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イーロン・マスクの世界を変える8つのプロジェクト

イーロン・マスクの世界を変える8つのプロジェクト

起業家イーロン・マスクが率いるspaceXが人工衛星を1万2000基打ち上げて、現在より40倍速いインターネットを世界中で使えるようにする「スターリンクプロジェクト」の始まりとなる人工衛星60基を打ち上げました。

他にも、イーロンは月旅行や火星移住、コンピューターと脳を繋げる、ニューヨークとワシントンを30分で移動可能など、たくさんの世界を変えるプロジェクトを進めています。今回は宇宙企業のSpaceXや電気自動車のテスラだけではない、イーロン・マスクのプロジェクトを紹介します。まずは様々なプロジェクトの根幹であるイーロン・マスクの夢から。

 

イーロン・マスクの夢

イーロン・マスクが自分の人生をかける意味があると考えているのは「人類を救うこと」です。24歳の時にZip2社を売却して24億円、31歳の時にPaypalの成功で180億円を手に入れて億万長者の仲間入りをしたイーロンですが、SpaceXによるロケットの打ち上げ失敗が続いた2007年頃には個人資産をSpaceXにつぎ込み、自分の車を売り払い、友人に借金をしてまで挑戦を続けました。

人類を人口爆発や環境破壊による危機から救うためには、火星に移住できるだけの技術がなくてはならない。そう考えていたからです。同じく、何度も倒産の危機と言われながら電気自動車を製造するテスラ社を続けてきたのも、化石燃料の枯渇問題を電気自動車の普及によって解決しなければならないと考えているからです。

イーロン・マスクのプロジェクトは大小様々でも、人類を前進させ、危機から救うと本人も周囲も信じているからこそ、Googleの創業者ラリー・ペイジに「財産を残すとしたら、イーロン・マスクに贈る。彼なら未来を変えられるからだ」とまで言わせるのでしょう。

それでは、本題のイーロン・マスクの世界を変える8つのプロジェクトです。

 

月旅行

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の前澤友作社長が乗船するということで、日本でも話題になった月旅行はSpaceXが開発している世界最大のロケット「ビッグ・ファルコン」を使用して2023年に打ち上げ予定です。

 

火星移住

イーロン・マスクが2050年までに実現すると発表している火星移住計画では、地球と火星が最接近する軌道同期のタイミングを利用して、まずは無人の宇宙船「スターシップ」2機が物資を乗せて火星に向けて出発。その後、有人船と無人船が2機ずつ合計4機打ち上げられ、7年〜10年かけて火星に都市を建設するというスタートです。

現時点では、スターシップのテストバージョンである「ホッパー」が開発中で、ホッパーでのテストが完了したらスターシップのプロトタイプの開発がスタートすることになっています。

 

ハイパーループ

「ハイパーループ」とはチューブ型の超高速輸送システムで、2013年にイーロン・マスクが構想を発表して以来、さまざまな企業によって研究が進められています。

チューブ状のハイパーループの中はほぼ真空状態が保たれ、その中を空中浮遊したカプセルが移動することで摩擦を劇的に軽減。最高速度は時速1,220kmでニューヨークとワシントンを30分で移動できるようになります。

 

スターリンク

イーロン・マスクが2015年に構想を発表した「スターリンク」計画は、軌道上に1万2000基の人工衛星を投入することで、インターネット環境がこれまでなかった場所でも、現在よりも約40倍速いインターネットを使えるようになります。

2019年5月にスターリンク計画に実際に用いられる最初の56基(テスト版の4基はすでに打ち上げ済み)が打ち上げられ、2020年はさらに720基が打ち上げられる予定です。

 

ボーリング・カンパニー

イーロンが2016年に起業したボーリングカンパニー社(正式名称:The Boring Company)は交通渋滞を解決するために地下トンネルを採掘する会社です。イーロンは地下トンネルが開通すれば、ロサンゼルスのダウンタウンからロサンゼルス国際空港までを約10分で行き来することができると計画しています。

 

ニューラリンク(Neuralink)

ボーリングカンパニーと同じ2016年にイーロンが設立したニューラリンク社では、コンピューターと人間の脳を接続する「ブレイン・マシン・インターフェース(略称:BMI)」を開発し、人間の処理能力を飛躍的に向上させる研究を進めています。

BMI開発の背景には、イーロンが危険視している「人工知能による人類の滅亡」を回避し、人類と人工知能が共存できる世界を目指すという考えがあります。開発の第一段階としては脳卒中や脳腫瘍患者向けの機器として2021年までの完成を目指すという計画です。

 

テスラ

イーロン・マスクが化石燃料の枯渇問題を解決するために取り組んでいるのは、電気で動く自動車の開発と普及です。そのためには、高効率な電気自動車用バッテリーやこれまでの電気自動車のイメージを覆すスタイリッシュな機体、充電スタンド、自動運転機能の開発に取り組んでいます。

テスラ社が開発した「ロードスター」は自動車メーカーの冷ややかな反応にも関わらず、電気自動車でありスポーツカーであるというコンセプトが多くの著名人の支持を得て、電気自動車の市場を開拓することができました。

 

ソーラーシティ

テスラ社の傘下にあるソーラーシティ社では太陽光で発電可能な屋根「ソーラールーフ」の開発・販売で、持続可能エネルギーを使った社会の推進を目指しています。もちろん、テスラ社の電気自動車への給電を見越して。

太陽光で発電し、電気自動車に給電するというシステムをそれぞれの家庭で成立させることができれば、少なくとも移動に関するエネルギー問題は解決します。

 

まとめ

イーロン・マスクの世界を変えるプロジェクトに関する解説は以上です。イーロンがプロジェクトを推進するスピードは8倍速なので、今月のイーロンはこちらの「イーロン・マスク・ニュース」でご覧ください。