プログラミングを格安・無料で学びたい人:Webエンジニアの仕事に興味があるので、プログラミングを学んでみたい。いまはインターネットを使って、プログラミングが効率的に学べると聞いたので、自分なりに調べてみたものの、想像より色々なサイトが出てきてどれから手をつけようか悩んでいる
という相談にお応えします。
記事の内容
プログラミング学習で役立つサイトと言っても、勉強の方法や現時点での技術によって使うべきサイトが変わってくるので、学習方法別にまとめてあります。
なお、僕がフィリピンでのエンジニア留学前に勉強したサイトが中心ですが、独学で3~6ヶ月勉強した時点で、エンジニア留学のカリキュラムは70%くらい知っている内容でした。
エンジニア留学の費用が3ヶ月で100万円くらいなので、コスパを考えると自力で勉強した方が良いです。たた、独学だと応用にかけますし、勉強を続ける強い意思が求められるので、短期間で確実に結果を出したかったら、エンジニア留学の方が向いています。
それでは、本題のプログラミング学習サイトまとめです。
手を動かすゲーム形式でプログラミングを学ぶ
Progate / サイト内でコーディングができる、一番おすすめです
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
今回紹介するサイトの中で、最も長く時間を費やしたのがProgateでした。サイト内でコーディングができ、さらにそのコードがどんな風に動くのか、なぜ動かないのか、どこが間違っているのかを見ることができるので、プログラミング初心者が最もつまづきやすい「コードを書く環境作り」をすべてスキップすることができます。
迷ったら、まずはProgateをやっておけば間違いないです。
Codeacademy / ゲーム形式学習サイトの元祖(英語サイト)
Learn to Code – for Free | Codecademy
Progateのようなブラウザ内&ゲーム形式でプログラミングを学ぶサイトの元祖がCodeacademyです。世界的にユーザーがいるサービスなので、英語が分かる方はCodeacademyでどうぞ。
なお、プログラミング学習を進めていくほど英語で検索したり、英語の解説を読む機会は増えていきます。そもそも、プログラミング言語のベースが英語ですので、エラーメッセージも英語で出ます。逆に言うと、プログラミングの経験がゼロでも、英語を読むのが苦じゃないだけでWebエンジニアに向いています。
動画でプログラミングを学ぶサイト
ドットインストール / 定番となったプログラミング動画サイト
ドットインストール – 3分動画でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト
プログラミング学習といえばドットインストール、という意見も耳にするし、ネット上で推奨されていることも多いのですが、僕が初心者の時は途中で挫折しました。理由は、実際にコードを打つまでの下準備がものすごく多かったからです。
ドットインストールはProgateなどと違い、動画を見ながら自分のPC内でコードを書いていく進め方なので、色々と準備が必要でしてそこで困りました。自分の環境作りが終わってから参考にすれば、すごく丁寧な解説動画です。環境作りも丁寧なのですが、コードもまだ書いていないのに、次から次への覚えることが多かったのが辛かったです。
Schoo(スクー) / 日本最大の動画学習サイト
プログラミングの学習にSchooがおすすめ!と色々なサイトで紹介されていますが、Schooの「プログラミング」カテゴリーをご覧いただくと分かる通り、学習内容のレベルはちょっと高めです。具体的には、少なくともプログラミングの基礎部分は理解した上で、自分に不足している分野や言語の技術がわかっている、くらいですね。
Webサイトの記事でプログラミングを学ぶ
Ruby on Rails チュートリアル / Rails学習にベンチャー企業で多数活用されてます
Ruby on Rails チュートリアル:実例を使って Rails を学ぼう
書籍として販売されている「Ruby on Rails Tutorial」の日本語訳がWeb上で全文公開されているのが、Ruby on Rails チュートリアルです。すごい時代です。
実は僕がTABIPPOとは別のベンチャー企業でエンジニアの勉強をしていた時に渡された教材がRuby on Rails チュートリアルでして、「チュートリアルを3周して、わからないところは聞いて」と言われてました。Railsのバージョンアップに応じて、何度も内容が改定される実践的な教科書なので、Railsを学びたい人に強くおすすめします。
Teratail / プログラミングのQ&Aサイト
