孤独なフリーランスからコミュニティの一員へ。ノマドニアがくれたもの

今回はノマドニア卒業生の弥沙美紗子さんに、ノマドニア参加前はどんな生活をしていたのか、そして参加してからの心境の変化、今現在までのお話しを伺いました。

 

インタビューを受ける人

  • 弥沙美紗子さん(41歳)
  • 職業:マルチクリエイター/ノマドニア講師
  • ノマドニア参加期:バンコク0期(2023年7月〜)
  • 16Personalities:仲介者(INFP)
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ノマドニア編集部
こちらの記事はノマドニア編集部よりお届けします!

フリーランスとして駆け抜けた14年

ーー自己紹介をお願いします!

弥沙美紗子です。年齢は41歳で富山県出身です。

現在は動画制作をメインに撮影・編集・台本制作など動画に関わることはすべてひとりでできる状態で仕事をしています。その他、イベントの司会のマネージャー業や音楽制作をしていてフリーランス歴は14年目になりました。

ノマドニアには2023年7月のバンコク0期に参加しました。

 

ーーありがとうございます!フリーランスとして14年間、どういったお仕事をしてきましたか?

元々大学の時にNHKで4年間ADのアルバイトをしていたので、その繋がりでディレクターを少しさせてもらったり、いろんな局をまたいでお仕事をさせてもらっていました。その後、ケーブルテレビを主軸として撮影・編集・ナレーション・出演というところからスタートしていて、レポーターをさせていただいていたこともあり夏祭りの司会などもしました。

 

過去、駆け出しの頃に理由もなく私は30歳までしか生きられないと思っていて(笑)。本当に自分がやりたいことは何だろうと真剣に考えた時期があったんですね。結果、アイドルになりたい!と思い、ちょうどそのタイミングでリアル脱出ゲームを運営している会社が「アイドルを募集します」と旧Twitterで応募していたんです。

もともとリアル脱出ゲームが好きで私自身お客さんだったので、すぐに応募してそのまま専属のアイドルをすることになりました。それがリアル脱出ゲームと関わるきっかけになり、今ではイベントの映像を作らせてもらったりイベントの司会業もさせていただいています。

 

他には、20代の頃に作詞・作曲をして自分で歌うというバンド活動をしていましたが、自分でどう進めたらいいかわからなかったんですよね。それでも2015年に自己出版アルバムを1枚作ったので、そこから少しずつですが活動を続けています。

 

小学生から父の影響で映像の世界へ

ーー映像の業界に興味を持ち始めたきっかけを伺ってもいいですか?

興味を持ったきっかけは父の影響だと思っています。子供の頃は父が単身赴任で関東の方に居たので、ずっと離れて暮らしていました。

富山はテレビ局がそんなに多くなくて、関東でやっているアニメを父がいつもVHSのビデオテープに録画して送ってくれていたんです。ビデオテープが届くのがもう本当に楽しみでしかたなかったですね。

 

今の人は知っているかわからないですが、ビデオデッキって再生していたら突然テープが絡まって再生できなくなることがあるんですよ。父が単身赴任から帰ってくるのを待ってビデオデッキを開けて修理しているのを見ているのが子供ながらに楽しくて、そこからテレビやビデオというものに興味を持ちました。

 

ーーお父様の影響だったんですね!

そのことがきっかけで映像制作に興味を持って、小学校の放送室にカメラもあれば編集する台もあって機材が揃っていたので、ワクワクしながら放送室に何度も足を運んでいました。ただ当時はどこか押したら壊れるかもしれないと思い、少ししか触ることができませんでした。

 

そこから動画編集を始めたのが中学1年生の時で、当時パソコンで編集するのではなくテープからテープへ大きな機材を使用して編集することが楽しくて、機材を触るのが好きになりました。学校にはありがたいことに本格的な機材が揃っていたので、機材を触ることが楽しかったですね。

中学生の時は、休み時間になる度に放送室に行って編集をしていました。通っていた中学校がインテリジェンススクールと言って国から指定を受けた中学校だったんですよ。学校が改装されて、パソコンの授業もあったし当時としては珍しいですが、動画のコンテストがあったので校内で撮影をして編集をしたりしていました。

本当に動画に関わることすべてが楽しかったです。

 

ーー好きなことに没頭していたんですね!

