ポートフォリオキャリアを始めた→年収が3倍になった【5年経過】

ポートフォリオキャリアを始めた→年収が4倍になった
  • 2021.03.17

本業と副業と仕事を分けずに、どの仕事もメインとして捉える「複業」に興味はありますか?

ポートフォリオキャリアと呼ばれる働き方を始めて5年が経ったので、振り返りをまとめておきます。

 

ポートフォリオキャリアとは

「ポートフォリオ」は「金融商品の組み合わせ」を意味する英語です。そこから派生した「ポートフォリオキャリア」は、複数の仕事や活動を組み合わせて働くことを指します。

 

ポートフォリオキャリアと、ピーター・ドラッカーが提唱した「パラレルキャリア」との明確な違いはありません。現時点では、どちらも似たような意味で用いられています。

一方で、「副業」は収入を増やすための本業以外の仕事、という意味合いが強い点がポートフォリオキャリアとの違いです。

 

筆者のポートフォリオキャリア歴

筆者のポートフォリオキャリア歴は5年です。会社員とブロガーのポートフォリオキャリアから始まり、イベント主催者、イベントゲスト、ラジオパーソナリティー、ライター、コンサルタント、YouTubeディレクターとキャリアを広げていきました。

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それでは、本題のポートフォリオキャリアを始めて5年経った結果を紹介。

 

年収が3倍になった

ポートフォリオキャリアでシンプルに収入が増えました。月給はばらつきがありますが、年収にすると3倍ほど。

会社員としての給料が少ない、または上がらないのであればポートフォリオキャリアはかなり有効です。

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会社とは別の居場所ができた

会社とは別の居場所ができた

それぞれの仕事で別の依頼主や仲間ができるので、一つ一つの人間関係にはあまり悩まなくなりました。

職場が息苦しいと言うほどではなくても、なんとなく閉塞感を抱えている人にはポートフォリオキャリアは効きます。

 

会社のメンバーとは距離ができた

所属するコミュニティーが増える分だけ、それぞれのコミュニティーとの関係は薄くなります。特に既存のコミュニティーと。

ポートフォリオキャリアを始める前は、プライベートでも会社の同僚や後輩と一緒にいる時間が長かったので、彼らからは距離できたと思われていたはずです。

 

新しいアイデアを思いつくペースが増えた

新しいアイデアを思いつくペースが増えた

キャリアごとに違う役割、違う技術を使って仕事をしているので、それぞれの組み合わせで新しいアイデアを思いつく機会が増えました。

また、ある仕事でうまくいった方法を別の仕事に転用することもできるので、応用力がつきます。

 

1つの仕事に使える思考の時間が減った

ポートフォリオキャリアのデメリットとして1つの仕事についてどっぷり考えられる時間は減りました。もしかしたら、じっくり考えることで見つかっていたアイデアや課題を見落としている可能性はあります。

時間は有限で増やせないので、時間の質を上げるための集中テクニックを使い始めたのも、ポートフォリオキャリアがきっかけです。

 

仕事が面白くなった

仕事が面白くなった

慣れ親しんだ仕事も、別の角度から見ると新たな発見があったり、別の業界で生かせば大きな武器になることがわかって、仕事(特に元からやっていた会社員としての仕事)は面白くなりました。

 

仕事のトータル時間が増えた

シンプルに仕事が増える分だけ、仕事のトータル時間も増えていきます。

それぞれの仕事を効率的に進める技術が身に付きますが、ポートフォリオキャリアを始めた直後はバタバタでしんどい時期もありました。

仕事が増えて、新たに得たお金や経験をどう活かしていくかが試されますね。

 

ポートフォリオキャリアを始めた | まとめ

ポートフォリオキャリアを5年経験してわかったメリットとデメリットは下記の通りです。

メリット

  • 収入が増える
  • 居場所が増える
  • アイデアをよく思いつく
  • 特に既存の仕事が面白くなる

デメリット

  • 既存の仕事のメンバーと距離ができる
  • じっくり考える時間が減る
  • 仕事のトータル時間が増える

これまでの仕事との関わり方を変えていく中で寂しさを感じることはあります。

 

ただ、現代をサバイブできる人が持っている強みは「変化を続けること」なので、自ら自分と環境を変える練習として、ポートフォリオキャリアはおすすめです。

もし、2つ目、3つ目の仕事がうまくいかなくても、元々の仕事に手を抜いてなければ、また戻ればいいわけですから。

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