人生を切り開きたいなら前進するしかない。人生を変えたノマドニアの1ヶ月。

今回はノマドニア卒業生のYU-YAさんに、ノマドニア参加前はどんな生活をしていたのか、そして参加してからの心境の変化、現在までのお話しを伺いました。

 

インタビューを受ける人

ノマドニア編集部
こちらの記事はノマドニア編集部よりお届けします!

長年抱えていた満たされない気持ち

ーー自己紹介お願いします!

名前はYU-YAです。出身は広島県です。ノマドニアの参加期は2023年の1月に開催されたバリ島0期に参加しました。

現在はカナダのトロントに滞在し、ジャパニーズレストランで働きながら、オンラインでWebライターやAI関連のモニター業務をおこなっています。

 

ーーありがとうございます!ノマドニアに参加する前は何をしていましたか?

高校卒業後、関西で15年ほど自動車メーカーで工場オペレーターとして働いていました。その後、転職し外資系メーカーで製造機器の販売や修理などのエンジニアとして働いていましたが、入社して1年くらい経った頃に退職しその後ノマドニアに参加しました。

 

ーー15年間働いていた会社を退職したのはなぜですか?

入社7〜8年目の時から、満たされていない気持ちに違和感を感じていました。でも当時は退職する勇気なんてなく、収入が途絶えてしまう不安や自分にはスキルなんてないと思っていたので、仮に転職したらキャリアもゼロとなり、収入も下がることから生活が苦しくなると思っていました。

そんな思いをかかえながら7、8年と仕事を続けていましたが、精神的にも「このままだと本当にダメだ、このままでは楽しく働けない」と考え、次のことを決めずに勢いで退職しました。

 

ーー次の仕事はなぜ1年で退職したんですか?

転職や住む環境を変えることで自分自身がなにか変わるかもしれないと思っていましたが、結局なにも変わらなくて。仕事も面白くないし興味もないと感じていて、私生活では仕事が終わってから飲みに行ったり遊びの方にどんどん流されていました。

「俺って結局、なにも変わってなくない?何のために15年間務めた会社を辞めたの?」と思い悩んでいたタイミングで、ノマドニアの合格通知が来たんです。合格通知が来た時は、応募したことすら覚えていなくて「そういえばこんなの応募したわ」と思い出したくらいでした。

 

ーーすでに申し込みをしていたんですね!ノマドニアは何で知りましたか?

失業期間中に広告か当時のTwitterを見て知りました。まったく自分の知らない世界だったので「時間と場所にとらわれない働き方ができるなんて本当に楽しそう、こんな世界があるんだ」と思って見ていました。

またオンラインで10職種の職業体験ができることも魅力的だなと感じましたし、海外に長期で滞在してみたいという願望もありましたね。漠然と経験値も含めて色んなことを経験したいと考え、ノマドニアに申し込みをしていました。

 

人生で一番大事にしている言葉に出会い

ーー合格通知がきてから退職されたんですか?

ここからが悩みに悩んでいましたね。ノマドニアに参加する費用を支払ってしまったら参加するだろうと考えていましたが、支払うまでにすごく勇気が必要で、できない理由ばかりを並べて尻込みしていました。

今までの人生でできない理由を並べることが得意になってしまい、自分の中にその癖が根付いていたので参加することに躊躇していましたね。

 

ーーそんな状況から踏み出せたのには理由がありますか?

参加を決めた理由はいくつかあります。合格通知をもらった後にノマドニアの運営に「合格したけどもう一度相談させて欲しい」と連絡したんです。オンラインで再度お話をさせてもらった時に「YU-YAさんが来ないなら、他の人の席が空くだけなので」と言われ、チャンスを逃すと思いました。

それと私がよく行っていたお好み焼き屋さんの大将に相談したら「なんで目の前にあるチャンスに飛びつかへんねん」と言われた時にハッとして。しかも大将にその一言を言われた数日前に、僕の好きなサンフレッチェ広島がちょうどタイトルを取った時で、漠然と『もしこのチームが優勝したら参加、優勝しなかったら参加しない』となんとなく自分の中で決めていたんですが優勝したんです。

いくつかのタイミングが合致し、これは背中をおされている参加しろというお告げだと思い「人生を変えるなら今しかねえ!」と次の日には参加費を支払いました。

 

ーーノマドニアを知ってから参加するまで時間がかかりましたか?