中学生の時にはすでにNHKに就職したいと考えていました。なので高校に入る時に就職まで逆算していて、NHKの就職率が1番高い大学はどこだろうと調べたら早稲田大学だったんです。

 

そこから県内で早稲田大学に1番合格者を出している高校を調べたら、富山で放送部が強い高校があったので、もうこれしかないと思ってその高校を受験しました。結果、早稲田には落ちたんですが(笑)。

機材や映像に興味を持ってその道に進みたいと思ったのは中学生の時でした。

 

欲しかった仲間、活かされた新しい知識

ーーノマドニアを知ったきっかけを伺ってもいいですか?

当時、フリーランスとして1人でずっと走るのに明らかに疲れていました。やはり1人で頑張るのはある程度覚悟がいるじゃないですか。

会社員をちゃんとやっている子からしたらフリーランスってフラフラしているイメージでなかなか理解も得られなかったし、周りが遊んでいる間はずっと仕事をしていたので友達も減っていたんですよね。でも「やってやるんだ!」という気持ちで走り続けていたら、ご飯に行く相手もほとんどクライアントの会社の人たちになっていてプライベートで友達がいない状態だったんです。

仕事は好きだしずっと1人でやってきてフリーランスの横の繋がりがなかったので、自分の生活に合う仲間が欲しいと思っていました。

 

それに今までずっと映像しかやってこなかったので他の職種を知らないなと感じていて、例えばInstagramのフィードを作ったりデザインができないから、それを体験できる機会はないかなと調べていたんです。そんな時にInstagramの広告でノマドニアを知りました。

 

ーー参加するのに迷いはなかったですか?

4月にノマドニアの無料説明会に参加して、迷いなく1週間以内に申し込みをしているので悩む隙がなかったですね(笑)。悩もうとしていないのかもしれないですけど。

1つ心配があるとすれば、私2023年の2月に結婚しているんですよ。旦那さんを置いて1ヶ月海外へ行くのはいいのかという気持ちはありました。

結果、行ってくるからと事後報告で伝えましたがこころよく送り出してくれましたね(笑)。

 

ーー10職種体験した感想を伺ってもいいですか?

全部が楽しかったです。何かに夢中になるということが性格上得意なので、何をやっても楽しかったし目の前にちょっと難しいと思うことがあってもそれを解決したいという欲求の方が強かったので、とにかく全部が新鮮だしたくさん吸収できるという喜びのほうが大きかったです。

 

またSNS運用やECマーケティングの講座で学んだことが、卒業後SNSやどこかのサイトを見た時に「この企業さんは商品をこの色の配置とこの文言で訴求しているんだ」というように、違う視点で物事を見られるようになりました。

実際に今それを仕事として携わっているわけではないですが、それが自分の創作活動にいい影響を及ぼしていて、テロップ1つの色味や喋るナレーションの速度とか、この画面は先に持ってきた方がいいとかすべてがマーケティングで学んだことだったので、そこを理解できたのは私には大きな収穫でした。

 

タイとは奇遇な縁だった

ーー1ヶ月間バンコクで生活していかがでしたか?

私、高校2年生の時にタイに1年間留学していたのでタイ語が喋れるんです。これはタイに限らずですが、現地の人たちとコミュニケーションを取るのが本当に大好きなので、ノマドニアの同期とも現地の方ともコミュニケーションを取りたくて両方に重点を置いて生活をしていました。

 

過去に1年間留学していたけれどその時とはまた違って、同期のみんなでご飯を食べに行ったり島へ遠足にも行って、私が知らなかったタイをみんなで一緒に体験できたのはすごく嬉しかったです。もともと観光をあまりしないタイプなので、離島にも行ったことがなくみんなと経験できたのが楽しかったですね。

あとノマドニア内にいる人はみんなそれぞれ、いろんな考え方や思考回路を持っていて、でも個を否定せずに肯定的なのでそれがすごく嬉しくて居心地が良かったです。本当に仲間を見つけたなと感じました。

 

現地の方とは、滞在していた宿の前にあるローカル屋台の方と仲良くなり、私が店の前を通る度に声をかけてくれて食事したりお酒を飲んだりしていました。かと思えば、その屋台に警察官の人が来て「うちの警察官の宿舎がすぐ近くなんだけどこれからセパタクローやるけど来る?」と声をかけてもらって宿舎に遊びに行ったりもしましたね(笑)。

 

同期とも、現地の人ともコミュニケーションをバランスよく取っていてノマドニアの1ヶ月は本当に充実していました。

 

ーータイに1年間留学した経験があったんですね!