teratail【テラテイル】|思考するエンジニアのためのQAプラットフォーム
プログラミング学習で効果的な手法の一つに「ぐちゃぐちゃなコードでもサービスを作ってみて、わからないところは検索する」ことがあります。現場叩き上げのエンジニアほど、とりあえず手を動かして、作れ!とアドバイスします。
とはいえ、自分だけでコーディングしていると、動かなくなった時に完全に詰まってしまうことがあります。しかもググっても出てこない…という時は、プログラミングのQ&AサイトTeratailを使います。英語版ならStackOverflowです。
オンライン・オフラインスクールでプログラミングを学ぶ
TECH::CAMP(テックキャンプ) / 7日間でプログラミングを学ぶ
TECH::CAMP(テックキャンプ) – 人生を変えるテクノロジースクール
仕事やプライベートが充実していて、短期間でまとめて最大の効率でプログラミングを勉強するならスクール形式がベストです。TECH::CAMPの場合は、イナズマ7日間コースがあります。
1日10時間×7日間というハードなスケジュールですが、会社員でも本気を出せば有給と土日を組み合わせてなんとか実現可能な範囲です。
そこまでハードにできない…って方でも、学習のメンターがついてくれるのが魅力です。結局、プログラミング学習を続けられるかどうかは自分次第ですが、困った時は相談し、くじけそうな時に励ましてくれる人がいるだけでやり切れるってこともありますよね。
ちなみに、学校に通うことは通常コースの場合は必須ではなく、オンラインコースがあります。
» TECH::CAMPの無料体験会
» 遠方や地方の方向けTECH::CAMPのオンライン説明会
TechAcademy(テックアカデミー) / 就職支援付き、エンジニアスクール
TechAcademy [テックアカデミー] | オンラインのプログラミングスクール
TECH CAMPと比較されることの多いTechAcademyですが、違う点としては、現役エンジニアに質問ができることと、エンジニア就職のサポートがある点でしょうか。TECH CAMPもメンターに質問はできますが、TechAcademyの方が質は高いです。
とはいえ、両社はしのぎを削ってる状態なので、無料体験会に参加してみて良いなと思った方に申し込む、くらいのラフさで大丈夫です。カリキュラムやサポートの質に大きな差がない場合は、大切なのは自分がどこまでやり切れるかですので。
就職して、仕事を通してプログラミングを学ぶ
ワークポート / 未経験者OKのIT企業を探して、学ぶ
転職エージェントは決定人数業界トップクラスの『ワークポート』
プログラミングを学ぶために思い切って就職しちゃう、という裏技があります。就職と学習を両立するためには、Webエンジニア不足を解消するために、未経験でもOK!社内で教育します!と表明している素晴らしい会社を探すことが必要です。
有名どころだとワークポートなどの未経験からIT業界へのキャリアチェンジを支援しているサービスに登録するか、リクナビNEXTなどの就職情報サイトで未経験者OKの求人を探します。
コスパよく仕事を探すためには、登録型のサイトで良い案件を待ちつつ、求人型のサイトで良さそうな会社に問い合わせてみるのがベストです。
まとめ
今回の記事は以上です。紹介したサイトを一覧でまとめます。
» Progate / サイト内でコーディングができる、一番おすすめです
» Codecademy / ゲーム形式学習サイトの元祖(英語サイト)
» ドットインストール / 定番となったプログラミング動画サイト
» Schoo / 日本最大の動画学習サイト
» Ruby on Rails チュートリアル / ベンチャー企業で多数活用
» Teratail / プログラミングのQ&Aサイト
» TECH CAMP(テックキャンプ) / 7日間でプログラミングを学ぶ
» TechAcademy(テックアカデミー) / 就職支援付き、エンジニアスクール
» ワークポート / 未経験者OKのIT企業を探して、学ぶ
それぞれのサイトの使い方としては、このようになります。
時間をかけてでも安くプログラミングを学びたい→動画やゲーム形式のサイト
短い期間で確実にプログラミングを身に付けたい→オンラインスクール
仕事を通してプログラミングを学びたい→転職サイト
なお、今回は割愛しましたが、エンジニア留学という方法もあります。詳しくはこちらの記事からご覧ください。
2年前、僕はフィリピンのセブ島にてエンジニア留学をスタートしました。6月末まで、セブ島のNexSeedでエンジニア留学してます。セブにお住いの方、留学中の方、旅行中の方も、ぜひご飯行きましょうー!#tabippo— ルイス前田 […]