クルーズ旅行と言えば、豪華で、高価で、セレブで、現役を引退した老人たちばかり、そんなイメージでしょうか?実際は、豪華だけど、コスパは良く、一般の人も多く、ただ老人が多いのは正解でした。
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本記事では日本語では情報の少ない海外発着のクルーズ船の内部を、写真たっぷりで紹介します。続きを見ていただければ分かりますが、船内は十分に掃除、整頓されていて、とても快適で綺麗でした。
クルーズ旅行の概要
クルーズ会社ごとに様々なルートがあるカリブ海クルージングですが、僕が参加したのはカリブ海を2周する22日間のプランです。
旅行日数 | 21泊22日 |
旅行時期 | 2019年12月22日から2020年1月12日 |
クルーズ会社 | ホーランドアメリカ |
クルーズ船 | コーニングスダム号(ms Koningsdam) |
船の大きさ | 全長297メートル 全幅35メートル 12階建て |
乗船人数 | 2,650名 |
訪れた島の数 | 15ヶ所 |
クルーズ費用 | 44.5万円 |
到着地 | フォート・ローダーデール(マイアミ) |
カリブ海クルーズのルート
22日のカリブ海クルーズにするために、11日のクルーズを2回繰り返しています。そのため、11日ごとにマイアミに戻ってきてますね。ラッキーなことに、同じ場所に二回訪れたのは1/1と1/3のバハマだけでした。
- 12/22:マイアミのフォートローダーデールを出航(Fort lauderdale. FL)
- 12/23:海上(At Set, Atlantic Ocean)
- 12/24:海上
- 12/25:セントマーチン(Phillipsburg, Sint Maarten)
- 12/26:マルティニーク(Fort-de-France, Martinique)
- 12/27:バルバドス(Bridgetown, Barbados)
- 12/28:セントビンセント及びグレナディーン諸島
- 12/29:ドミニカ(Roseau, Dominica)
- 12/30:バージン諸島(Charlotte Amalie, St. Thomas, Virgin islands, U.S.)
- 12/31:海上
- 1/1:バハマ(Half Moon Cay, Bahamas)
- 1/2:フォートローダーデールに一時帰港(Fort Lauderdale. FL)
- 1/3:バハマ(Half Moon Cay, Bahamas)
- 1/4:タークス・カイコス諸島(Grand Turk, Turks and Caicos Islands)
- 1/5:ドミニカ共和国(Amber Cove, Dominican Republic)
- 1/6:海上
- 1/7:ボナーレ島(Kralendijk, Bonaire)
- 1/8:キュラソー(Willemstad, Curacao)
- 1/9:アルバ(Oranjestad, Aruba)
- 1/10:海上
- 1/11:海上
- 1/12:フォートローダーデールに帰港(Fort Lauderdale. FL)
それでは、本題のクルーズ船内の様子をご紹介します。
クルーズの船室
最も大切な自分の部屋。
部屋番号のプレートは郵便受けにもなっていて、写真のようにクルーズ側からの書類や船内新聞などが届けられます。
シングルベッドは写真の大きさ。普通のベッドと同じです。
ベッドの下にはスーツケースが入るスペース。
タオルは1日2回取り換えられるので、いつもフカフカです。
水回りもベッドメイキングと合わせて1日2回掃除してもらえるので、いつもピカピカ。シャワーの水圧も十分でした。
コンセントは様々な形に対応。
冷凍庫はありませんが、冷蔵庫はあります。お酒やソフトドリンクも充実(有料です)。
気になる方へ貴重品ボックス。
お酒を嗜む方に向けて、アイスボックスや栓抜きなども常備されています。ちなみに、氷やお湯はルームサービスで頼めます。無料です。
ドライヤーは備品として用意されているので、不要です。
最もお世話になった食堂「Lido Market」
船内でサクッと食事を取りたい時は、Lido Marketと呼ばれるビュッフェスタイルの食堂へ。
Lido Marketには12種類のキッチンがあり、洋風を中心に様々な料理が楽しめます。アジアンキッチンもあり、韓国料理やベトナム料理、インド料理など、日替わりでメニューが変わるので、週1くらいで和食やお寿司も提供されます。
Lido MarketがあるLido Deckには、プールやジムなどもあり、クルーズ船内ではよく行くフロアです。
無料でコース料理が食べられるレストラン「THE DINING ROOM」
「Lido Market」よりもしっかりと食事を取りたい時は、2階と3階へ。朝食と夕食の時間帯に空いています。
夜はコース形式になっていて、前菜、メイン、デザートのメニューが毎日違います。
