宇宙に関する10の謎を解説【どこからが宇宙?】

宇宙に関する10の謎を解説
  • 2020.01.11

海外旅行の次は、宇宙旅行が当たり前になると言われていますが、宇宙については分かっていないことが数多くあります。そこで、今回は宇宙に関する10の謎を解説します。冥王星が惑星じゃなくなったって知ってましたか?

 

宇宙の謎1:どこからが宇宙?

宇宙空間の明確な定義はまだありませんが。一般的には宇宙ではなくスカイスポーツにおける国際組織である国際航空連盟が定義した地上から100km以上を宇宙とするという考え方が採用されています。

 

宇宙の謎2:月の土地は誰のもの?

月の土地は誰のものでもありません。1967年に制定された宇宙条約の第二条には「天体を含む宇宙空間に対しては、いずれの国家も領有権を主張することはできない」とされているためです。現在では月の土地の購入証明書を提供するサービスもありますが、あくまでもユーモアの範疇で実効性はありません。

 

宇宙の謎3:火星には住めるようになる?

SpaceXのCEOであるイーロン・マスクは「2050年までには自給自足できる都市を火星に建設できる」と発言していますし、NASAでも火星移住の計画が発表されています。実現までには様々な課題がありますが、まだ不可能だと決まってはいません。

 

宇宙の謎4:地球のような惑星は他にもある?

太陽系が含まれる銀河だけでも1000億個の星がある宇宙には太陽系外にも地球のような星があると考えられています。現在では見つかっていませんが、観測機械が高度になるにつれて発見されるかもしれません。

 

宇宙の謎5:冥王星が惑星から外れたのはなぜ?

2006年に国際天文連合総会にて冥王星を惑星としないことが決定しました。理由は冥王星のサイズが月と同じくらいの小ささだと判明し、冥王星付近に同じサイズの星が複数存在することが観測できたためです。

 

宇宙の謎6:ブラックホールとは何?

ブラックホールは重力があまりに強いため、光さえ出られなず、真っ暗な存在とされてきました。理論上は存在することが分かっていましたが、2019年4月10日についに撮影に成功しました。

» 参考:人類が初めて撮影に成功したブラックホール

 

宇宙の謎7:宇宙には果てがある?

宇宙の果てがどうなっているか現時点ではわかっていません。その理由は観測限界です。宇宙が誕生したのが137億年前なので、情報が届く距離も137億光年までに限られます。そのため、太陽系を中心に137億光年の球状の外には何があるのか分からないのです。

 

宇宙の謎8:ニュートリノとは何?

ニュートリノは質量がほとんどゼロに近く、光の速度で飛ぶ粒子です。研究の結果、超新星の爆発においてニュートリノが関係していることが判明し、2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴氏によってマゼラン雲の超新星爆発によって生まれたニュートリノが発見されました。

 

宇宙の謎9:宇宙人はいるの?

生命が生まれるためには様々な条件が必要です。しかし、広大な宇宙には地球のような好条件な惑星はあると考えられています。しかし、その広大さゆえに生命体同士が宇宙で出会う確率も非常に小さいとされています。

 

宇宙の謎10:宇宙に関して解明されていない謎は?

宇宙に関してわかっていることは極一部にすぎませんが、現時点で最も大きな謎は「ダークマター」の存在です。ダークマターは理論上では宇宙に存在する物質ですが、その正体は不明のままです。

 

まとめ

宇宙の謎に関する解説は以上です。さらに詳しい内容については、別の記事「動画で宇宙の謎と神秘に迫る【おすすめ14本】」で紹介しています。

関連記事

世界をぐるりと回って、素晴らしいものにたくさん出会った。その一方で、憧れだった世界一周を実現したことで、世界にある多くのものを見てしまった気がした。そんな時に、ふと考えました。「飛行機でも、船でも訪れることができない場所には、もっと[…]

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?