元々、高校生の時に大学へ行くために留学しようと考えていました。本当は英語力を上げたかったんです。

だけどアメリカだったら旅行でいつでも行けるかもしれないなと当時思っていて、オセアニアに1年間行こうと考えました。それで第一希望、第二希望と記載をしていた時に、実は番号を書き間違えていてタイへの留学が決まったんです(笑)。

 

タイの東北地方にあるウドーンターニーという地域に留学したんですが、本当に田舎でトイレットペーパーもお湯もないような生活を1年間していました。実家と私は呼んでいますが、そのホストファミリーともいまだに交流があって、年々会うたびにタイ語はうまくなっていると言われています。

 

ノマドニアに参加したことで変化したマインド

ーーノマドニア参加後で変化したことはありますか?

1番大きいのは「1人で頑張ろう」と思うことがなくなりましたね。100%同じ思いの人はもちろんいないとは思いますが、みんな少なからずいろんなところで戦っていて夢や目標を持ってそこに向かって努力している人が集まっているじゃないですか。

なので自分がやってみたいけど得意じゃないことで、それを得意としている人たちがノマドニアのコミュニティにはたくさんいるので、できないことが恥ずかしいのではなく、できないことを素直に認めて人に頼れるようになりました。

 

私はデザインが得意ではなく、なんとか自分でできるようになりたいと思っていましたが上手くできないんですよ。それを先日同期のデザインをしている子に依頼して、YouTubeの可愛いバナーを作ってもらいました。

かと思えば自分のマインドがわからないと思って、コーチングしている方に「少し話を聞いて欲しいです」と言えるようになったり。昔だったらフリーランスは自分でなんとかしなくてはいけないと思っていて、人に頼るなんてできませんでしたが今は素直に人に頼れるようになりました。

 

ーーノマドニアを卒業後の現在はどんなお仕事をされていますか?

やっている仕事は参加前と変わりませんが、卒業後は縦動画で広告案件とか同じ動画の中でも違う種類、違うジャンルの動画の制作が増えました。先日ノマドニアのオフ会があった時に広告の講師をやってらっしゃる方が来ていて「広告の縦動画はできますか?」と声をかけていただいたんです。

ノマドニアに参加する前の私なら縦動画はやったことがないからと言って断っていたかもしれないですが、やったことはないけど新しく挑戦してみたいマインドに切り替わっていました。

 

実際ずっとテレビ業界だったので、縦動画で早く喋って広告を作るのはもう未知の世界だったんですよね。広告動画の台本作成もテレビと全然違うからやったことないけど、動画に関わることはやってみたかったんです。

だから「やってみたいです!その編集方法なら動画も作れるしナレーションも取れますよ!」とお伝えして、それから正式にお仕事の依頼を受けました。結果それを作ったことによって他の企業さんからのお仕事の依頼があり案件を受けれるようになりましたね。

 

ーー新しいことに挑戦できたってことですね!

でもこれは本当にノマドニアのみんなのおかげなんですよ。みんなもフリーランスになりたいけどやったことないしできなかったらどうしよう、というプレッシャーの中最初の一歩を踏み出しているじゃないですか。

長年フリーランスをやっていても違うジャンルに踏み込む時は一緒なんですよ。ずっと踏み出せていなかったものが、ノマドニアのみんなは頑張ってできているのに、私はなんで踏み出せないんだろうとずっと心のどこかに抱えていて。

 

確かにフリーランス歴は長いし動画制作もたくさんやってきたけど、同じ動画と言っても違うジャンルに踏み込む時の勇気をもらったのはノマドニアのみんなでした。

 

伝えたかった想い、人に教える楽しさ

ーーノマドニアの動画講師もされていると伺いました。

人に動画の制作を教えるという経験は今までありませんでしたが、動画編集は私が好きで楽しいこと、それで生活しているものだから誰かに伝えたいという気持ちは持っていました。でもその方法もわからなくて。

ノマドニアに参加して実際に自分が講座を受けた時に、私も人に教えてみたいと思って、講師の募集がかかった時に手をあげさせていただいたんです。どうやったらみんなが楽しんでくれるのか動画を好きになってくれるのかという観点で資料を作って、今は講師をしてすごくよかったなと思っています。

 

初めての動画講師がジョージア、そのあとバンコク、次回はメキシコで講師として登壇します。あと11月に開催される週末ノマドニアでも講師を務めさせていただきます。

 

ーー教えるのは楽しいですか?