GALA Nightと呼ばれるフォーマルデイの時は、特別メニューとなって豪華なので、みんな正装に着替えて「THE DINING ROOM」に集合。いつもより混みますが、とても広いので10分ほど待てば席に案内されます。
こちらはアフタヌーンティーの様子。常設ではなく、船内の催しとして「THE DINING ROOM」でも様々な企画がありました。
バーやカフェ
お酒飲めないので利用しませんでしたが、船内のバーは24時まで営業。有料ですが、ビール、ワイン、カクテルなど一通りあります。人気でよく飲まれてたのは、ブラッディーマリー(トマトジュースとウォッカとタバスコとウスターソースのカクテル)でした。
なぜだろうと思って調べたら、アメリカで最も人気なのが、ブラッディーマリーらしいです。
カジノ
僕は一度も遊ばなかったカジノですが、高齢の乗船者には大人気でした。写真に誰も写っていないのは、プレイ中は撮影禁止だったりするので、乗船直後に撮ったからです。普段は8割くらい埋まってました。
プール
Lido Marketと同じ階に船内プールとジャグジーがあります。
天井が開閉式なので、デッキ以外で日光浴できる場所として人気でした。外国の人たちって日光浴好きですよね。友人に理由を聞いたら「白人はある程度の日焼けをしていないと、素肌が白すぎて不健康に見えるから日焼けする」そうです。
あとは日焼けを楽しめるくらい余裕がある=裕福という意味もあるのだとか。
プールサイドにはたくさんのベンチが設置されています。クルーズ船の特徴ですが、ちょっとしたスペースにも椅子が置かれ、食堂やレストランもテーブルの配置が工夫され、できるだけ多くの人が席につけるようになっています。
ちなみに、夜はライトアップされます。いい感じにエロかった。
ニューイヤーのカウントダウンの際は特設ステージが設置され、クルーズ船所属のバンドチームが新年をお祝いしました。普段、夜のプールは人手が少ないのですが、「こんなに乗客乗ってたの?!」と驚く人数が集まってました。
99%が外国人の乗客(日本人はおそらく3組くらい)なので、高齢の方が多いもののノリは激しかったです。
ちなみに、船の後方にもプールがあります。こちらは船内ではなく、露天です。
ジム
ルームランナー、トレーニングマシーン、ダンベルとジムは充実してました。ちなみに、写真はありませんがエアロビ用の小さめな教室も。運動不足になりがちなクルーズ旅行中にジムで身体を動かすのはとても有意義なんですが、僕は船酔いを増幅してしまい断念しました。
長いことトレーニングを続ける乗客もいたので、個人差が大きかったみたいです。
バスケットコート
船上にあるバスケットコート。停泊中なら余裕でプレイできます。ただ、バスケするほど人数を集めるのが難しい。
ネットを張れば、別のスポーツもできます。
ショップ
お土産や薬、ちょっとしたスナックなどが船内では売られています。
また、高所得者向けに高級ジュエリーや高級時計などの商談スペースも。ダイヤモンドや宝石のセールのお知らせもよく届いていたので、クルーズ船内は免税なのかも。
スペシャルレストラン
ビュッフェ式の「Lido Market」とコース式の「THE DINING ROOM」に加えて、船内には4つのスペシャルレストランがあります。LidoとDININGは無料(乗船料金に込み)ですが、スペシャルレストランは有料です。
スペシャルレストランは完全予約制で、クリスマスやニューイヤーなどの記念日は予約が取れないこともあるので、クルーズの予定が決まったら早めに予約しておくと良いです。
クルーズによっては、スペシャルディナーパッケージがあり、複数のスペシャルレストランをまとめて予約することで割引になるケースもあるので、調べてから予約してね。僕は知らなくて、損しました…。
船内の装飾
クリスマス時期のクルーズだったので、船内の装飾が豪華でした。こちらはお菓子の家。
プレゼントボックスで作られたクリスマスツリーも特別に設置されてました。2周目のクルーズ(クリスマス後)には撤去されてました。
デッキ
デッキにはランニングトラックやちょっとした筋トレ器具があって、移動が続くスケジュールだと身体を動かせる貴重な場です。プールは頑張って泳ぐって雰囲気じゃないので。
遅い時間までクルーズ船が停泊している場合は、離陸する際の夜景を観るために人が集まります。
ホール
クルーズ船下部の前方には大きなホールがあり、トークショーやダンスショーなどを開催してました。写真は乗船初日の避難訓練の様子です。
その他の様子
写真で振り返るクルーズ船内の様子
クルーズ船内の様子は以上です。クルーズ旅行に興味を持ったら、ぜひ費用について詳細をご覧ください。僕にとっては意外とコスパ良い!と思える費用感でした。
クルーズ船で旅行してみたい!でも、お金がどのくらいかかるかよく分からない。という人に向けて、僕がカリブ海クルーズの22日間で使った費用を公開します。なお、クルーズ船が手配するカリブ諸国でのアクティビティは含まれていますが、上陸後のラ[…]
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