これまでに膨大な時間とお金を費やして、世界を二周して79ヶ国を旅しました。海外旅行での経験は人生の宝物です。そこで、本記事では筆者の経験を踏まえて「最高の旅行」を実現できる工夫や裏技を箇条書きで紹介します。
気になる裏技の詳細は関連記事でご覧ください。それでは、本題です。
海外への航空券代を安くする裏技
- 次の次の連休を狙う
- 新しい就航先は航空券が安くなる
- 予約するタイミングは休日よりも平日
- 金曜夜便より、金曜昼便
- 航空券のセール情報は自力で入手する
- 円高はチャンスタイム
- 深夜便最高
- 経由すると安くなる
- 国際ハブ空港を経由すると安くなる(桃園、クアラルンプール、バンコク、北京、チャンギ、マニラ)
- ヨーロッパなら北京経由、北米に行くなら上海、オセアニアならマニラ経由
- 預け荷物がある場合は経由すると、金額がどんどん高くなるので注意
- LCCの場合、チェックインに印刷が必要かどうかを事前確認
- Lian Airはラスボス級にルールが多い
- 日本から東に行く場合は、いったん西へ(例:日本→上海→ロサンゼルス)
- 経由時間が長いと、空港滞在費がかかるのでを計算に入れる
- 持ち込み手荷物にポケットの中身は入りません
- 重量を減らすためには、服を着る。PCバックを持つ
航空券に数十万円を払っていませんか?海外航空券を安く予約する裏技を知っていれば、地球上のあらゆる場所に格安で旅行ができます。
会社員の方が「休みが決まっているから…」と高額な航空券を購入するのは諦めすぎです。航空券を安く予約したら、浮いたお金で滞在を豪華にできます。
めっちゃ安い航空券を見つけたい会社員:長期休暇を利用して海外旅行に行こうとしています。できれば旅行先でお金を使いたいので、安い航空券を予約したいのですがどうすればいいでしょうか?という質問にお答えします。 航空[…]
海外旅行先のホテル代を安くする裏技
- 海外旅行先のホテル予約はAgodaかBooking.comを使用します
- 補足:国内旅行のホテル予約は楽天トラベル一択です
- Booking.comのGenius会員割引、またはAgodaの今日のクーポン・割引料金
- Booking.comとAgodaのセルフバック
- Agodaはアジア、Bookingはヨーロッパ
- 会員セールや今日のお得情報で予約する
- 航空券とホテルを一緒に予約する
- 空港送迎付きのホテルを予約する
- 旅行代理店のツアーの方が安いことも
- 世界的に旅行者が増えるシーズンを避けて旅行をする
- 深夜便や夜行列車、夜行バスを利用する
- Airbnbに宿泊して、自炊する
- 宿泊サイトのクーポンがたくさんあります
- 新しくできたホテルに宿泊する
- 現地の友達を作る
- 複数人で旅行をする
- 直前予約は高くなる
Booking.comのGenius会員割引、またはAgodaの今日のクーポン・割引料金とBooking.comとAgodaのセルフバック、この2つを組み合わせれば平均15%くらいホテルが安くなります。
ちなみに「良いホテルの選び方」については、AgodaやBooking.comのレビューで星4.5以上にしておけば確実です。さらに心配な方は、近日中のレビューをチェックすれば、オーナーやスタッフが変わってサービスが悪くなったという事故も回避できます。
海外で安くホテルに泊まりたい旅行者:航空券を安く予約する方法は分かったので、次は海外旅行先で安くホテルに泊まる方法を知りたいです。もちろん、宿泊場所のランクを下げれば安くなりますが、上手に予約することでランクを変えずにコスパよく泊まることは[…]
海外アクティビティや現地ツアーを安くする裏技
- 英語ツアーに参加する
- 値切る場合は複数アクティビティか複数人集めるから安くしてよ、で伝える
- 現地で申し込みする
- ツアー会社の信頼性を重視(宿の人に紹介してもらう)
- 移動と体験をパック(ひとまとめ)にする
- レンタカーはWebの英語サイトを使う
- レンタカーは絶対に保険に入ってください
- 人数を集めて、バンやボートのチャーターもできる
海外のアクティビティやツアー、レンタカーなどは、現地の英語サイトに申し込むと安くなります。
また、現地で直接ツアー会社に申し込むことができなら、対面して値引き交渉をすることも。単独のツアーだと安くすることは難しいですが
- 複数人(4人以上)で申し込む(ホテルやホステルで他の旅人をツアーに誘う)
- 2つ以上のツアーを同時に申し込む(行くつもりのツアーならまとめてお願いする)
という2点が交渉材料として有効です。
海外旅行先で通貨を安くする入手する裏技
- 渡航先で両替をする(できれば市内)
- 現地でキャッシングする
- Sony Bank Walletが有能
- 円高のタイミングでドル建てやユーロ建てで安値を掴む
- 両替所のレートランキングサイトを確認する
- 現地の有名銀行のレートを参考にする