結局1年かかりましたね。当時、ノマドニアを知ってからすぐに無料相談会に申し込みしていたんですよ。

無料相談会で話を聞いた後も、自分には縁がない話だと思っていました。海外に出るなんて考えてもいなかったし、まさか自分が見ているSNS側の世界に行くなんてことが想像できなかったので、その場限りで終わっていました。

でも、その後にもSNSとかに流れてくるじゃないですか。やはりそれを目にする度にどこか楽しそうで、そんな世界が羨ましいと思っていたんでしょうね。

そのタイミングで無料相談会の時に登録していたノマドニアの公式LINEに『キャンペーンします』という通知がきて「どうせ応募は無料だし、やってみるか」と応募していました。

 

ーーその時応募していなかったら今はないですよね

ノマドニアの応募ページにあった『踏み出せない人生に終止符を』の記載をみた時に、自分のために言っている言葉だと感じました。過去を振り返ってみると自分の意思が弱く他人軸で物事を決めていたり、他人に責任の転換をして生きていました。自分で人生を切り開くなんてとてもじゃないけどできなかったんです。

この言葉を見た瞬間に「あ、これだわ」と気付かされて、今でもこの言葉は自分を変えた人生でいちばん大事にしている言葉で、背中をおされているし怖いものは減りましたね。未だにこの言葉を見た時のことを覚えています。本当に紛れもなく自分を変えた言葉のひとつですね。

 

卒業してから気づいた自分の適職

ーーバリ島を選んだ理由はありますか?

当時ジョージアとバリ島のふたつが開催国でした。ジョージアは寒いので温暖な気候のバリ島に参加しようと思いましたね。バリ島の0期がスタートダッシュみたいな感じで0期が楽しそうで、日本から近いし気候も好きなのでバリ島を選びました。

今まで海外の経験は旅行のみで長くても1週間の滞在だったので、長期で滞在することは本当に初めてでしたね。家も引き払って、荷物も家もない状態で参加しました。

 

ーー実際に10職種の講座を受けてみていかがでしたか?

ノマドニア講座の初日がWebライターの講座でした。その時に講師をされていた、いしかわゆきさんがライターの講師をされていたんです。

講座後の課題で褒めてくれる講師でした。書くことを習慣化したいのであれば、「無料だからnoteやってみたら?」と仰っていたので始めたんです。そしたらnoteを書くのが面白くなっちゃって。

 

面白いと感じた講座は動画編集でしたが、秒単位とかピクセル単位とか細かい作業が苦手だなと感じて、最終的に仕事にしていくことはきついなと思いました。自分に向いているなと感じた講座はライティングでしたね。

苦手と感じたのはWebデザインでしたね。クリエイティブ系は向いていないと感じました。

 

ーー各講座で体験したからこそ向き不向きが分かったんですね!

そうですね。いしかわゆきさんからnoteを勧められたことをきっかけに今でも続いていて「これ俺、書けるんだ」と感じて、周りにも「なんでそんなに書けるの」と言われた時に、自分には書く力があるんだと気づきました。

 

その時のご縁が繋がっていて、ノマドニアを卒業して1年半後のいしかわゆきさんが運営されているスクールに入りました。先日そのコミュニティのライティングスクールを卒業しましたが、そこでライティングの基礎やインタビュー、編集、広報などを学んでいました。

 

ーーノマドニアの講座の中で、今思ってもライターが良かったですか?

