11人のスゴイ旅人たち【新世代を担うオーサムジャーニー】

すごい旅人
  • 2019.12.23

2011年にTABIPPOを初めて、早7年が経ちます。2014年に株式会社化してから数えても4年も経ってました。バックパッカーで世界一周をしていた頃は、旅行先で別れた友人と再会することはあまりありませんでした。しかし、会社として旅行を仕事にしていると旅人たちと継続してたくさん会えます。

同じ目的意識を持っている人たち(僕の場合は旅人たち)と試行錯誤するのは会社やプロジェクトを立ち上げる醍醐味だなぁと思う一方で、まだまだ知られていない面白い旅人がたくさんいます。

 

以前、2016年に出会った面白い旅人たちをご紹介したので、今回はこれまでに出会った旅人たちを加えて新世代を担うオーサムな旅人をご紹介します。イベントに出演したり、書籍を出している方も多いので、気になったら当人にコンタクトをとってみてください。Twitterのアカウントを載せておきます。

 

伊佐知美

旅するエッセイスト、フォトグラファー。2016年4月〜世界一周、2018年6月〜世界二周目の旅へ。旅のテーマは「暮らすように旅をする」。これまで訪れたのは45ヶ国110都市ほど。

『灯台もと暮らし』創刊編集長、オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」主宰、著書に『移住女子(新潮社)』。

というプロフィールの伊佐さんとは、世田谷の旅人シェアハウス「#えいとびたー」で一緒に住んでいますが、20代後半から30代までの女性に絶大な人気を誇る旅人です。特に伊佐さんが執筆するエモいエッセイ(noteに掲載)が好評です。

 

古性のち

1989年生まれ。トラベルグラファー・バイヤー・ライター。世界中に眠るときめきの種を集めながら旅をしています。美容師→Webデザイナー→Webライターと転職を繰り返してきた異色の経歴の持ち主。

2016年に株式会社LIGでのデザイナー・ライター経験を経てフリーランスとして独立し、そのまま世界一周へ。今まで旅した国は20カ国34都市。2018年にときめきをアウトプットするコミュニティ「.colony」を運営スタート。

デザインもできるライターな上に、フォトグラファー、バイヤーなど様々な活動を広げるのちさんはtabitoki.llcの代表でもあります。

 

中込孝規

「世界とつながるダンス教室」代表。1988年生まれ。埼玉県熊谷市出身。早稲田大学商学部卒。ストリートダンス(HIPHOP,POP,LOCK)歴15年。教育系企業ベネッセに4年間勤務した後、「ダンスで世界一周」の夢を叶えるために退職。1年半で18ヶ国57都市をまわり、1万人以上の子どもたちにダンスを教えながら世界一周をした。

2017年、世界経済フォーラム(ダボス会議)により、世界の33歳以下の若手リーダー「グローバルシェイパーズ」に選出。

 

山崎大地

株式会社ASTRAX代表取締役・民間宇宙飛行士。1997年に三菱スペースソフトウエアで、国際宇宙ステーションの運用管制官として、宇宙ステーションの開発及び建設に携わる。2006年に宇宙飛行事業を開始。

早ければ2019年に、ヴァージンギャラクティック社の宇宙船「ユニティ」、ワールドビューエンタープライズ社の宇宙船「ボイジャー」、ブルーオリジン社の宇宙船「ニューシェパード」に搭乗し宇宙飛行する予定。

 

津田昌太朗

1986年兵庫県生まれ。ロンドンを拠点に、海外フェス横断プロジェクト「Festival Junkie」を旗揚げし、欧米を中心に100以上の音楽フェスに参加。日本最大級の音楽フェス情報サイト「Festivla Life」の編集長を務める他、雑誌連載やラジオのパーソナリティーなど、世界中の音楽フェスを巡りながら、様々なメディアを通して情報を発信している。

日本で一番海外フェス事情に詳しい方です。「Festival Junkie」は2018年8月時点でリニューアル中なので、再始動が楽しみ。

 

