F値を覚える前にカメラが上達する3つの方法

  • 2018.07.29

一眼レフを買ったばかりの人:ついに一眼レフカメラを購入した。安くはなかったけど、ずっと欲しかったからとても嬉しい。カメラに負けないように、上手な写真が撮れるようになりたいけど、マニュアルモードは難しくてよく分からない。簡単にカメラが上達する方法ってないの?

という悩みに応えます。

 

カメラが上達する一番の方法は、カメラ好きの人と一緒にいること

2018年の2月からプロカメラマンの伊佐知美さん(@tomomi_isa )古性のちさん(@nocci_84)の2人と三軒茶屋でシェアハウスをしています。

一緒に住み始めて半年になりますが、気づいたら以前よりもずっとカメラが上達していました。素人には十分な一眼レフを中古で友達から購入して依頼、初めて写真を撮ることが楽しいです。

 

photo by ruimaeda

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上記はロシアからポルトガルまでユーラシア横断旅行をしている際に撮ったものです。ストックフォトサイトのPIXTAで写真の販売もしていて、売り上げも増えてきました。しかし、なぜカメラ好きの人と一緒に過ごす時間を増やすと写真が上手になるのでしょうか。

 

F値を覚える前にカメラが上達する3つの方法

・良い写真を浴びるように見る
・写真を撮る機会が増える
・写真をたくさん見てもらえる&褒められる

まとめから入りますが、カメラ好きの人と一緒にいると、上記の3つが実現してカメラが上手くなります。これらはF値やISOの意味を覚えるよりも大切です。プロカメラマン達も、カメラ講座をする際には口を揃えて写真をたくさん見ろ、たくさん撮れ、たくさん見せろと言っていました。

 

良い写真を浴びるように見る

良い写真を浴びるように見る

カメラ好きと一緒にいると、とにかく写真について話すことが増えます。好きな写真家や写真集、Twitterでどんな写真が流行っているか、Instagramで誰をフォローしているか。

カメラの機能やマニュアル設定、ISOやF値などの意味を知ることも大切ですが、まずはたくさんの良い写真を浴びるように見ることで、自分の好きな写真がどんなものか見えてきます。

 

好きな写真っぽい写真を撮るためにはどうすればいいのだろう?と試行錯誤する方が、早く上手になります。自分一人だけのセンスで写真を撮っても引き出しがなかなか増えないので損です。

写真集や写真展に行かずとも多くの写真家(特に若手は)がInstagramにも作品を載せているので、ぜひフォローを。日本語だけでなく、英語で検索すると思いもよらないこだわりの写真を見つけることができます。

 

写真を撮る機会が増える

写真を撮る機会が増える

「フォトウォーク」って知ってますか?みんなで写真を撮りながら歩くというイベントのことです。カメラマンと同居するまで聞いたこともなかったフォトウォークですが、全国各地で開催されてます。参加者は全員がカメラ好きですから、1つの場所でのんびりと普段は見落としがちな些細な情景を撮影しながら、ワイワイ楽しみます。

たくさんカメラを使えば写真が上手くなるのは感覚的には理解できますが、旅行先でもないのにカメラ片手にぶらっとするのは少し億劫です。しかし、カメラ好きと一緒なら何かと「写真撮りに行こうよ!」と盛り上がる機会が増えて、自然とシャッターも軽くなります。

 

写真をたくさん見てもらえる&褒められる

写真をたくさん見てもらえる&褒められる

写真を見せることって、自慢しているようで気兼ねする人も多いようです。エアポート投稿おじさんも話題になりました。なるほど、SNS疲れという言葉があるぐらいなので、SNSは自分の好きなことを投稿できる場所ではもはやないと感じることもありますね。

しかし、写真好きの仲間には写真を見せても構わないでしょう。友人の素晴らしい写真を見て、「どこでどうやって撮ったのだろう?すごい!」と素直に感動できるように、褒めてくれるかもしれません。

自分にとってはそれほど良い写真でなくとも、他人から絶賛されれば見え方が変わる写真もあるでしょう。100枚のうち1枚でも褒められれば、もっと良い写真を撮るために頑張ろうというモチベーションに繋がります。

 

おまけ:写真に自分らしさを加える

おまけ:自分らしさを写真に加える

プロカメラマンと同居して、少し自分の写真が好きになってきたところで「もっと自分らしい」写真を撮りたいなと考えるようになりました。世界観とでもいうのでしょうか。

そこで、プロカメラマンの2人にお願いして「自分らしい写真」の見つけ方についてコツを聞いてきました。

イベントだとその場のノリでインターネットには載らない本音を聞くことができます。周りにカメラマンがいない方は繋がり作るという意味でも来ないと損です。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?