講師のいしかわゆきさんとは出会うべくして出会ったなと思っています。あの方が講師じゃなかったら、もしかしたらライターもやっていない可能性はあると言えるくらいに自分の中ですごくインパクトがありました。

カリキュラムの順番もたまたま良かったんだと思います。最初の講座がWebライターで講座中に褒められたらやっぱ嬉しくなっちゃうし、自分の中で印象がだいぶ強かったんでしょうね。

 

1ヶ月で感じられた変化

ーーバリ島滞在中の思い出や、印象に残っていることとかありますか?

レンボンガン島へみんなで行った時には、バリ島に来てよかったなと素直に思いましたね。あといちばん印象深いのは最終日ですね。知らない者同士が集まって講座をスタートして、1ヶ月後にはみんな絆が深まっていて。

最終日に全員の前で今後の目標宣言をしたんですが、みんな目つきが変わったと感じ、この1ヶ月で変化したと思ったことがいちばん印象深かったです。

 

ーーYU-YAさんは最後日、何を言ったんでしょうか?

全然覚えていないです(笑)。英語が喋れて世界中の人とコミュニケーションが取れるようになりたい、ライター業務をやっていくといったことを宣言していたかもしれないです。

 

不安を抱えていても前に進む

ーー卒業後初めてのお仕事はどうされましたか?

初案件は卒業後2ヶ月もしないうちに、ノマドニアコミュニティ内のお仕事募集チャンネルに応募して案件を取得しました。YouTubeの構成を考えてくれませんかという内容で、テーマに沿ってストーリーを書く作家みたいな仕事ですごく難しかったです。

※ノマドニアコミュニティ内で頻繁に仕事が募集されるチャンネル

 

ーーそこからお仕事はどうされましたか?

語学留学や、世界を回ってバックパッカーをしていました。仕事は知り合いから「案件あるんだけどやってみない?」と依頼があったらやったり、クラウドワークスで応募して採用されたらやる感じで積極的には動いていなかったですね。

 

ーーある程度貯金でバックパッカーをしていたんですね!

まるまる貯金ですね。バリ島からスタートしてノマドニアと留学含めて8ヶ月くらい世界中をうろちょろしていました。

最後の国はノマドニアが誕生したジョージアを選んだんですよ。バリ島からスタートしてジョージアで旅を終わりにしたことが、自分らしいなと思っています。

 

ーー卒業してから自分の中で変化したと思うことはありますか?

バリ島の現地サポーターのホリさんが最終日に言われていたことなんですが『人生なんてビビって進むかビビってやめるか』ということを言われていて、この言葉を未だにずっと覚えています。バリ島で事業を起こしているホリさんにも下積み時代や苦労話がたくさんあって、表向きは成功者でキラキラしているけど「こんな俺でも未だにビビってるよ」という話を聞いて、そこでマインドが変わりましたね。

 

自分の人生は自分で決めないと絶対なにも変わらないし、本当に人生を自分で切り開きたいなら、もうビビって進むしかないと思って。ほぼ1ヶ月一緒にいた方なので、この言葉がいまだに自分の支えになっていますね。

 

人生の選択ができる喜び

ーー今ワーホリでトロントに住んでいると言うことですが、そこに行き着くまではどういった経緯で?

ノマドニアを卒業してから留学へ行った時に、友人からセカンドワーホリのワードを教えてもらいました。ワーホリを経験したことがなく、面白そうだけど年齢的な制限があり、自分には絶対にできないと諦めていたんです。

調べてみると「もしかして、いけるんじゃないか?」と思って、半信半疑ながらも手続きをすすめました。でも、ビザの申請費用が高くお金の問題が発生し、このまま申請を続けるか悩んでいました。

しかし、『ビビってやめるかビビりながらも進むか』の言葉を思い出し、、また新たな挑戦だと思って支払いをしました。

 

ーーまた一歩踏み出せたんですね!

