ウラジオストクの北朝鮮レストラン「カフェ 平壌」で美女のアリランを聞いた

シベリア横断鉄道の始まりの場所「ウラジオストク」に来てみたので、日本では知られていない観光スポット・レストランをお届けしたい!ということで、北朝鮮の経営者が運営する「カフェ 平壌」をご紹介します。

ウラジオストク在住の友人が教えてくれなかったら、たどり着けなかったであろう北朝鮮レストラン。ウラジオストクの中心地からは徒歩で30分、車だと10分ほどです。

 

北朝鮮レストラン「カフェ 平壌」の住所

僕は徒歩で行きましたが、入口がややわかりづらいです。交通量が多い通り沿いにあるので、横断する際はご注意を。ただ、ロシアは運転のマナーがよく、横断歩道を渡る際は必ず車がピタッと止まってくれます。

 

カフェ平壌の入口はこんな感じ

この看板が目印です。

 

兵士の石像に守られた、瓦屋根の入口。ウラジオストクでは珍しい。

 

二重の扉を開くと現れる「カフェ平壌」

北朝鮮の工作員(っぽい人)がたくさんいた。喜び組みたいな綺麗な女性が店員だった。など、様々な噂を聞いたカフェ平壌。ウラジオストク在住の駐在員の一部には、北朝鮮との繋がりを疑われるので、行かないようにとも言われてるそうで。

ウラジオストクではある程度有名なレストランで歴史もあるそうなので、ひどい目には合わないだろうと高を括りつつも、ちょっと緊張してきました。

 

余談ですが、実はウラジオストクには韓国人の旅行者がとても多い

韓国からのロシア旅行者はビザがいらないらしく、ウラジオストク市内にいるのはほとんど韓国人でした。メニューもロシア語と韓国語と英語があるのが一般的。ホステルのスタッフは英語話せないけど、韓国語はペラペラでした。

北朝鮮はロシアと陸で国境を接してますし、政治的には様々な駆け引きがあるでしょうがレストランが出店するくらいには交流があるのかと、日本から2時間半のウラジオストクでも異国であることを感じます。さて、本題に戻ります。

 

カフェ平壌のメニュー

メニューは英語、中国語、日本語と韓国語がありました。値段はウラジオストクの平均からすると、やや高めです。日本人がよく知る韓国料理、サムギョプサル、スンドゥブ、チジミなどをはじめとして、ウラジオストクで採れる海産物(スケトウダラやなまこ)を使った料理が載っています。

オーダーの際に、「現金で払える?」と聞かれたのが、なんとなく北朝鮮っぽい(現金が欲しいのかな)と感じつつも、にこやかな店員さんに愛想よくしてもらってます。ちなみに、すごくすごく綺麗な人。

 

美味しい!北朝鮮料理!

北朝鮮レストランの料理の味はあまり良くないという前評判を聞いていましたが、美味しかったです!今回は羊肉の炒め物と北朝鮮名物の冷麺を頼みました。

ちなみに、店内は韓国人のグループとロシア人のグループが1組ずつ。韓国焼酎のソジュで乾杯しながら楽しそうに食事してました。

 

20時から美人店員による歌謡ショーがスタート

行くまで知らなかったのですが、20時に照明が切り替わって美人店員による歌謡ショーが始まりました。韓国語とロシア語で2曲ずつ、最後はアリランで締め!わざわざカメラ目線までいただいて、ありがとうございます。お会計も何事もなく終わり、心地よい達成感を得て帰宅しました。

ウラジオストクは、北朝鮮レストランの他にも、ジョージア料理やペルー料理などの海外料理屋さんも充実しています。日本から2時間半、1.5万円で訪れることができる、一番近いヨーロッパ「ウラジオストク」楽しいですよ!今なら沿海地方への電子ビザが発行できるので、夏の旅行にぜひご検討ください。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?