スラッシュワーカーになりたい人が前向きになれるメッセージ

複数の仕事を同時並行するスラッシュワーカーになるのはめっちゃ大変です。学ぶ範囲も広いし、理解されにくいワークスタイルだし、参考にできる人も少ない。それでも、自分らしい働き方を目指してスラッシュワーカーになりたい人が前向きに頑張れるメッセージをいただきました。

回答いただいたのは、複業体験・学習の「スラッシュワーカーズ」に所属する現役スラッシュワーカーの花田和奈さん、三樹彩夏さん、田中勇次さん、藤原卓志さんの4名。そして、僕のメッセージを加えています。ご協力ありがとうございます!

 

スラッシュワーカーとは?

スラッシュワーカーとは

念のため説明です。スラッシュワーカーは英語のスラッシュで仕事を区切るように(Twitterのプロフィールでよく見かけますね)、複数の仕事を同時並行する働き方です。

 

花田和奈からスラッシュワーカーを目指す人へ

1991 年生まれ滋賀在住。代官山スタジオ卒業後、数社カメラマン経験を経て2016 年独立。撮影の他講師業も行いこれまでの生徒数は300 人以上。人物〜物撮りまで得意分野は幅広く人の想いを形にするのが得意。旅好きフリーランスコミュニティ@worldを立ち上げたり時にはライフコーチとして人と地域の繋がりに力を注いでいる。モットーは「次の人たちのために生きている係」

Twitter:@kazuna_hana
Instagram:@kazuna_photo
Webサイト:花田和奈/photographer 滋賀県&東京都のフォトグラファー

 

副業も解禁になり、実は今スラッシュワーカーを目指す人にとっては追い風が吹いていると思います。今の生活が不安だからスラッシュになりたい、ももちろん動機の一つとして良いですが、ぜひこの機会に「どうせならやりたいことやってみよう」と頭の中の打算の割合を少し減らして考える機会も持ってみてください。

今までの人生で開かれなかった意外な扉があなたを待っていると思いますよ!もしそれが違ったとしても、経験と知恵は無くなりませんし、思わぬところで点と点がつながって、あなたのオリジナルワークが広がるかもしれませんよ。

 

田中勇次からスラッシュワーカーを目指す人へ

香川県在住のスラッシュワーカーです。生まれも育ちも香川県、大学卒業後に東京のWeb広告代理店に就職し営業を経験。退職後に地元である香川にUターンし現在は「場」と「Web」に関わるお仕事をしています。具体的には、コミュニティ運営/ゲストハウス運営/動画編集/サイト制作/など複数の職種を使い分けて活動しています。将来は色んな生き方や働き方をしている人が集まるような拠点を香川で持ちたいと思っています。

Twitter:@tnkyu_ji
Instagram:@yu_ji17
Webサイト:ウェブ田中 | 地方のWeb屋

 

スラッシュワーカーの先輩であるルイスさんの「器用貧乏で飽きっぽいを武器にする」という言葉に目から鱗が落ちたのを思い出します。

器用貧乏なことに悩んだり一つの職種でプロフェッショナルになることをどこか求められるような空気感に窮屈さを感じた方はいませんか?僕も会社員を辞めてスラッシュワーカーになってみましたが、自分に合った働き方だなと感じています。もちろんしんどいこともありますけどね。

スラッシュの「多さ」「範囲」「比重」は自分で決められますし、まずは本業に近い範囲で一つスラッシュを増やすことから始めてはいかがでしょうか。

 

三樹彩夏からスラッシュワーカーを目指す人へ

管理栄養士を軸としたスラッシュワーカーです。愛知県生まれ千葉育ち。旅とサウナと食べることが好き。東京農業大学卒業後CAPS株式会社に入社、現在はフリーランスとして札幌を拠点に活動中です。前職ではクラーク業やクリニック運営をする傍ら、保健指導の立ち上げ・栄養指導を行なっていました。その後、旅をしながら管理栄養士として働けるようフリーランスに転身。オンラインでの栄養相談やダイエット指導、ライター、飲食店の運営をしています。また、YouTubeでパートナーとの日々を気ままに発信中。

Twitter:@Miki_Anywhere
Instagram:@aya_otonari
YouTube:おとなり暮らし

 

チャレンジに向けて不安はあると思いますが、不安は行動力になります。私自身、新卒3年目でフリーランスになる決意をしたものの不安でいっぱいでした。今振り返るとフリーランス1年目は不安が原動力だったと思っています。

お金が不安だから新しい仕事を見つけようと行動したり、知識量が不安だから講座を受講したり、1人が不安だからコミュニティーに入ったりしてきました。不安があるのは普通だと思います。でもなりたい姿があるなら自分に素直になって、行動で不安を解消していきましょう!