そうですね。ビザの最終手続きは専用の機関で指紋を取らないといけないんですよね。それを機に少し飽きていた旅を終わらせ、1度日本に帰国して体制を整えてからカナダへ行こうと決めました。満足した上で自分で今後の行動を選択できることに喜びを感じていました。

 

ーー一時帰国の日本ではどんな生活をしていましたか?

日本に帰国してからは家もなかったので、バリ島0期の同期が「どうせ住む場所がなくて仕事もないならうちにきたら?」と誘ってくれました。富山県の立山や新潟県の越後湯沢でリゾートバイトで働きながら、英語を勉強する生活を送っていました。

荷物も2年間バックパック2つだけで生きているので動きやすかったですね。リゾートバイトが終わってワーホリの準備が整ったので、2024年の4月からカナダのトロントにワーホリに来ました。

 

ーーカナダではどんな生活をしていますか?

カナダに来て1ヶ月以内で家も仕事も見つかって順風満帆かと思いきや仕事は3日でクビになりました。仕事を見つけても続けることも大変だと痛感しましたね。

クビになったことはすごくショックで、この先のことが不安になりました。明確な目標や目的がなかった状態でカナダに来たので日本へ帰国しようか悩みました。

 

しばらくショックを引きずりながら、動画を視聴をする生活をしていました。その時に、とても自分の胸に響いたことを言っていたYouTuberさんがいたんです。泣きながらみていました(笑)

「こんなとこじゃやめられないな、なに2ヶ月くらいでくよくよしてんの」と考え直し、精神的に立ち直りました。そんな状況を乗り越えながらも現在、9ヶ月ぐらいカナダで生活をしています。

 

自分で自分の人生を切り開く

ーー今後の展望はありますか?

まだ明確なものは見えていませんが、体系的にオンラインスクールで学んだということもあり適性はあると思っているので、より一層ライター業に取り組もうと考えています。

ライター業以外にもスラッシュワーカーのように複数の仕事を持ちたいので、もっと自分ができる業務の幅を広げてプロフェッショナルではなく何でもできるスタイルで仕事をしていきたいですね。

 

ーーノマドニアに参加した感想を教えてください

間違いなくあの1ヶ月は、自分の人生を変えた時期であり出来事でしたね。本当に今でも言い切れます。

悩みに悩んで参加を決めた自分の行動は間違いじゃなかった。だから今があるということも言い切れますね。

 

ーーYU-YAさんからみたノマドニアコミュニティの良さはありますか?

参加期を超えて繋がりが持てたり個人でやり取りができることはすごく良いことだと思いますね。そのおかげでたくさんの方と知り合えて、中には「この仕事どうですか?」とご紹介していただいたこともあるので、仕事の回しあいはとてもいいと思います。

 

これだけいろんな職業の人が集まっているコミュニティはないと思うんですよね。 イベントを企画したり、「こういうことやりたいんですけど、壁打ち相手になってくれませんか」とか「〇〇一緒にしませんか」となった時に、仕事の幅も広がるし人の関係も広がるし刺激をもらうことが多いです。

 

ーー参加に迷っている人や悩んでいる人に伝えたいことはありますか?

恐怖や不安を感じることは絶対に興味があることなんですよね。でないと、絶対に恐怖とか不安に思うことはないんですよ。

だから興味あることはまずは挑戦してみる。挑戦して初めて合うか合わないかは考えた方がいいかなと思っていて。

 

恐怖や不安は自分が考えていた以上に空想だったんだと、一歩踏み出したからこそ実感しています。ノマドニア問わず興味があることに是非トライしていただいて『踏み出せない人生に終止符を』ですよね。

こういう小さなことがいずれ自分の自信になるし、自分軸で選択することが小さな成功体験からしか得られないと思っているので『ビビりながら進む』ことがいちばん人生を切り開けると思っています。もし自分が変わりたいと思うなら参加すべきだし、参加した後にまた考えたらいいと思いますね。

これは過去の自分にも伝えたいことで、悩んでいる方々にも伝えたいですね。

 

ーー貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!今後の活躍も応援していますね!

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