検索順位を上げたい人「SEOには内部リンクが大切って聞いたけど、パンくずリストやサイトマップの他にやるべきことは何?記事内にも内部リンクを設置した方がいいの?」という人に向けて、
SEOに効く内部リンクを設定できるマニュアルを作成しました。なお、お手本としてWikipediaの内部リンクの貼り方を参考にしています。
[箇条書き] 内部リンクマニュアルのまとめ
- リンク先の内容が分かるアンカーテキスト(リンクテキスト)にする
- 新しい記事を書いたら、他の記事から少なくとも1つのリンクを貼り、新しい記事を孤立させない
- 新しい記事から他の記事には上流方向と関連方向にリンクする
- 古い記事をリライトする際は、新しい記事への内部リンクを意識的に設置する
- 検索ユーザーの理解を助ける「まとめページ」にリンクする
- 専門用語や業界用語へのリンクに加えて簡潔な説明を添えるとなお良い
- 記事の主題を調べた時に、合わせて知りたいと思う項目にリンクする
- 記事内にキーワードがない場合は、「関連項目」を作成するのもあり
- 運用段階では1つの記事から5つの内部リンクを設置するなどを目安にする
- 内部リンクの構造は「Show Article Map」で確認する
続きで解説します。
リンク先の内容が分かるアンカーテキスト(リンクテキスト)にする
アンカーテキストとは、リンクが設定されているテキストのことです。HTMLコード上だと、<a href =”URL”></a>のタグの間に挟まれているテキストです。
アンカーテキストは、Google上での検索順位を決定しているロボット(クローラー)に、リンク先のページの内容を伝える指標となっています。
「こちら」や「この記事」などをアンカーテキストに設定すると、Googleが正しくリンク先のページの内容を読み取らないので、リンク先の内容が分かるようにアンカーテキストを設定しましょう。
アンカーテキストの知識がないと、損します。いまだに知らない人が多いですが。
新しい記事から他の記事には上流方向と関連方向にリンクする
新しい記事を作成したら、必ず他の記事への内部リンクを上流方向と関連方向に設置しましょう。
- 上流方向:タイは東南アジアに属し、TwitterはSNSの1つです
- 関連方向:イーロン・マスクは起業家であり、宇宙ビジネスに携わっています
このように、縦(上流)と横(関連)に内部リンクを貼ります。
専門用語や業界用語にリンクするリンクに加えて簡潔な説明を添えるとなお良い
コンテンツ内で使っている専門用語や業界用語を解説しているページがあれば、内部リンクを貼ります。読者の助けとなります。もし、1つ1ページで用語を解説するのが大変だが、用語をまとめて解説するページを作るという方法もあります。
» 参考:旅人・バックパッカー用語辞典【48語収録】
» 参考:インターネット用語・略語35選の解説
SEOに効く内部リンクを記事内に設定する人向けマニュアル | まとめ
内部リンクのマニュアルは以上です。この記事を最後までご覧いただいた方には言うまでもないですが、SEO対策は内部リンクだけではなく、コンテンツ自体も重要です。
SEOに関する知識がない人に向けて、SEOライティング用のチェックリストを作成したので、内部リンクマニュアルと合わせて活用すれば、よりSEOで優位になります。
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