ブログ内で商品の紹介に使っていたWebサービス「カエレバ」が2019年1月の仕様変更で、Amazon検索からのリンク作成ができなくなりました。
» 参考:【重要】カエレバ・ヨメレバは、国内ショッピングモールを応援するサービスへ生まれ変わります
仕様変更の理由はAmazon APIの上限が設定されたため、カエレバ側だけではリクエストをさばけず、かつユーザー側からのリクエストを実施する方法に変更しても、売り上げが30日間発生しない場合APIの利用が停止される可能性がある(ここ、あとで出てきます)ということでした。
楽天市場からの検索機能は引き続き利用できますが、僕自身がAmazonユーザーのためAmazon検索から商品へのリンクを簡単に作成できる方法を探したところ、Wordpressプラグインの「Rinker」を見つけました。
Rinkerとは
商品リンクを簡単に作成できるWordpressのプラグインです。こんな感じのリンクを作れます。
Rinkerで商品リンクを作成する手順
記事編集画面にある「商品リンク追加」ボタンをクリック
編集画面のパーマリンク設定の下にある「商品リンク追加」ボタンを押すと、Rinkerが起動します。
Amazonから商品検索の検索窓に商品名を入れる
Amazonから商品検索を選び(デフォルトで選ばれています)、検索窓に商品名を入れるとAmazon内での検索結果が一覧で表示されます。
紹介したい商品の「商品リンクを追加」をクリックすると、記事内にショートコード [itemling post_id="XXXXX"]
が挿入されます。
これで商品リンクは表示されますが、デフォルトであれば検索窓に入力したワードの検索結果がリンク先となるので、検索ワードには注意が必要です。
Rinkerで商品リンクの詳細を設定する
検索ワードに注意
例えば、検索ワード「この世界で死ぬまでにしたいこと」を入力して作成した商品リンクの場合、Amazonのリンク先はこのようになります。
紹介したい商品「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」と関連する書籍が並んでいます。
一方で、正しい書籍の名前がわからなかったので、検索ワード「2000 本」を入力して作成した商品リンクの場合、Amazonのリンク先はこちらです。
紹介したい商品はありますが、あまり関係のない商品も並んでいます。
どちらの検索ワードでも紹介したかった「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」を表示させることはできてますが、検索結果が異なります。検索結果がわかりづらい場合、ユーザーが間違った商品を購入してしまう可能性があるため、商品リンク設定で検索ワードを変更します。
検索キーワードを変更する
商品リンクの検索キーワードを変更する場合は「商品リンク追加」ボタンを押してから、「登録済み商品リンクから検索」を選びます。
「リンクを編集」ボタンをクリックすると、商品リンクの詳細を設定できます。また、これまでにリンクを追加したことがあれば、「商品リンクを追加」ボタンで同じリンクを設定できます。
商品リンク設定画面内の検索キーワードを変更すれば、検索結果も変更されます。
表示する商品名を変更する
Amazonに登録されている商品名はAmazon内で多数のユーザーの検索にヒットするように、商品のスペックやカタログ番号、関連キーワードが多数盛り込まれていることがあります。例えば、Ankerのモバイルバッテリーの場合、このような商品名です
このままだと記事内に掲載するには不恰好なので、商品リンク設定ページで一番上にある商品タイトルを変更してください。
Amazon、楽天、Yahoo以外にリンクするボタンを追加する
公式サイトや自社のECサイトなど、Amazon、楽天、Yahoo以外にリンクするボタンを追加することができます。商品リンク設定画面から、自由URLボタン名1と自由URL1に入力してください。
今回は、ボタン名「公式サイト」と入力しました。
「リクエスト回数が多すぎます」エラーが出る場合の対策
冒頭で登場したAmazon APIの仕様変更によって、Rinekr経由でAmazon検索をして商品を追加しようする際に「リクエスト回数が多すぎます」というエラーが出る場合があります。
これは、発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、Amazon APIが使用できないという規約によるものです。
RinkerでAmazon検索ができない→RinkerでAmazonリンクを作れない→Amazonから売り上げが出ない→RinkerでAmazon検索ができない、というループにハマったかと思いましたが、手動でAmazonリンクを作成後、Rinkerの商品ごとの詳細設定からリンクを設定・売り上げが出ればAmazon APIが使えるようになります。
下記のページが参考になりますが、僕が運営している2サイト(毎月売り上げがあります)ではAPIの復活に1ヶ月ほどかかりました。
» 参考:【Rinker】リクエスト回数が多すぎます。エラーの回避方法は?問い合わせて解決! | ぴょんなことから
まとめ
カエレバの代替となるWordpressプラグイン「Rinker」についての解説は以上です。カスタマイズ性がカエレバより高く、過去に追加した商品も簡単に読み込むことができるので、慣れれば便利です。
他にも、写真を多用する記事を書くならギャラリーを作成できる「Foo Gallery」もあたりのプラグインでした。
世界193カ国の制覇を目指して、海外旅行先での写真がどんどん増える一方で公開が全然追いつきません。一部の旅行先は「フリー素材」カテゴリーで公開していますが、記事に貼り付けてるだけなのでイマイチです。本当は「ぱくたそ」みたいなページを[…]