誕生日を言い訳に、やりたくないけど気になってることを実行するというMな縛り「誕生日チャレンジ」を始めてから9年が経ちます。
例えば、僕はスポーツの中でマラソンが一番嫌いです。小中高と冬の体育でマラソンがあったので、大学に入った時はホッとしました。しかし、誕生日チャレンジのおかげで、東京マラソンを走ることになりました。
何のために誕生日チャレンジしてるの?マゾなの?
本心ではやりたいけど、過酷だったり準備が大変なせいで、やってないことの数々。ほんとはやりたいのだとしたら、過労や怪我のせいで一生できなくなるかもしれない。でも、能動的に実行するには気が重すぎる。頭と心は別ものです。
そこで誕生日を言い訳に、やりたいけどやりたくないことをすることにしました。たぶん、マゾです。
踊るのが恥ずかしいので、ニューヨークのクラブで踊り狂う
最近は義務教育の体育に「ダンス」が加わったので、踊れる若者も多いそうです。短いダンス動画を投稿するSNS「tiktok」の流行は、この影響があるとのことです。
僕は人前でダンスするのがとても恥ずかしかったのですが、「クラブで踊るって気持ち良さそうだな」っと憧れていたので、ニューヨークのクラブで汗だくになりながら踊りました。
高所恐怖症なので、スカイダイビング
栃木でスカイダイビングを飛んで来ました。ヘリコプターで上空4000mまで急上昇。広がる景色が、まるで絵画見ているようで「ここから飛ぶなんて実感ないなぁ」なんてぼんやりしてたら、いつの間にか安全フック外されて。後ろから体重をかけられて…うわぁぁあああああ!って気づいたら空の上でした。
一人で、恋人の聖地「サントリーニ島」へ
誕生日チャレンジのためだけに訪れたわけではありませんが、世界一周目で行きました。ヨーロッパで何度も「最も結婚式を挙げたい場所」に選ばれたサントリーニ島で(1人で)見る夕陽はとても綺麗でした。
食べるの大好きなので、断食道場へ
お酒飲めないので、ご飯食べることが大好き。だからこそ、成田山新勝寺で2泊3日の断食合宿に参加しました。
本当に冷たい水道水しか飲めません。スマホやPCも没収されます。2日目からは身体に力が入らず、立つこともしんどくなります。断食後に初めて食べたのは、駅構内のそば屋で食べたかけそば。つゆの味があまりに濃くてビックリしました。
マラソン苦手なので、フルマラソン
東京マラソンに当選したので、降りしきる雨の中極寒(気温2℃)のマラソンを走り切りました。タイムは5時間半と決して早くはないのですが、あれだけ苦手だったマラソン。まさかフルマラソンを完走することがあるとは思わなかったので、達成感は誕生日チャレンジの中でも一番でした。
次の日は首から下で動く筋肉が1つもないぐらいの筋肉痛に見舞われたので、初めてのフルマラソンの場合は翌日はお休みを取りましょう!
身体がとても固いので、ヨガに参加
中学高校のスポーツテストでは、長座体前屈の評価が一番低く、あんなに疲れる1500m走と前屈が同じ点数なことが納得いきません。
怪我こそしなかったものの、身体の固さが解消されることはなく、ヨガへの苦手意識が。あまりにやりたくなかったので、友人のヨガインストラクターと初めてヨガ教室に参加しました。「ヨガは呼吸が一番大切です」と言われ続けた1時間半だったのですが、隣のおじさんが首だけで逆立ちしているのを横目に何もできなくて辛かったです。
またやりたいか?と聞かれたら、うーんって感じなのですが、やっぱ苦手だなという実感を得られたことは収穫です。
長時間の移動が好きではないので、ユーラシア横断鉄道130時間
旅行は好きですが、移動時間が苦手です。特に長距離の電車は車窓からの景色も飽きちゃうので、やること無くなってます。ぼーっとするのも旅なのですが、ゆったりとした旅は僕には少し早いようです。
ということなので、2018年の誕生日チャレンジはシベリア鉄道に130時間ほど乗ってきました。車内は95%ロシア人しかいなくて、ほとんど英語も通じない環境です。しかも、男性陣はウォッカ飲みすぎて酔っ払って絡まれまくって、飽きる隙は与えられなかったです。
ちなみに、ロシア人=ウォッカ好きは中年以上の男性に多いらしく、若い人たちでウォッカを飲んでる人は見かけませんでした。ロシアでは、若者のウォッカ離れが進んでいるのかもしれません。
2017年はアメリカ横断してたので、2018年はシベリアを横断することにしました。「1日で飽きるのに、7日間も乗ることになる」で有名なシベリア横断鉄道にもちろん乗車します。本記事ではルートと旅行先の紹介をご紹介します。 […]
毎日ブログを更新する
2012年からSNSを頑張り続けたのですが、思っていたような結果にならなかったので、自分の経験や考えをストックするためにブログの毎日更新を始めました。毎日更新は少しでもサボるとあっという間に辛くなりますし、誰の目にも分かってしまうので緊張感があります。
まだ、達成できていない誕生日チャレンジ
・バンジージャンプ
・無人島で過ごす
・カウチサーフィンに挑戦する
・坊主頭にする
・お酒飲めないので、お気に入りのワインを見つける
・アフリカ縦断する
・ポートレートモデルをする
人生でやりたい100のリストから、誕生日チャレンジに相応しいものは?と選んだらまだまだありました。年に一度は必ずやってくる誕生日を利用して、人生の幅を広げるのが誕生日チャレンジです。気になった方はぜひ。とても良い思い出になりますよ。
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?