打ち上げまで残り4ヶ月!日本チームHAKUTOを運営するispaceに話を聞いてきた

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ホリエモンのロケット打ち上げは残念ながら打ち上げ中にエンジンの緊急停止となってしまいましたが、目標高度100キロに対して、30キロから40キロまでは到達しました。今回の経験を糧に、きっと次回は国内初の偉業を達成してくれるでしょう。

参考:「ホリエモンロケット」MOMO初号機、宇宙へ届かず 堀江貴文氏がリベンジ誓う(UPDATE) 

21世紀は宇宙の世紀と言われて、10年以上が経ちますが宇宙世紀を開拓しているのはどんな人達なのでしょうか。今回は宇宙スタートアップのリアルを訊く! 「Deep Space Biz Night」〜Startup Weekend Tokyo Space プレイベント 第1弾〜に登壇された株式会社ispaceのCOO中村貴裕さんのお話をご紹介します。

 

ispaceの概要

ispaceは、「宇宙を人類の生活圏にする」をビジョンに掲げ、月面資源開発の事業化に取り組んでいる次世代の民間宇宙企業です。

ispaceといえば、賞金総額3,000万ドルの民間月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参加するチームHAKUTOを運営していることで有名です。

チームHAKUTOは東北大学、ispace、プロボノで構成されており、東北大学が技術サポート、ispaceが資金調達や運営面を担当。専門性のあるボランティアメンバーを含めて、合計で110名ぐらいのチームです。

Google Lunar XPRIZEは最終ロゲット打ち上げをする5チームに絞られ、打ち上げ期限は2017年12月31日まで。HAKUTOは12月28日にインドで打ち上げ予定です。

 

ispaceとして目指していること

ispaceは宇宙に生活圏を築く時代を創造することを目指しています。例えば、月に最大で60億トンあると言われている水を水素と酸素に分けることで燃料に使うことを考えています。

他にもレアメタルなどの各種鉱物資源の採掘や月から地球軌道上に打ち上げをすることで、打ち上げコストを大きく削減するビジネスなどがあります。

 

ispace中村さんが注目している企業

日本には20社くらい宇宙スタートアップがありますが、アクセルスペース(超小型衛星の開発)、アストロスケール(宇宙デブリの除去)、インターステラテクノロジズ(小型ロケットの開発)に注目しています。

一方で、欧米は宇宙スタートアップが1000社あるので、競争環境が違うことは日本の宇宙産業の課題です。個人的にはユーグレナがすごく好きです。

 

ispace中村さんが考える宇宙スタートアップが増えために必要なこと

ispaceが運営するHAKUTOを初め、今の20社が実績を出せることが大切です。あとは他業種から宇宙産業への人材流動性を高めること。ispaceの社員は50%が外国人ですが、日本の大手メーカーからは中々来てくれません。

 

まとめ

宇宙に憧れる人は多いようで、イベントは50人満席でした。一方で、宇宙ベンチャーは日本で20社。今から初めても21番目です。あれ?まだ全然間に合う。

 - 宇宙 / Space