物価が高い国ベスト7【物価が高くても訪れて欲しい】

物価の高い国1位:レイキャビク(アイスランド)
  • 2021.03.19

物価が安い国を旅行するのは、割安でとても楽しいです。一方で、世界には物価が高い国もあります。今回は世界一周やユーラシア横断などを通して訪れた57カ国135都市の中で、物価が高かった国・都市をランキング形式で紹介します。

物価の安い国ベスト7治安の良い国ベスト8も執筆しているので、合わせて旅行先選びの参考にしてください。

 

物価が高いエリア安いエリア

旅行で訪れる国の物価が高いのか安いのか、ざっくりと判断するために僕が訪れた地域ごとにまとめました。

 

物価が高いエリア

  • 北ヨーロッパ(デンマーク、フィンランド、アイスランドなど)
  • 西ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツなど)
  • 北米(アメリカ、カナダ)
  • オーストラリア

 

物価が安いエリア

  • 南米(ペルー、ボリビア、チリ)
  • 中東(エジプト、ヨルダン)
  • 東南アジア(カンボジア、ミャンマー、ラオスなど)
  • インド

 

物価が高くなる法則

物価は経済状況や貿易、為替など複数の条件で決まりますが、いくつか物価が高くなる法則があります。物価が安く、コスパが良い場所を探すためには法則を活用してください。

  • 地方都市よりも首都の方が物価が高い(例:チェンマイとバンコク)
  • 郊外よりも都心の方が物価が高い
  • 大陸国より島国の方が物価が高い
  • バカンスやリゾート向けの都市は物価が高い

それでは、本題の物価が高かった国を紹介します。

 

物価の高い国7位:エルサレム(イスラエル)

エルサレム(イスラエル)

中東エリアでは、例外的にイスラエルの首都エルサレムの物価が高かったです。陸路であれば、隣国のヨルダンから入国することになりますが、1.5倍から2倍くらい差があります。

ただ、イスラエルの他都市やパレスチナ自治区内は、他の中東諸国と大きくは変わらない物価でした。

 

物価の高い国6位:シンガポール

6位:シンガポール

アジアで物価が高いのはやはりシンガポール。タイの首都バンコクやマレーシアの首都クアラルンプールも経済的に発展して物価が上昇していますが、シンガポールとは大きな差があります。

また、在住者の友人に聞いたところだと、シンガポールは土地が限られるので、家賃が特に高くワンルームでも15万円〜ぐらいだとか。マレーシアと地続きなので、マレーシアから国境を超えて通勤する人も多いそうです。

 

物価の高い国5位:ニューヨーク(アメリカ)

物価の高い国5位:ニューヨーク(アメリカ)

僕が留学していたニューヨークも物価は高いです。だいたい東京と同じくらいです。ニューヨークの中心であるマンハッタン島だけではなく、ブルックリンなどの周辺エリアも物価が上がってきています。

マンハッタン島から西に橋を渡ればニュージャージー州がありまして、そちらは税制が異なるので洋服、靴、薬、食品には税金がかかりません。

 

物価の高い国4位:ロンドン(イギリス)

物価の高い国4位:ロンドン(イギリス)

イギリスの通過ポンドの為替にもよりますが、ニューヨークよりも旅行者としては若干物価が高かったのがイギリスの首都ロンドンです。ロンドンの地下鉄は中心から、ゾーン1、ゾーン2と同心円状にゾーン6まで設定されていて、料金は移動したゾーンで決まります。

特にホテルの料金はビッグベンやバッキンガム宮殿など主要な観光スポットがあるゾーン1から離れて、ゾーン2で探すと下がります。

 

物価の高い国3位:ヘルシンキ(フィンランド)

物価の高い国3位:ヘルシンキ(フィンランド)

フィンランドやノルウェー、スウェーデンなどの北欧諸国は物価が高く、高福祉国家であることで有名です。ヘルシンキの対岸にはエストニアの首都タリンがあって、両都市はフェリーで結ばれています。タリンの方が物価が安いので、ヘルシンキに住む人は週末にタリンに買い出しに行くそうです。マレーシアとシンガポールの関係と一緒ですね。

 

物価の高い国2位:シドニー(オーストラリア)

物価の高い国2位:シドニー(オーストラリア)

オーストラリアの物価が高いことは、日本からワーホリに参加している人にとっては有利です。

オーストラリアの最低時給:約1600円
日本の最低時給:762円(沖縄)〜985円(東京)
となっているため、この時給差を使えば稼げるということですね。ただし、時給が高ければ、物価も高くなりますから、ワーホリ中でも自炊や住み込みなどで生活費を抑える必要があります。

 

物価の高い国1位:レイキャビク(アイスランド)

物価の高い国1位:レイキャビク(アイスランド)

僕が作成したランキングでは、アイスランドが治安の良い国1位、マイナーでオススメの国1位に続いて、物価が高い国でも1位となりました。物価が高いことは、国が経済的に裕福であることを意味しますから、社会保険や福祉に使われる金額が増え、治安も良くなるというのが理由です。

ただし、アイスランドに関しては、物価が高いのは違う理由です。極北の島国であり、食料自給率が日本より低く、ほとんどの農作物や資源を輸入に頼っていることが物価高を引き起こしています。

そのため、ホテルやホステルの滞在費用は他のヨーロッパ諸国と大きく変わりませんが、旅行費用を安くしようとしたら、とにかく自炊することになります。

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まとめ

ご紹介した物価が高い国ベスト7はこちらでした。

1位:レイキャビク(アイスランド)
2位:シドニー(オーストラリア)
3位:ヘルシンキ(フィンランド)
4位:シンガポール
5位:ロンドン(イギリス)
6位:東京(日本)
7位:エルサレム(イスラエル)

他に物価が高い国として有名なのは、スイスやニュージーランド、デンマークなどです。逆に、物価が安い国ベスト7はこちらになります。

1位:ペナン島(マレーシア)
2位:ダナン(ベトナム)
3位:イスタンブール(トルコ)
4位:ワルシャワ(ポーランド)
5位:ウラジオストク(ロシア)
6位:リガ(ラトビア)
7位:リスボン(ポルトガル)

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