楽しいですね。ジョージアでの初めて講師をした時も緊張して、初めましての状態で教えるから威圧的になりたくないなとかちゃんと理解できる資料になっているかなとかいっぱい考えていたんです。

動画編集って最後の講座なんですが、ノマドニア終了して講座が終わったその後も少しみんなと一緒に過ごしていたんですよね。すごく嬉しかったのが、みんなが講座以外でスマホで動画を撮ってそれをアプリやパソコンで編集してすぐにInstagramに載せてくれたんです。

ということは動画編集の楽しさを理解できたからこそで、もうそれが一番のご褒美でした。楽しんでくれたというのがわかって本当に嬉しかったです。

 

仕事に繋がるかということはもちろん別の話しですが、これだけノマドやフリーランスになる仕事を選ぶにあたって、やっぱり好きじゃないと続けられるものではないので。だから最初に楽しい経験や作ったものに対して良かったねと褒めてもらえた経験はずっと覚えていると思うんです。

それを彼らが体現してくれたのが、本当に講座で教えて良かったと思いました。

 

まさにマルチクリエイター

ーー映像制作の仕事はどんなことをされていますか?

単発の仕事だと、例えば毎年夏は高校野球の中継の現場に行ってリアルタイムで映像編集をしています。ヒットを打ったシーンをスローで出すリプレイ出しと、あとはゲームが終了したら試合のハイライトを3分くらいに編集したり、試合進行中ずっと付きっきりで作業していますね。

今年は東京大会が3週間あったので私が別案件で仕事が入っている日はNGを出していて、現場に行ける日は連続して仕事をしている日もありました。

 

他にも単発で映像の編集を頼まれることも多く、案件が集中するととんでもなく忙しくなる月もあります。

 

ーー仕事をいただくクライアントさんは知り合いが多いですか?

業界が長かったので、今現在は知り合いが多いです。フリーランスなりたての頃は1人で飲み屋へ行き飲み営業をひたすらして苦労していた時期もありました。

 

駅前の飲み屋で隣にいる人に営業したり。当時の私は『何かやりたいことがあるけど企業に頼むお金がない』人たちをターゲットにしていたんです。

製作会社だったら100万円かかるけど、私だったら全部1人でやるから20万円もかからないんですよ。そしたら「そんなに安くできるなら」と言って仕事をたくさんいただいていました(笑)。

当時は営業をたくさんしていたし、映像系のサイトで募集があったものには全部送っていましたね。

 

ーーリアル脱出ゲームのお仕事について具体的に伺ってもいいですか?

謎解きのリアルイベントなんですが、参加される方が主人公になって危機的状況から脱出するというゲームイベントです。基本的には全国展開なので東京でスタートしたものが、大阪、名古屋、福岡など全国へと展開されて、たくさんの人に遊んでもらっています。

 

私はずっと外注として関わらせていただいていて、イベントがあった時に皆さんがスクリーンで見るオープニングやエンディング、またゲーム中のものなどそれぞれの映像を制作しています例えばゲームが開始する前の状況説明のアニメーション映像と、最後は謎解きができて無事に脱出することができたのか?といったエンディング映像ですね。

 

あとは、そのイベントの司会業を6年前までさせていただいていましたが、今は育成側に回っています。すごく店舗が増えたので、司会をできる人が必要になっているみたいですね。

 

ーー音楽活動はどんなことをされていますか?

直近だったら8月に千葉の幕張メッセで行われたリアル脱出ゲームフェスで、7年ぶりに大きな舞台で歌えたのが嬉しかったですね。リアル脱出ゲームのオリジナル楽曲って何千曲とあるんですが、何曲か私がテーマソングを歌わせていただいた過去があるので、それを作ってらっしゃる方から呼んでいただいて一緒にライブをしました。

 

ひとつの共通点だけで繋がれるコミュニティ

ーー今後の展望はありますか?