 

藤原卓志からスラッシュワーカーを目指す人へ

札幌で多業種をこなしているスラッシュワーカーです。1994年北海道は苫小牧市生まれ。大学時代から旅が楽しみになるが、カルチャーショックを受けてもっと広い世界を知りたくて卒業後に独立。企業に就職をせずにフリーランスのライターとしてキャリアをスタート。クライアントが抱えていたコミュニケーションコストに解決するために、複数のスキルを取得しました。現在は全国共創コミュニティ「新しい働き方LAB」でコミュニティマネージャーを務めています。

Twitter:@writing_to_hito
Instagram:@takushi_f
Webサイト:脳内ワンダーランド

 

スラッシュワーカーは正直簡単になれるものではありません。ですが、努力をしていれば自然となれるものだと思っています。特に資格を集めるのが好きな人は同様な形でスキルを集めていく感覚があるため、楽しいかと思います。気持ち的には、RPGでスキルを身につけていく感覚と同様なので、人生をゲームのように楽しめる人には向いているかと思います。

また、人生を豊かにするためには食わず嫌いをしないことなので、なんでもチャレンジするという観点ではスラッシュワーカーは最強だと思います。人生に行き詰まっている方はスラッシュワーカーになってみては…?

 

ルイス前田からスラッシュワーカーを目指す人へ

1人10職で81ヶ国を旅してる、スラッシュワーカーです。1987年大阪府で生まれ。大学時にニューヨーク留学、世界一周を経験。新卒で大阪ガス入社後、オプトを経て、TABIPPOで起業。現在は株式会社スラッシュワーカーズの代表です。旅と仕事の両立を追求した結果、副業や複業を経て、スラッシュワークにたどり着きました。海外ノマド体験プログラム「ノマドニア」や3つの仕事で人生を支えるオンラインチーム「スラッシュワーカーズ」を運営しています。次にやりたいことは宇宙旅行です。

Twitter:@NY_ruisu
Instagram:@rui_maeda
Webサイト:スラッシュワーカーズ

 

スラッシュワーカーは楽しいことも、大変なことも多いです。僕も通勤電車で疲れず、今ほど旅行好きでなければ、わざわざ会社から独立しようとは思わなかったはずです。

ただ、スラッシュワーカーになれたのは技術の発達と、日本という国に生まれたからなのでとてもラッキーだったなと感じます。人は体験しないことには良いも悪いも分かりません。何でもやってみることが、人生を楽しむコツだと思っていますし、僕の中でのかっこいい大人です。

スラッシュワーカーをやってみて向いていなかったら会社員に戻ればいい。現代の日本にはそれぐらいの豊かさは十分にあります。

 

スラッシュワーカーになりたい方に「スラッシュワーカーズ」

slash-workers

スラッシュワーカーズは「器用貧乏で飽きっぽいを武器にする」がテーマの複業体験・学習サービスです。

スラッシュワーカーズの概要
・完全買い切り型で、追加費用なし
・月4回ペースでオンライン講義やワークショップ、動画講義を開催
・無制限に講義に参加可能
・チーム外で開催する有料イベントや講義に無料招待
・そして、生涯質問に対応します
体験する、学ぶ、交流するの3つが1セットになっているのが、特徴です。同じ志を持つ仲間たちと、広大なスラッシュワーカーに必要なスキルや教養を学び、職業体験を通して自分のスラッシュワークを見つけます。

田中勇次さんがスラッシュワーカーズに入って変わったこと

仲間ができたことがとても嬉しいです。地元に帰ってきてからスラッシュワーカーのような働き方をしている人は少なくてあまり理解されないことの方が多いのが悩みでした。スラッシュワーカーズに入ったことで同じような悩みや興味関心を持つ人たちと繋がれて安心感ができました。

また、定期的に開催される講座や動画教材などを利用してスラッシュワーカーとして必要な情報を手に入れられるのも助かります。他にはスラッシュワーカーズのみんながSlack内で発信している内容をみて勝手に「自分ももっとがんばろう」とかやる気ももらっています。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?