カエレバの代わりに「Rinker」を導入しました【使い方を解説】

カエレバの代わりに「Rinker」を導入しました
  • 2020.04.27

ブログ内で商品の紹介に使っていたWebサービス「カエレバ」が2019年1月の仕様変更で、Amazon検索からのリンク作成ができなくなりました。

» 参考:【重要】カエレバ・ヨメレバは、国内ショッピングモールを応援するサービスへ生まれ変わります

 

仕様変更の理由はAmazon APIの上限が設定されたため、カエレバ側だけではリクエストをさばけず、かつユーザー側からのリクエストを実施する方法に変更しても、売り上げが30日間発生しない場合APIの利用が停止される可能性がある(ここ、あとで出てきます)ということでした。

楽天市場からの検索機能は引き続き利用できますが、僕自身がAmazonユーザーのためAmazon検索から商品へのリンクを簡単に作成できる方法を探したところ、Wordpressプラグインの「Rinker」を見つけました。

 

Rinkerとは

商品リンクを簡単に作成できるWordpressのプラグインです。こんな感じのリンクを作れます。

 

Rinkerで商品リンクを作成する手順

記事編集画面にある「商品リンク追加」ボタンをクリック

記事編集画面にある「商品リンクを追加」ボタンをクリック

編集画面のパーマリンク設定の下にある「商品リンク追加」ボタンを押すと、Rinkerが起動します。

 

Amazonから商品検索の検索窓に商品名を入れる

Amazonから商品検索の検索窓に商品名を入れる

Amazonから商品検索を選び(デフォルトで選ばれています)、検索窓に商品名を入れるとAmazon内での検索結果が一覧で表示されます。

紹介したい商品の「商品リンクを追加」をクリックすると、記事内にショートコード [itemling post_id="XXXXX"] が挿入されます。

記事内にショートコードが挿入されます

 

これで商品リンクは表示されますが、デフォルトであれば検索窓に入力したワードの検索結果がリンク先となるので、検索ワードには注意が必要です。

 

Rinkerで商品リンクの詳細を設定する

検索ワードに注意

例えば、検索ワード「この世界で死ぬまでにしたいこと」を入力して作成した商品リンクの場合、Amazonのリンク先はこのようになります。

検索ワード「この世界で死ぬまでにしたいこと」

紹介したい商品「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」と関連する書籍が並んでいます。

 

一方で、正しい書籍の名前がわからなかったので、検索ワード「2000 本」を入力して作成した商品リンクの場合、Amazonのリンク先はこちらです。

検索ワード「2000 本」

紹介したい商品はありますが、あまり関係のない商品も並んでいます。

 

どちらの検索ワードでも紹介したかった「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」を表示させることはできてますが、検索結果が異なります。検索結果がわかりづらい場合、ユーザーが間違った商品を購入してしまう可能性があるため、商品リンク設定で検索ワードを変更します。

 

検索キーワードを変更する

検索キーワードや表示する商品名を変更する

商品リンクの検索キーワードを変更する場合は「商品リンク追加」ボタンを押してから、「登録済み商品リンクから検索」を選びます。

 

検索キーワードや表示する商品名を変更する

「リンクを編集」ボタンをクリックすると、商品リンクの詳細を設定できます。また、これまでにリンクを追加したことがあれば、「商品リンクを追加」ボタンで同じリンクを設定できます。

 

検索キーワードを設定

商品リンク設定画面内の検索キーワードを変更すれば、検索結果も変更されます。

 

表示する商品名を変更する

商品タイトルを変更

Amazonに登録されている商品名はAmazon内で多数のユーザーの検索にヒットするように、商品のスペックやカタログ番号、関連キーワードが多数盛り込まれていることがあります。例えば、Ankerのモバイルバッテリーの場合、このような商品名です

Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー)【PSE認証済/PowerIQ搭載】 iPhone&Android対応 *2019年7月時点 (ブラック)

このままだと記事内に掲載するには不恰好なので、商品リンク設定ページで一番上にある商品タイトルを変更してください。

 

Amazon、楽天、Yahoo以外にリンクするボタンを追加する

自由ボタン

公式サイトや自社のECサイトなど、Amazon、楽天、Yahoo以外にリンクするボタンを追加することができます。商品リンク設定画面から、自由URLボタン名1と自由URL1に入力してください。

今回は、ボタン名「公式サイト」と入力しました。

 

「リクエスト回数が多すぎます」エラーが出る場合の対策

冒頭で登場したAmazon APIの仕様変更によって、Rinekr経由でAmazon検索をして商品を追加しようする際に「リクエスト回数が多すぎます」というエラーが出る場合があります。

これは、発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、Amazon APIが使用できないという規約によるものです。

 

RinkerでAmazon検索ができない→RinkerでAmazonリンクを作れない→Amazonから売り上げが出ない→RinkerでAmazon検索ができない、というループにハマったかと思いましたが、手動でAmazonリンクを作成後、Rinkerの商品ごとの詳細設定からリンクを設定・売り上げが出ればAmazon APIが使えるようになります。

下記のページが参考になりますが、僕が運営している2サイト(毎月売り上げがあります)ではAPIの復活に1ヶ月ほどかかりました。

» 参考:【Rinker】リクエスト回数が多すぎます。エラーの回避方法は?問い合わせて解決! | ぴょんなことから

 

まとめ

カエレバの代替となるWordpressプラグイン「Rinker」についての解説は以上です。カスタマイズ性がカエレバより高く、過去に追加した商品も簡単に読み込むことができるので、慣れれば便利です。

他にも、写真を多用する記事を書くならギャラリーを作成できる「Foo Gallery」もあたりのプラグインでした。

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