- マイナー通貨は帰る前に両替
- アルゼンチンペソ、マカオのパタカ、ラオスのキープ、ポーランドのズオチは両替しすぎないように(他の通貨への両替が困難)
現地通貨の入手は基本的に不便なところで両替するほどレートが良くなります。日本よりは、海外旅行先。空港より市内。大通りより裏通り。そんな感じです。
また、通貨によってはドルやユーロからの両替ができても、その逆ができない通貨があるので要注意です。
海外旅行とクレジットカードの裏技
- 基本的にはカード決済です
- 免税店、日本円か現地通貨かの決済は「現地」
- 年間3回以上旅行するなら、楽天プレミアムカードは○
- 2枚目のクレカはエポスカードがオススメ
- 3枚目のカードは旅行保険の開始日をコントロールできるリクルートカードが良い
次の項目とも連動しますが、海外旅行好きの人はクレジットカードを「保険中心」で考えると良いです。
ズボラな旅行好きによるクレジットカードの組み合わせで、僕が持っているクレカを紹介しましたが、さらにたくさん海外旅行に行くことを見越して新しく2枚のクレジットカードを追加しました。今回は海外旅行保険を手厚くすることが目的です。既存のカ[…]
筆者の最新の組み合わせは、この3枚目です。年間で4回以上海外旅行をする人にオススメの組み合わせです。
- 楽天プレミアムカード(メインカード)
- エポスゴールドカード
- リクルートカード
海外旅行の回数が年間3回以下なら、楽天プレミアムカードの目的であるプライオリティパスの元が取れないので、楽天カード&エポスゴールドカードの組み合わせをオススメしています。
海外旅行で使うことも考えたクレジットカードを探している人:年に2,3回くらい海外旅行に行くので、クレジットカードやキャッシュカードの最適な組み合わせを探しています。ただ、マイラー(航空会社のマイルを貯めている人)たちが徹底しているほ[…]
海外旅行の保険を安くする裏技
- 海外旅行保険付きのクレジットカードを用意する
- 2枚目のカードで91日目以降もカバーする
- 3枚目のカードで保険を手厚くする
- 医療分野でキャッシュレス補償のものを使って建て替えの面倒を回避する
- 自動付帯と利用付帯の違いは覚えておいてください
海外旅行保険はクレジットカードの付帯保険を使うのが王道です。クレジットカードの年会費を払っても、かけ捨ての旅行保険を申し込むより得をします。
クレジットカードと保険の詳細については、下記の記事をご覧ください。
» 参考:旅行保険を手厚くするクレジットカードを2枚追加しました
イケてる旅行写真を撮影する11の魔法
- 勇気を持って写真を大きく切り取る
- 写り込みを使う
- 写真の中に額縁を作る
- 意図的に人物を写真に入れる
- 思い切って声をかける
- ベストなタイミングをじっと待つ
- 空の色と対象物を揃える
- 世界観を示すものを撮る
- 小物を写真に利用する
- 光を閉じ込める
- がんばってカメラを近づける
高価なカメラや機材がなくてもカッコいい写真が撮れる魔法はこちらです。気に入った旅行写真が残っていると、旅の満足度が上がります。
「光」で理解するカメラの設定・使い方と合わせて、下記の記事から写真の事例とテクニックをご覧ください。
旅行先の写真を上手に撮りたいのに、うまくいかないという方に向けて、知ってるだけでイケてる旅行写真が撮れるテクニックを紹介します。プロカメラマンのように、高価なカメラや機材がなくてもカッコいい写真が撮れます。必要なのは機材よりもアイデ[…]
海外旅行先でインターネットを使う裏技
- 現地SIMカードを使う
- 複数人ならWiFiレンタルは安い
- ユーロ圏やアジア圏など、複数国対応のSIMも
海外旅行先でインターネットを使う場合、1人なら現地で購入できるSIMカードが最安です。複数人なら、日本からWiFiをレンタルすると安くなります。
海外SIMに慣れないうちは、インターネットにうまく繋がらないことがあるので、そんな時はAPN設定を確認してください。他の人は繋がるのに、自分だけ繋がらない場合は、だいたいAPNが原因です。
参考:海外で購入したSIMがインターネットに繋がらない!確認すべき11の設定【APNに注意】
また、日本に帰国してから、元のSIMカードにつながらない時も、同じくAPNだったりします。どこかのWiFiを見つけて、下記の記事を見ていただければ大丈夫です。
海外から帰国したらSIMカードが繋がらない?!:日本の空港に着いて、SIMカードを入れ替えたらスマホがネットに繋がらない!急いでネット使いたいんだけど、どうしたらいい?という質問に答えます。なお、iPhoneユーザーの場合です。[…]
治安が悪い国での対策
- 被害金額を最小限に抑える【重要】
- 夜間は出歩かない
- 嫌な予感がしたら引き返す
- 怪しいと思ったら断る
- 盗られたお金や物品を取り返そうとしない
