もっとワクワクする挑戦を見つけたい人:好奇心が旺盛で新しいことをするのが大好きです。これまでも思いついたことはどんどんやってきたので、今後も挑戦し続ける人生にしたい。最近は、やりたいことを思いつくペースも減ってきたので、他の人がどんな風にやりたいことを見つけているのか知りたいです。
という質問にお答えします。結論は「人生でやりたい100のリスト」を作ることです。
実は、コツや工夫があれば2時間で100個やりたいことを書き出すことができます。とはいえ、僕が初めての「人生でやりたい100のリスト」を書き出した時は、完成まで数ヶ月かかりました。最新の100のリストと見比べてもらうと試行錯誤しているのがよくわかります。
やりたいことをリスト形式で書き出す、というのはシンプルですが奥が深い。今回は7年ほど取り組んでブラッシュアップしてきた、手順やリストを作るメリットをまとめます。なお、最後に人生でやりたい100のリストを作るワークショップも紹介しているので、自分一人でやりきる自信がない方は参加を検討してください。サポートします。
人生でやりたい100のリストとは?
人生でやりたい100のリストは、死ぬまでに人生でやりたいことを100個書き出したリストのことです。海外ではBucket List(棺桶リスト)、Dream Listと呼ばれています。日本語での呼び方も、人生で〜の他に、死ぬまでにやりたい100のリスト、夢100リストなどがありますが、中身は同じです。
リストについて扱ったものは、ロバート・ハリスさんの書籍「人生の100のリスト」や映画「最高の人生の見つけ方(BUCKET LIST)」が有名です。
僕は何者でもないともがいていた21歳の時にリストの存在と「人生でやりたいことを1000個書き出せば、人生は好転する」という言葉に納得感を得て、リストの作成をはじめました。誰に教えられた言葉なのかは覚えていませんが、2017年にやりたいこと1000個を書き出すことができました。
人生でやりたい100のリストを作る手順
それじゃあ、人生でやりたいことを書き出してみようか!と思ったら、このような手順で進めるのがスムーズかと思います。
1. 環境を整える(白いA4の紙、書きやすいボールペン、スマホの電源切る)
2. 頭に浮かんだものをそのまま書き出す
3. ペンが止まったら(30個くらいでよくある)、カンニングする
4. それでもペンが止まったら、自分にもしも…の質問をする
5. これまでのやりたいことから、関連するやりたいことを書き出す
6. 完成
これまで300人以上と一緒にリストを作って来ましたが、カンニングと質問が非常に大切です。ここが上手い人はサラサラっと100項目達成します。
人生でやりたい100のリストをカンニングする
100のリストを作ることは学校の宿題でも、テストでもありません。他人のアイデアであれ、自分の思いつきであれば、やりたいことがたくさん見つかって毎日が楽しくなればOK!僕はそう考えています。
こだわりが強い人の中には「自分で考えたやりたいことでなければダメだ!」という方もいます。そして、気持ちは分かります。ただ、リストを作ることはあくまでも手段であって目的ではないので、カンニングなんて!となる気持ちをちょっとだけ譲ってみてください。
100のリストを埋めるためのカンニングですから、他の人の人生でやりたい100のことを見るのが最もシプルです。ブログには46人分の人生でやりたい100のリストを掲載してますし、検索してもたくさん出て来ます。僕のリストも1000項目あるので、いくつか共感できる項目があるかもしれません。
自分にもしも…の質問をする
次の工夫としては「人生でやりたいことは何か?」という質問を少し変えてみることです。これまでワークショップの参加者に聞いてきた結果ですが、やりたいことが出てこない時は、お金、時間、才能のどれかがブレーキになっていることが多いです。
もし、10万円があって、使い切る必要があったら何をする?100万円なら?1億円なら?
もし、自由な時間が1週間あったら何をする?1ヶ月なら?1年なら?
もし、小学生に戻ったら何をする?高校生なら?社会人1年目なら?
こんな感じで、お金、時間、才能の制限を外す質問をうまく作れると、新たにやりたいことが見つかります。ちなみに、僕が小学生に戻ったら、野球を始めて甲子園で春夏連覇したいです。
人生でやりたい100のリストを作るメリット
1. リストからやるべきことが逆算できる
2. 自分の方向性を見つめ直すことができる
3. やりたかったことを始めるきっかけになる
4. 時間が足りない!と気づく
5. 友達や家族が手伝ってくれる
6. 本当に大切なものが見つかる
人生でやりたい100のことリストを作るメリットは大きく分けて6つです。特に僕が重要視しているのは1と4です。やりたいことを可視化することで、これらを全て達成するにはどうしたらいいか?という考え方に切り替わります。同時に、100個で考えるとドンドン進めていかないと間に合わないと気づきます。
リストからやるべきことが逆算できる
なんとなく頭の中にあるやりたいことをリストにすることで、ゴールが見えて、現在(スタート)からの戦略を組むことができます。
例えば僕の場合はやりたいことリストを見渡すと、物欲は少なく、体験欲が高いことが分かります。体験をするために時間を作る必要があるので、週休2日な働き方では難しく、TABIPPOで自律的に働くことを選びました。
時間が足りない!と気づく
やりたいことが100個あったとして、80歳まで生きるなら1年に1個は必ず達成していく必要があります。ただし、80歳まで生きられるかも、健康かも分かりません。仮に50歳とするなら、いま僕は31歳ですから、残り19年。やりたいことは1年に5個ずつ達成してピッタリです。
人生の目的は人それぞれですが、僕にとって良い人生は死ぬ間際に「思い残すこと何もない!」と笑える人生です。100のリストに振り回されず、こちらがリストを振り回すくらいの勢いで、やりたいことを達成していくには、日々を濃密に過ごす必要があることに気づかされます。
まとめ
今回の記事は以上です。人生でやりたい100のリストに関しては、ワークショップの開催もしています。浜松で開催した開催実績とスライドを公開していますので、気になるかたは下記の記事をご覧ください。
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