旅行に絡めてやりたいことがある人:すぐには旅行資金が足りないけど、面白い旅行企画を思いついてしまった。地道にお金を貯めてから、自分の資金で企画を実現するのもありだけど、スポンサーや協賛がついてくれればすぐにでも実現できそう。どんな旅行企画なら、スポンサーを獲得できるの?
という質問に、僕が実際にスポンサー付きで実施した4つの旅行企画を紹介します。
スポンサー付き海外旅行の実例
フィリピンエンジニア留学
自分にとって一番大切な時間を確保するためなら何でもやる。そう決めて、エンジニア留学へ。
早速、一番大切な時間である旅へ出てますが、4連休あるの今回だけだから。帰ったら宿題やるから! pic.twitter.com/SO4lXjr8f3
— ルイス前田🇹🇭7/4からバンコク滞在 (@NY_ruisu) 2017年4月14日
メインで担当しているWebメディアをもっとよくするためにはWebエンジニア知識が必要だと痛感したので、フィリピンのセブ島にあるNexSeedという学校にエンジニア留学していました。期間は3ヶ月です。
留学期間中は留学の様子を記事として、執筆する他にNexSeedのオウンドメディアの立ち上げを支援していました。
» 参考:フィリピンでのエンジニア留学から1年。やっぱり行ってみて最高に正解だった
» 参考:Webマーケティング・Webメディアコンサルの依頼について
留学終了後も、一緒にイベントを開催したり、インタビューをしたりと良い関係が続いています。
» 参考:旅を仕事にする方法、教えてください!世界を旅する起業家×クリエイティブトラベラー×編集長に聞いてみた。
» 参考:【高原大輔・前田塁対談】社会人は旅する前に「信頼の貯金」を貯めるべき
アメリカ横断13,000km
往復あわせて14000kmアメリカ横断が終了。応援してくれた皆さんと会いたくて、帰国翌日にイベント開催するので、ヒマじゃなくても来て欲しい!
SNSに載ってる情報は、載せられることだけなので、アメリカ横断のリアルを共有しましょう!https://t.co/u4qiM6eWpy pic.twitter.com/Jhxg1gfGzv
— ルイス前田🇹🇭7/4からバンコク滞在 (@NY_ruisu) 2017年11月14日
アメリカ西海岸のロサンゼルスから、東海岸のニューヨークまで13,000kmをキャンピングカーで走破しました。アメリカ横断の期間は1ヶ月。メンバーは7人で、企画の立案から、メンバー集め、取材の進行、記事の執筆などを含めると、半年に及ぶ大きなプロジェクトでした。
アパレルブランド「BURTON」とキャンピングカーレンタルの「エルモンテRV」、海外WiFiレンタルの「ビジョン」、合計3社がスポンサーで、通常業務も進めつつの企画だったので、道中はかなり大変でした。長年一緒にメディアを運営しているチームだったので、役割分担と助け合いで乗り切りました。
例えば、こんな記事を書いてました
» 参考:アメリカ横断キャンピングカーの旅についてよく聞かれる13のこと
» 参考:アメリカ横断10000kmで便利だったカメラや最新グッズ13選
アメリカ横断中は海外レンタルWiFiでInstagramの生放送もやってました。当時は配信してる人がかなり少なかったこともあり、多くの人に楽しんでもらえました。
» 参考:アメリカ横断する編集部、現地からInstagramライブを配信中!
オーストラリア東海岸1,500km
#オーストラリア東海岸1500kmの旅 が無事にゴールの #キャンベラ に到着しましたー!ブリスベンから事故も事件もなく、完走できました。
早速、有名なMarble&Grainで打ち上げしてます。最高のメンバーでまだ見ぬオーストラリアを旅した記事は11月下旬ごろにリリース予定!#Canberra #QF pic.twitter.com/B9XwEuKDyK
— ルイス前田🇹🇭7/4からバンコク滞在 (@NY_ruisu) 2018年11月14日
オーストラリアのブリスベンからキャンベラまで東海岸を1,500kmほど取材しながらキャンピングカーで旅行しました。スポンサーは「カンタス航空」とアパレルブランドの「JACK & MARIE」です。オーストラリア旅行はプロカメラマンの伊佐さんとTABIPPOメンバー3人の4人チームでした。
旅行期間が1週間と短かったため、ミスがカバーしづらい状況でしたがメンバーの協力もあって、予定通りに進行することができました。アパレルブランド向けの記事としては、オーストラリア東海岸になるバイロンベイの旅行記事を執筆しています。
» 参考:バイロンベイ旅行に必要な情報まとめ(行き方・グルメ・絶景など)
冬のアイスランド1,300km「ぜんぶアイスランドのせいだ」
アイスランドの夕焼けを氷に閉じ込めた#ぜんぶアイスランドのせいだ pic.twitter.com/huYI2iBNVW
— ルイス前田🇹🇭7/4からバンコク滞在 (@NY_ruisu) 2019年1月23日
男4人でアイスランドの西側1,300kmをレンタカーで旅しました。スポンサーはアイスランドで現地ツアーやレンタカーなどを手配している「Guide to Iceland」です。
旅行期間は10日で、Guide to Iceland経由で氷の洞窟ツアーや氷河トレッキングツアーに参加して、レポートを執筆しました。
» 参考:アイスランドの氷の洞窟と氷河トレッキングを徹底解説(費用・場所・注意など)
» 参考:アイスランドの首都レイキャビクの観光スポット16選(カフェ・グルメ含む)
スポンサー付きの海外旅行=仕事
スポンサーに提供してもらうものは、物品やサービス、航空券、旅行費用などさまさまですが、スポンサーがついた海外旅行は趣味や余暇ではなく、仕事です。スポンサーが期待する成果が出せるように、ときには自分のやりたいことを諦めててでも海外旅行を成功させる必要があります。
これはクラウドファンディングで旅行資金を集めた場合でも同様で、支援してくれた個人の人たちがスポンサーになるため、彼らの期待やクラウドファンディングのプロジェクト内で約束した内容を実現しなければなりません。
なお、僕もクラウドファンディングで旅行企画を実施し165万円が集まった経験がありますが、プロジェクトの立ち上げから、支援者の募集、支援してくれた人への連絡や旅行中の情報発信、旅行の円滑な進行など非常にやることが多く、旅行企画の中で最も大変でした。
自己資金で海外旅行を企画すれば100%自分でコントロールできます。スポンサーを集める理由が資金であれば、本当にスポンサーをつけることがベストなのかはじっくりと考えた上で決断すべきことです。
まとめ
スポンサー付きの海外旅行の具体例についての紹介は以上です。なお、ここまでの解説を踏まえた上で、それでも旅行のスポンサーを見つけたい場合は続きの記事「スポンサー付き海外旅行を実現する方法」をご覧ください。スポンサー獲得の詳細を商品、企画、営業という3つの要素で説明しています。
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