青春18きっぷのキャッチコピー年度別で全63種類まとめ

青春18きっぷのキャッチコピー年代別全まとめ
  • 2020.01.09

毎年話題になる旅行に関するキャッチコピーといえば、青春18きっぷのポスターに使われるキャッチコピーです。1997年からスタートして、20年以上続いている名物企画ですが、年度別に見ることができなかったので、整理しました。

なお、年代別ではなく年度別になっているのは、JRが夏、冬、春をワンセットとしてキャッチコピーのくくりを決めているためです。2003年度の数式シリーズから顕著で、2014年度の時刻シリーズからは2つの年度で1セットとなっています。

 

1997年度の青春18きっぷキャッチコピー

どこまで行ってもいいんですか。(1997年夏 / 釧網本線:知床斜里駅)

どうして旅をするのかな…(1997年冬 / 土讃線:西佐川駅)

もうひとつ先の駅が見たい。(1998年春 / 三角線:赤瀬駅)

 

1998年度の青春18きっぷキャッチコピー

もう3日もテレビを見ていません。(1998年夏 / 根室本線:落石駅)

駅に着いた列車から、高校生の私が降りてきた。(1998年冬 / 予讃線:下灘駅)

学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる。(1999年春 / 久大本線:野矢駅~湯布院駅)

 

1999年度の青春18きっぷキャッチコピー

ああ、ここだ、と思う駅がきっとある。(1999年夏 / 釧網本線:川湯温泉駅)

思わず降りてしまう、という経験をしたことがありますか。(1999年冬 / 予讃線:下灘駅)

通過しない。立ち止まって記憶する。そんな旅です。(2000年春 / 吉都線:えびの駅)

 

2000年度の青春18きっぷキャッチコピー

「早く着くこと」よりも大切にしたいことがある人に。(2000年夏 / 根室本線:厚床駅)

前略、僕は日本のどこかにいます。(2000年冬 / 予讃線:下灘駅)

たまには道草ばっかりしてみる。(2001年春 / 日田彦山線:大鶴駅)

 

2001年度の青春18きっぷキャッチコピー

夏休みは、寝坊が一番もったいない。(2001年夏 / 紀勢本線:大曽根浦駅)

なんでだろう、涙が出た。(2001年冬 / 山陰本線:鎧駅)

タンポポみたいに旅にでた。(2002年春 / 五能線:驫木駅)

 

2002年度の青春18きっぷキャッチコピー

自分の部屋で、人生なんて考えられるか?(2002年夏 / 山陰本線:折居駅〜三保三隅駅)

冒険が足りないと、いい大人になれないよ。(2002年冬 / 大湊線:有戸駅~吹越駅)

この旅が、いまの僕である。(2003年春 / 高山本線:焼石駅〜飛騨金山駅)

 

2003年度の青春18きっぷキャッチコピー / 数式シリーズ

E = (km)2
旅の楽しさ(Energy)は距離(km)の2乗に比例する。(2003年夏 / 北上線:ゆだ錦秋湖~ほっとゆだ駅)

I = t人2
旅の印象(Impression)は時間(time)と出会った人々に比例する。(2003年冬 / 紀勢本線:相賀駅〜尾鷲駅)

√a = 18
旅路(ルート)のなかでは、人はいつも18(age)である。(2004年春 / 呉線:須波駅)

 

2004年度の青春18きっぷキャッチコピー


この旅が終わると、次の旅が始まる。(2004年夏 / 肥薩線:大畑駅)


出かけなければ、決して会えないのだ。(2004年冬 / 参宮線:五十鈴ヶ丘駅~二見浦駅)


懐かしい友達に再会するような、そんな旅でした。(2005年春 / 釧網本線:浜小清水駅~止別)

 

2005年度の青春18きっぷキャッチコピー / 色シリーズ

あの頃の青を探して。(2005年夏 / 予讃線:串駅~喜多灘駅)

旅は、真っ白な画用紙だ。(2005年冬 / 飯山線:上境駅~上桑名川駅)

緑も、空気も、私も、あたらしく。(2006年春 / 木次線:出雲坂根駅)

 

2006年度の青春18きっぷキャッチコピー

この夏の新色です。(2006年夏 / 参宮線:池の浦シーサイド駅~鳥羽駅)

余計な音は、ありません。(2006年冬 / 富良野線:美馬牛駅~上富良野駅)

窓を開けると、列車の中まで春になった。(2007年春 / 指宿枕崎線:薩摩川尻駅~東開聞駅)

 

2007年度の青春18きっぷキャッチコピー / 年齢制限シリーズ

初めてに、年齢制限はありません。(2007年夏 / 北上線:ゆだ錦秋湖~ほっとゆだ駅)

冒険に、年齢制限はありません。(2007年冬 / 氷見線:越中国分駅~雨晴駅)

出会いに、年齢制限はありません。(2008年春 / 瀬戸大橋線:児島駅~宇多津駅)

 

2008年度の青春18きっぷキャッチコピー / ゆっくりシリーズ

ゆっくり行くから、見えてくるもの。(2008年夏 / 室蘭本線:有珠駅~長和駅)

ゆっくり行くから、聴こえてくるもの。(2008年冬 / 久大本線:湯布院駅~南由布駅)

ゆっくり行くから、巡り逢えるもの。(2009年春 / 飯田線:天竜峡駅~千代駅)

 

2009年度の青春18きっぷキャッチコピー

何歳になっても、いい夏休みを(2009年度のグランドキャッチコピー)

