち上げました。
ノマドニア参加で人生が激変
ーーノマドニアに参加した感想を伺ってもいいですか?
僕はノマドニアに参加して本当に人生が180度変わったと思っているんです。日本で会社勤めをしていた最後の年は、虚無感を感じながらも日々をただ消化して生きていました。
それがノマドニアに参加したことによって世界中を旅しながら好きな場所で好きな時間に仕事をする人生に変わったんですよ。そのきっかけをくれたのは間違いなくノマドニアなので、本当に人生を変えてくれたことに心から感謝をしていますね。
世界中を旅しながら世界中の人々と毎日交流したり現地のものを食べたり現地の文化に触れるという生活を送れるようになったことがすごく嬉しいですし、これからもこの生活を続けていきたいですね。
人生を変えるきっかけを与えてくれたノマドニアには、参加して本当に良かったなと思っています。
ーーとても話していて幸せオーラが伝わってきます!今幸せですか?
すごく幸せですよ。前は生活がつまらなかったし漠然と死ぬのも怖かったんですよ。今は死ぬのが怖いとか考える暇がないくらいに日々が充実しているので、考えなくて済むしすごく楽しい毎日を送っています。
海外ではトラブルや嫌な経験もあるけど、それよりも楽しさや充実感の方がはるかに上回っているので幸福度は高いですね。
ーーノマドニアのコミュニティの良さはありますか?
参加する前の僕もそうでしたが、旅しながら働くことを経験したことがない人からしたら、それを実現している方々に直接会えるということはかなり貴重な経験だと思っています。そういった人たちには日本で普通に生活していてもなかなか会えないし、直接現役ノマドから教えてもらえるのはかなり貴重な経験になると思うので、そこがいちばんコミュニティとしては大きいかなと思いますね。
日本にずっといると少し思考が硬かったり、思考が外向きじゃなく日本にこだわる人も多くてすごく疲れることも多かったんです。ですが、ノマドニアにいる人たちはみんな思考が海外向きでマインドがオープンな方も多いですよね。
日本って多数派にいないと浮くじゃないですか。でも海外志向がある人は日本では圧倒的に少数派なんです。
だからこそ僕がそうだったように、生き辛さを感じる場面もあると思います。でもノマドニアはある意味少数派の集まりだと思っているので、少数派が少数派として生きやすい環境ではあるなと感じています。
「世界を旅します」とか「ジョージアに行きます」と言ったら「ジョージアに行ったら戦争で死ぬよ」と脅してくる大人もいましたし「日本を出たら銃で撃たれるよ」と本気で信じている友達もいました。そういった人って日本には多いけど、ノマドニアは海外志向の人たちがのびのびできる数少ないコミュニティだと思います。
ーーノマドニアの参加を検討している方に伝えたいことはありますか?
ノマドニア参加で迷っている人に海外で会ったことがあるんです。話を聞くとみんな、もし参加して「フリーランスになれなかったらどうしよう」とか「旅しながら働くとか難しそうだからできなかったらどうしよう」「だからやめようかな」とおっしゃる方が結構多かったんですよね。
確かにそう思う気持ちも分かるんですが、それよりもまずはもっと簡単に、例えば自分が会社をやめるとか日本を出るとか新しいことに挑戦したいという単純なきっかけや動機にノマドニアを使えばいいなと思いますね。難しいことを考えていると、やっぱりどんどんネガティブな思考におちいってしまうのでそうじゃなくて、何か現状を変えたいなとか新しいことに挑戦したいなというきっかけとしてノマドニアに参加すれば僕はいいと思います。
絶対とは言いきれませんがノマドニアに参加したら、参加する前には想像もしていなかったような出来事がいっぱい起こるし、想像もしていなかったような感情が芽ばえて、小さいか大きいか分からないですが新たな目標ややりたいことが生まれるはずです。そしたらその生まれた目標に向かってまた新たに進んでいけばいいだけなので。
参加前に不安になることは全くなくて、わかんないけど参加したらなんか変わるんじゃない?参加してから考えるか!くらいの感覚でいいと思っています。僕も立派な大義を掲げていったわけではなくて、行ったらなんか面白いことが起こるんだろうなくらいの感覚で参加しました。
すると本当に、面白いことがたくさん起こって今があるので、それくらいの簡単さで僕はいいんじゃないかなと思いますね。
ーー確かに人生変わってきた人はいっぱいいますよね。
本当にそうですよ。世界中を旅しながら働けるようになった人、海外で大冒険している人、ワーホリに行くきっかけを掴んだ人、外国人の恋人が出来た人もいるし、参加したからこそ日本の魅力に気がついて帰国した人、日本で改めて就職しなおした人、色んな人がいますが全員に参加した意味はあったはずだと僕は思います。
参加したからこそ生まれた新たな目標に向かってみんな進んでいっているんですよね。
参加しないとその目標とか感情は生まれないから、なにかが起きるだろうくらいの感覚で参加してしまえばいいと思うし、想像もしていなかった新たな目標が生まれると僕は思っています。世界のどこかで皆様にお会いできることを楽しみにしています。
ーーありがとうございました!今後も気をつけて旅を続けてくださいね。活躍を応援しています!
本記事を読んでケンさんのように新しいことにチャレンジしたい方には、ノマドニアへの参加をおすすめします。ノマドニアは1ヶ月で10の職種を体験する、いま話題の海外ノマド体験プログラムです。
日テレ「笑ってコラえて2時間SP」でも紹介され、全国の書店に並ぶ「海外ノマド入門」も多くのメンバーが掲載されています。また、ノマドニアは日本最大級のノマドフリーランスコミュニティでもあり、数百人にのぼる卒業生が世界各地で自由な働き方を実現しています。
詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。
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