治安対策は、被害をゼロにするのではなく、被害を小さくしようとするのが大切です。そして、何よりも無理をしないこと。守るべきは命なので、お金を渡して済むならそれでよしとすべきです。
治安が悪い国を旅行する時、どうしても目立ってしまう僕らはできるだけのことをして犯罪に巻き込まれないように、犯罪の被害を少なくするように気をつけなければなりません。海外旅行中の危険な話を武勇伝として語るのではなく、気をつけていたから何[…]
最も安全な旅行中のお金管理
- 結論:財布を持ち歩かずにポケットに必要なお金とカードを入れる
- さらに不安な方は靴底に帰宅できるだけのお金を隠す
- パスポートは持ち歩かないという方法もある
海外旅行中のお金管理は、日本とはまるで変わります。とにかく旅行先では、スリや置き引きなどの軽犯罪の被害が多い。そのため、財布や貴重品は持ち歩かないのが最強です。
「ホテルで盗られたら、どうするんですか?」と心配する人もいますが、旅行者を守るべきホテルが我々を裏切るのと、観光中にスリに遭う確率を考えたら、ホテルの方が絶対に安全です。
特に海外旅行経験の少ない人に向けて安全な旅行中のお金の管理方法をご紹介します。なお、これまで61カ国を訪問していますが、スリやひったくりにあったことはありません。 結論:財布を持ち歩かずにポケットに必要なお金とカードを[…]
プロ旅人が選んだ3種の神器
- Sony α7IIIと単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8
- KEEN NEWPORT H2
- ノースフェイス Strike Trail Hoodie ブラック
旅行グッズを新調するなら、3種の神器が圧倒的にオススメです。
2019年に買ってよかったものを紹介します。趣味が旅行で、仕事も旅行なので、旅行グッズの買い物が多い2019年でした。ちなみに、2018年のベストバイはこちらです。防水リュック、ワイヤレスイヤホン、ボナーキーなどを買ってますね。[…]
Sony α7IIIと単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8
カメラをNikonからSony α7IIIと単焦点レンズ Sonnar FE 55mm F1.8に変えた途端に、「写真うまいねー!」と褒めてもらえることがとても増えました。
単焦点のレンズはズームができないので不便なこともありますが、一方で「ズームしたかった自分が被写体に近づくしかない」ので、考えることが1つ減ってシンプルに写真を楽しめます。
KEEN NEWPORT H2
KEENの「NEWPORT H2」はすでに2足目です。夏フェスやキャンプで愛好家が多い靴ですが、KEEN+アンクルソックスの組み合わせなら、足は疲れないし、涼しいし、水にも入れるので、一足で夏の海外旅行なら万能。
耐用年数もほぼ毎日履いて3年保ったので、コスパは良いですよ。旅行用に履くなら5年は履けます。
海外旅行先で履ける靴を探している人に「KEEN NEWPORT H2」をオススメする記事です。2017年からKEENを履き始めて、すでに2足目になりました。[itemlink post_id="17222"] […]
ノースフェイス Strike Trail Hoodie ブラック
いわゆる「シャコシャコ」です。モンベルやパタゴニア、コロンビアなどのアウトドアメーカー各社が販売している人気ジャンルで、正式には防水シェルと呼ばれるらしいです。
もし、旅行で着るなら、超軽量のノースフェイス Strike Trail Hoodieが最高でした。
旅行資金を節約して貯める方法
- 家賃を減らす
- 保険の見直し
- 通信費を減らす
- 海外移住
普段の生活費用を節約して、旅行資金を貯めるには上記の4つの方法が効果的です。節約は過程より、結果が大切なので、大きく節約できる部分に集中して、細かい節約は気にしない方が続きます。
もっと海外旅行に行きたいけどお金がない、という人向けに旅行資金を貯める8つの方法を紹介します。行く先とどんな旅行をするかによりますが、5日から7日ほどの海外旅行を自分で手配すると、僕の場合これぐらいの金額です。アジア:5万円〜10万[…]
「最高の旅行」を実現する裏技 | まとめ
本記事では筆者の旅行に関する知識と経験を集結しました。裏技を使って、どこに行くのか?については、治安の良い国、物価が安い国、マイナーだけど素晴らしい国、エリアごとのオススメなどでランキング形式で紹介していますので、参考になるはずです。
旅行に関して様々なランキングが作成されていますが、アンケート形式のランキングの場合、確率的に日本人旅行者が多い国が選ばれがちです。そこで、世界二周して79ヶ国を訪問した僕がこれまでの旅行経験に基づいて、様々なランキングを作成しました[…]
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?