世界64ヶ国を訪問したので、旅行をした国の中からマイナーだけど素晴らしい国をまとめました。
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と一緒に、旅行先を決める助けになれば嬉しいです。それでは、さっそく本題です。
7位:ダブリン / アイルランド
ユーラシア横断旅行の後半でアイルランドの首都ダブリンに訪れました。イギリスには何度か訪れていましたが、アイルランドはイギリスよりも人が優しくて(決してイギリス人が冷たいというわけではなく、僕がロンドンしか訪れてないことが理由だと思っています)、物価が少し安くて、名物料理が美味しかったです。
写真はアイルランド名物の黒ビール「ギネス」で肉を煮込んだ「ギネスシチュー」です。アルコールは飛んでいるので、お酒飲めない僕でも食べられます。ビーフシチューなんですが、牛肉がじっっっっくりとトロトロになるまで煮込まれているので、口に入れた瞬間にほろほろに崩れるのがたまりません。
ちなみに、ダブリンの観光地で一番よかったのは、トリニティカレッジ図書館です。こちらは完全予約制で、誰もいない図書館の写真を撮るためには1つ目の時間帯を予約するしかありません。予約制なのに気づいたのが遅かったので、僕は出遅れましたがそれでも荘厳な空間を撮影できて満足でした。
6位:コトル / モンテネグロ
ギリシャの首都アテネから、アルバニアの首都ティラナ、モンテネグロの湾岸都市コトル、クロアチアの港町ドブロブニクとバルカン半島を北上するルートがありまして、僕のお気に入りです。
中でもコトルは事前情報なしで行きましたが、複雑な入り江とレンガの街並み、そして切り立った城壁が見事な世界遺産で、とても楽しかったです。汗だくになりながら、城壁の上から見下ろす光景は忘れられません。
5位:パラオ
取材で訪れた南太平洋の島国「パラオ」がとても良い場所でした。日本からの旅行者はダイビングやシュノーケルなどを海のツアーに参加します。パラオは小さな国なので4日あれば、主要な観光スポットすべて訪れることができます。
パラオでも秘境と呼ばれる、北部のカヤンゲル環礁が抜群の美しさでした。コロール島からバベルダオブ島の港まで車で1時間。スピードボートでカヤンゲルまではさらに1時間かかりますが、行く価値ありです。
オウンドメディア支援をしている株式会社KRAFTに勤める友人からの依頼で、南太平洋の島国パラオに行ってきました。 パラオってこんな国パラオはフィリピンの東にあり、大小あわせて343の島々で構成されて[…]
4位:バンダル・スリ・ブガワン / ブルネイ
物騒なニュースも出ていたのですが、ブルネイは国王と政府の力が強く敬虔なイスラム教国家です。街にはカジノもクラブもバーも何もないね、と少し乾いた笑いをしていましたが、国自体が裕福なのでそれほど大きな不満ではなさそうでした。どうしても遊びたい時はマレーシアに行けばいいぞ。国境はすぐそこだからな!と話す時は元気そうでしたが。
そんなブルネイですが、観光スポットはほぼないです。あえていうなら、豊富な資金で建築された見事なモスクでしょうか。ただ、信仰を大切にするイスラム教徒たちは非常に優しく、穏やかです。街は夜になると静まりかえりますし、金曜日の12時から13時は礼拝のため全てのお店がお休みになります。フィリピンのマニラを経由して訪れましたが、マニラの騒がしさと対極にある国です。
3位:ディリ / 東ティモール
バリ島に訪れた時に、他にユニークな場所を探して見つけたのが東ティモールです。バリ島から往復3万円くらいで訪れることができました。東ティモールは21世紀最初の独立国家で、20世紀末は独立戦争を繰り返していました。
「あの頃は毎日人が死んでたから、最悪だったぜ。でも、今は独立を果たして自慢の故郷だ」という言葉が印象的でした。有名な観光スポットは世界で二番目に大きなキリスト像です。一番大きいのはブラジルにあるキリスト像ですが、ブラジル・東ティモールいずれも旧ポルトガルの植民地つながりです。
世界で二番目に大きいと言っても奈良の大仏の方が大きいのですし、キリスト像に行くためには入場料もチケットも、何もいらないのが東ティモールという国をよく表している気がしました。
なお、名産品はコーヒーですが、多くは輸出用なので扱っているカフェは限られます。僕が訪れた「Letefoho Specialty Coffee Roaster」は東ティモール産のコーヒーを出していますので、ぜひ現地の味は現地で。
東ティモール旅行を考えている人:教科書で習った東ティモールという国を地図で見つけた。行くかどうかはまだ決めてないんだけど、東南アジアのマイナーな旅行先としてちょっと興味がある。東ティモール旅行した人に、どんな様子だったか聞いてみたい。[…]
2位:リガ / ラトビア
リトアニア、ラトビア、エストニア、いわゆるバルト三国については名前は勉強したけど、実際に訪れたことがある人たちは非常に少ないでしょう。実はドイツから東に位置して北欧には含まれない国、ポーランド、バルト三国、ベラルーシなどは西ヨーロッパよりも物価が安く過ごしやすいです。
西ヨーロッパに比べると英語は少し通じにくくなりますが、バルト三国は旅行で困るほどではありません(ベラルーシは結構困りました)。文化的な水準も高く、自然も豊富なので、ヨーロッパ旅行でメインの国に訪れた人が次に訪れるにはバルト三国はオススメです。
ラトビアは僕が経験した範囲では、最も華やかで食事も美味しかったので、バルト三国でどれか1つ選ぶならラトビアにぜひ!
1位:アイスランド全域
世界55ヶ国から選んだマイナーな国の第1位は「アイスランド」です。選出した他の国々とは違って、アイスランドには夏と冬で合計2回訪れています。ヨーロッパの冬は過酷でお店が閉まり、旅行者にとっては厳しいのですが、アイスランドは冬にこそ訪れて欲しい場所でした。
夜空を切り裂くように出現するオーロラ、どこまでも透き通った青に包まれる氷の洞窟、七色に光る夕焼けなど、アイスランドで見た景色に虜になってしまいました。
オーロラと氷の洞窟を見たくて、冬のアイスランドを旅行してきたので、実際に訪問して気づいたことをまとめます。命に関わることから順番に書きますので、時間がない方も5つ目まではご覧ください。それでは本題です。[sitecard subti[…]
まとめ
世界64ヶ国から選んだマイナーな国ベスト7は以下の通りです。
7位:ダブリン / アイルランド
6位:コトル / モンテネグロ
5位:パラオ
4位:バンダル・スリ・ブガワン / ブルネイ
3位:ディリ / 東ティモール
2位:リガ / ラトビア
1位:アイスランド全域
マイナーな国は事前の情報も少なく、自分の中でイメージすることも少ないので、何が出てくるか分からない新鮮さが魅力です。メジャーな国+マイナーな国をちょこっと、という組み合わせにすると、いつもの旅に幅が出るかもしれません。
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