佐藤幸夫

1967年、栃木県生まれ。卒業と共に91年より代々木ゼミナールの世界史講師となる。毎年オフシーズンの約2か月間に地球周遊(世界一周)を断行。2018年をもって17周を終えた。現在の旅歴は97ヵ国約500都市・世界遺産285カ所の訪問。

世界史の知識をベースにしたトークは旅行好きの社会人向けに、学び直しとして大好評。代ゼミの授業で培われた話術は圧倒的です。

 

清澤一輝 / Kei

大学4年生のときに世界一周を経験。各国で書いた記事やInstagramがキッカケで現在はインフルエンサー/映像ディレクターとして活動中。現在はランボルギーニ専属の映像クリエイターとしてアメリカを拠点に活動。

記事内で紹介している中では最年少ですが、Instagramに写真に映像にと大活躍している旅人です。日本に帰国している間は、積極的にイベント出演しているので会うチャンスがたくさんあります。

 

東松寛文 / リーマントラベラー東松

平日は広告代理店に勤務する傍ら、週末で世界中を旅するサラリーマン。2016年、毎週末海外へ行き3か月で5大陸18か国を制覇し「働きながら世界一周」を達成。

以降、TVや雑誌等のメディアにも多数出演し、現在は東洋経済オンライン、CLASSY.、朝日新聞社telling,で連載中。著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』。

4時間睡眠でも、全力全開のパワフルさは馬力の違いを思い知らされます。

 

奇祭ハンターちよ子

世界の「ナニコレ🥺?!」なお祭りをめぐる奇祭ハンターです☺︎<海外情報>と< #奇祭情報 >そして思いのままに楽しむ私の姿を発信します。地球3周完|現在85ヵ国85祭りを訪問

世界中のお祭りを追いかけながら旅をしている、ちよ子のTwitterを見ていると普段とは違う「全力で楽しんでいる」海外の様子を眺めることができます。お祭りに特化している旅人はちよ子か、世界の果てまでイッテQの宮川大輔さんぐらいですから、日本語で読めるのはとても貴重です。

本人曰く「日本語で海外のマイナーなお祭りの情報はほとんどないから、英語で調べたり、現地の旅行代理店に問い合わせしまくってる」そうです。

 

前田塁 / ルイス前田

僭越ながら、最後に自分の紹介です。1987年、大阪府生まれ。大学時にニューヨーク留学、世界一周を経験。新卒で大阪ガス入社後、オプトを経て、TABIPPOで起業しました。現在は、月間200万人が利用する旅行メディア「TABIPPO.NET」の編集長やFMラジオ「FUTURES」パーソナリティー、世田谷の旅人シェアハウス「#えいとびたー」など。これまでに51ヶ国120都市を訪問、世界二周しています。

これからやりたいことは、宇宙旅行の普及(執筆しました:2027年に日本初の有人宇宙飛行!宇宙旅行ベンチャー「SPACE WALKER」が本格始動)と旅行業界のスターが生まれる仕組みを作ることです。

 

オーサムジャーニーになる方法

オーサムジャーニーたちの共通点は3つあります。

  1. 自分の強みを理解して、特化していること
  2. 何らかの技術を習得して、技術と旅を組み合わせていること
  3. 時代の流れを捉えること

伊佐さんであれば出版社での勤務経験、中込くんは学生時代のダンス経験とベネッセ勤務など、これまでのキャリアが影響して今のスタイルを作っています。現在の活躍だけを見ると、みなさん華々しく輝いていますが結構苦労してます。

自己理解や時流を捉えることについて、ひとりで進めるのに自信がなければ旅人採用などのキャリアカウンセラーがいるサービスを利用して、相談・壁打ち相手を見つけると良いです。もちろん、身近な友人や家族でもOKですが、人は経験がない物事に反対しがちな生き物なので、あなたが目指したいスタイルを実現している人にすべきです。

参考記事:批判や反対は「やったことがない人たち」が言っている【あんちゃ・前田塁対談】

 

まとめ

今回の記事は以上です。ちなみに、世界一周した起業家という軸でピックアップしたら、大物が揃いました。メルカリの社長が世界一周してたの、知ってましたか?

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