大人には、いい休暇をとる、という宿題があります。(2009年夏 / 山口線:篠目駅)

変わる日本の変わらない景色。ゆっくりとしか行けない旅をする。(2009年冬 / 土讃線:阿波川口駅~小歩危駅)

一駅、一駅、春になっていきます。(2010年春 / 大湊線:有戸駅~吹越駅)

 

2010年度の青春18きっぷキャッチコピー

旅と、時間と、(2010年度のグランドキャッチコピー)

「ゆっくり行きましょう」と列車に言われた夏でした。(2010年夏 / 指宿枕崎線:大山駅~西大山駅)

車窓に映った自分を見た。いつもより、いい顔だった。(2010年冬 / 高山本線:飛騨金山駅~焼石駅)

視界に入りきらない春が、目の前に広がったいました。(2011年春 / 函館本線:大沼駅~赤井川)

 

2011年度の青春18きっぷキャッチコピー

今こそ、列車の旅をする(2011年度のグランドキャッチコピー)

家の冷房を消して、涼しい日本へ旅にでた。(2011年夏 / 予土線:土佐大正駅~土佐昭和駅)

立ち止まったり、振り返ったり。だから出会えた景色があります。(2011年冬 / 五能線:藤崎駅~川部駅)

止まる駅、止まる駅で、いろんな笑顔が咲いていた。いい春です。(2012年春 / 呉線:風早駅~安浦駅)

 

2012年度の青春18きっぷキャッチコピー

知らない日本へ、電車に乗って(2012年度のグランドキャッチコピー)

「きれいだなぁ」誰も聞いていないつぶやきも、いいものです。(2012年夏 / 飯田線:中井侍駅)

おみやげに持って帰れないものがありました。この景色です。(2012年冬 / 根室本線:厚岸駅~糸魚沢駅)

空気は、読むものじゃなく吸い込むものだった、と思い出しました。(2013年春 / 豊肥本線:内牧駅~阿蘇駅)

 

2013年度の青春18きっぷキャッチコピー

それぞれの青春をのせて(2013年度のグランドキャッチコピー)

はじめての一人旅を、人は一生、忘れない。(2013年夏 / 久留里線:平山駅)

僕らが降りた終着駅は、誰かの旅の始発駅でもある。(2013年冬 / 城端線:城端駅)

「ずっと友達だよ」と言うかわりに、みんなで旅にでた。(2014年春 / 徳島線:小島駅)

 

2014年度の青春18きっぷキャッチコピー / 時刻シリーズ

その一瞬が一生の思い出になる(2014年度のグランドキャッチコピー)

5時30分
天空の城が、旅立つ私を見送ってくれた。(2014年夏 / 播但線:青倉駅~竹田駅)

18時16分
小さな改札をくぐった。大きな夕日が迎えてくれた。(2014年冬 / 大村線:千綿駅)

8時16分
トンネルを抜けると、まぶしい日本の春でした(2015年春 / 高山本線:角川駅~坂上駅)

 

2015年度の青春18きっぷキャッチコピー / 時刻シリーズ

その一瞬が一生の思い出になる(2015年度も引き続きグランドキャッチコピー)

8時16分
眺めのいい車窓って、いちばんの避暑地かもしれません。(2015年夏 / 函館本線:大沼駅~仁山駅間)

14時55分
一生来なかったかもしれない場所に、いま来ています。(2015年冬 / 土讃線:坪尻駅)

9時52分
私はいま、遅い春を迎えに行くところです。(2016年春 / 五能線:鶴泊駅~板柳駅)

 

2016年度の青春18きっぷキャッチコピー / 駅名シリーズ

旅情あふれる名の駅へ。(2016年度のグランドキャッチコピー)

こののどかさこそ、真の幸せなのかもしれません。(2016年夏 / 肥薩線:真幸駅)

鳥のさえずりだけが響く、静かな静かな大嵐駅です。(2016年冬 / 飯田線:大嵐駅)

ひさしぶりに母に連絡しよう。そう思った母恋駅です。(2017年春 / 室蘭本線:母恋駅)

 

2017年度の青春18きっぷキャッチコピー / 駅名シリーズ

旅情あふれる名の駅へ。(2017年度も引き続きグランドキャッチコピー)

「歩くと危ない」という名は、山が険しいからでしょうか。渓谷に見とれてしまうからでしょうか。(2017年夏 / 土讃線:小歩危駅)

縁起のいい駅名に出会った。いいことが始まる予感がした。(2017年冬 / 花輪線:末広駅)

私の気持ちまで、カラッと晴れさせてくれた雨晴駅です。(2018年春 / 氷見線:雨晴駅)

 

2018年度の青春18きっぷキャッチコピー

列車の灯りに誘われて。(2018年度のグランドキャッチコピー)

もうすぐ都会に着くとは思えない。山峡の夕暮れを味わっています。(2018年夏 / 中央西線:定光寺駅)

いま、朝日に照らされるオホーツク海を車窓から眺めています。(2018年冬 / 釧網線:知床斜里駅~止別駅間)

新しいキャッチコピーを楽しみに待っています。(2019年春 / 未定)

 

まとめ

今回の記事は以上です。旅行に関するキャッチコピーは他にもいくつか執筆してまして、いちばん人気なのは47都道府県のキャッチコピー、次が世界50ヶ国のキャッチコピーです。

» 47都道府県のキャッチコピー・キャッチフレーズ79選

» 世界50ヶ国の観光客向けキャッチコピー・キャッチフレーズ60選

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?