フリーランスになった当時の気持ちに1回立ち返ろうというのが、今私の波で来ていまして。人生いつ終わるかわからない、だったら自分が本当にやりたいことは何なのか、どこにたどり着きたいのかというのを明確にして進んでいこうというのが年内で見えたらなと考えています。

実際に海外移住したいと考えていましたが、旦那さんを連れて海外に行くのか、もしくは日本とどこかと2拠点にするのかそこもしっかりと考えないといけないと思っていて。それなら、その基盤として動画編集だけではなく、本当は音楽活動をすごくやりたいのにやれていない現状なので、本当に今やりたいと思うことにひたすら挑戦していきたいですね。

 

年齢的に遅いかなとか、うまくいかなかったらどうしようと怖気付いていた自分を一旦忘れて、全部やってやろう!というのがこの先の展望です

あとは今回幕張でライブをやったことで、やっぱり音楽は楽しいと感じたので来年10年ぶりのアルバムを作ろうと思いまして、その話を今アレンジャーさんと話しているところです。7月にアルバムを出す計画でそこに向けて、作詞・作曲もするので何曲作るのか打ち合わせをしています。

 

ーーノマドニアに参加した感想を教えてください

参加した初日は、不安・ワクワク・ドキドキの気持ちで迎えていましたが終わってみたら本当に最高でした!それしかないですね(笑)。

参加前のスタートアップミーティングのZoomでは顔を合わせていたけれど、その同期14人が揃って目の前にいてみんなで一緒にご飯を食べて、自分の知らなかったWeb職種がたくさん学べて。日本じゃないから少し解放的にもなれるし、自分が素直に生きていられるということを1か月ぎゅっと体験することができて最高でした!!

 

環境も変わって1ヶ月仲間で過ごすという機会は本当にないですよね。

 

ーーミサさんから見たノマドニアコミュニティの良さは?

『仲間』って感じがしますね。世の中にコミュニティと呼ばれるものはたくさんあると思いますが、このノマドニアというコミュニティはみんながみんなお互いにリスペクトしていて、本当に否定をしないし何か困っていたら助けてくれるので、私はとても居心地がいいです。

 

私はフリーランスとして活動した後にノマドニアに参加したけれど、ほとんどの方がノマドに憧れてとか会社辞めようかなと辞めてから来る人もいれば大学生が夏休みを利用して参加したりと、みんなの状況は様々なんですよね。けれどノマドニアのコミュニティに参加している人たち全員が持っている、共通マインドがあると思っているんです。

ノマドニアの人たちは、日本全国・世界各地のいろんなところにいるじゃないですか。私、過去にコミュニティに属することがなかった中で、ノマドニアのSlackでたくさんのチャンネルがあって、例えば誰かがバリ島にいると情報があればバリ島で会うことができるんですよね。

 

前に沖縄に私がポンって1人で行った時も、急遽「今日の夕方から国際通りで飲めませんか」と呼びかけたら、たまたまノマドニアの運営さんがいたりノマドニア参加前の子もいて6人集まったんです。参加前だけど連絡をしてくれる子のマインドもそうだし、おいでよと言える私もノマドニアに属しているという共通点だけで初めましてだからといってまったく壁がなく緊張したことが1度もないんですよ。

500人以上いるコミュニティだからもっといろんな人がいるはずで、まだ名前だけ見ていて出会えていない人はたくさんいるんですよね。小さなことでも自らが動いたら後ろに500人いる、困った時に誰かしら手を差し伸べてくれるし聞いてくれるし、私も誰かが何か困った時に、無条件でできることならやりたいと思えるコミュニティですね。

 

ーーどんな方にノマドニアをお勧めしたいですか?

自分の気持ちに素直になれない、周りに合わせて生きることが苦痛だと思っている人は来た方がいいかなと思います。結局最後って自分を守れるのは自分だし、自分が1番自分と長く付き合わなくてはいけないとなった時に、不満とか愚痴を言ってる時間は本当にもったいないんですよ。

自分が発する言葉って自分がずっと1番聞くじゃないですか。「どうせ私なんて無理だな」と言ったら無理になってくるし「海外行きたいな」と言っていたら本当に行きたいという思考回路になってくる。

 

今後どうしていきたいかとしっかりと自分と向き合って「やっぱりダメかも」を「やってみてダメだったらそれで良くない?」というマインドに変えて、一歩踏み出しノマドニアに参加してみて欲しいかなと思います。

私もフリーランスになりたての頃は「どうやって生計立てるの?」とかたくさん言われてきて、もちろんしんどい時期もたくさんありましたが、自分の人生を自分で正解にしたかったから心が折れなかった。止められるかなとか周りに言ったらどう思われるかな、親に反対されるかなという心配はあると思うけど、自分が自分を信じて気持ちに素直に、自分の人生は自分でしか責任取れないから参加して欲しいですね。

 

ーーありがとうございました!!アルバムのリリースも楽しみにしています!

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ノマドニアは世界6都市で開催している海外ノマド体験です。1ヶ月で10種類のノマド向け職業を経験することで、想像ではなく手…

 

 

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