人生でやりたい100のリストをすでに作った方向けの記事です。リストの使い方の基本は、毎日見る→リストを修正する→リストを達成する→毎日見る、の繰り返しですが、自分のやりたいことが詰まったリストを応用することで、人生に役立つ様々な使い方があります。
自分を再発見する
100のリストから、共通項目を見つけて人生を楽しく生きるルールを決めることができます。例えば、僕のリストを眺めていると大切にしている方針がいくつか見えてきます。例えば、「好奇心旺盛に何でもチャレンジしたい」という方針です。
就活シーズンで一度は経験する自己分析に近いですが、100項目分のやりたいことを素材として使える分、思ってもみなかった部分を発見できます。
バランスホイールを作成する
人生でやりたい100のリストがあると、それを抽象化して「バランスホイール」を作りやすくなります。バランスホイールは、8つの項目で目標となる理想の状態を設定するフレームワーク。仕事以外の目標も設定することで、何をしていても目標に向かって進んでいるという環境を作ることが目的です。
人生でやりたい100のリスト(僕のリストは1000項目ありますが)を作成したあとは、バランスホイールと呼ばれる目標管理の方法で、8つの目標を設定すると「何をしていても目標に向かって進んでいる環境」を作ることができます。本題に入る前に[…]
人生のルールを決める
再発見した自分「好奇心旺盛に何でもチャレンジしたい」から「毎年、誕生日前後に絶対にやりたくないことをやる」というルールを決めました。
好奇心はあるけど、食わず嫌いになっていることにチャレンジするきっかけを作るためです。そのルールのおかげで(せいで)、高所恐怖症なのにスカイダイビングしたり、食べるの大好きだけど断食道場に入門したり、様々な経験ができました。
1年のうちにやることをピックアップする
人生でやりたい100のリストのうちから、1年のうちにやることをピックアップすることで、短期的にも目標を持って行動することができます。
2019年にやりたい100のリストの振り返り、と同時に2020年にやりたい100のこともピックアップしました。元となっているのは「死ぬまでにやりたい1000のリスト(バケットリスト)」です。これまでのリストと結果報告はこちらです。[…]
迷った時の後押しにする
最後に、リストを人生で迷った瞬間の後押しにすることができます。例えば、金曜日の夜に友人からホームパーティーに誘われたとしましょう。でも、あなたは今週大きな仕事があって疲れています。早く帰って寝たい。でも、心の底では「このパーティーちょっと気になるなぁ」と。
つまり、心に身体がついてきていない場合です。普段の僕なら帰って寝ますが、リストを元に考えると「毎週新しい人と1人出会う」と書いてあるので、正解は行くべきです!
こんな風に、心が臆病になっている瞬間はリストを開きましょう。あとで振り返って自分を褒められる行動を教えてくれます。
充実した人生に必要な収入を計算する
人生でやりたいことにかかる1つ1つの費用を計算、合計した結果に、生活費を足せば充実した人生に必要な収入を計算することができます。ちなみに、僕の場合は月収100万円あれば、寿命(80歳と想定)までにやりたいことを全てできる計算でした。
ということは、月収100万円までは努力すべきですが、100万円以上は稼ぐよりもやりたいことに時間を割いたほうが効果的だと言えます。目標もなく収入のために頑張るのはしんどいですが、目標がはっきりしていれば実感のある努力になります。
サプライズが必ず成功する
最後に、パートナーや彼氏彼女に人生でやりたい100のリストを作ってもらうと、サプライズが必ず成功します。リストに書かれている内容は「リスト作成者がやりたいと思っているけど、これまでやってこなかったこと」ですから、サプライズでプレゼントされて嬉しくない人はいません。
「一緒にやりたいことリスト作ろうよ」と誘って、20〜30個のリストを作って、少し寝かしておく。本人がリストの存在を忘れた頃に、サプライズをすれば「どうして、私のやりたいことを知ってるの?!」という状況が完成します。
「人生でやりたい100のリスト」の使い方 | まとめ
本記事では、人生でやりたい100のリストを人生に役立てる使い方について解説しました。なお、まだリストを完成していない方には、やりたいことを100個探すためのヒントを掲載しました。
久しぶりに人生でやりたい100のリストの作り方についてのイベントを開催するので、改めてリストの作り方と使い方についてまとめました。ゴールはもちろん、人生でやりたい100のリストを100番目まで書き切ることです。 人生で[…]
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?