スラッシュワーク歴4年だから分かるスラッシュワーカーのメリット・デメリット

スラッシュワーク歴4年だから分かるスラッシュワーカーのメリット・デメリット
  • 2021.03.17

スラッシュワーカーとして、複数の仕事を同時並行する働き方を続けて4年になりました。

現在のスラッシュワークは合計10職。1つの仕事で毎月10万円を稼いで、10職×10万円=月収100万円となるのを理想として、仕事を増やしたり減らしたりしてます。

余談ですが、月収100万円は「死ぬまでに人生でやりたい100のリスト」から逆算した、リスト全部達成に必要な月収です。

 

さて、本記事ではスラッシュワーカーの概要とメリット、デメリットを紹介します。

コロナを機にスラッシュワーカーに興味を持った方は、次の危機に備えて準備しておくと精神の健康が保たれるはずです。

 

スラッシュワーカーとは

ラジオDJ / マーケッター / 動画編集者 / イベント企画 / ブロガー / YouTuber / ライター / Webディレクター / 講師 / 編集長

スラッシュワーカーのイメージはこんな感じです。複数の仕事を、スラッシュで表現することから、スラッシュワーカーと呼ばれるようになりました。

上記の例は、実際に僕の仕事をスラッシュでまとめたものです。Twitterのプロフィールみたい。

 

スラッシュワーカーは2010年頃にアメリカで生まれた言葉です。国内に5670万人のフリーランスがいる(*1)、フリーランス大国のアメリカ、さすがです。

アメリカで流行ったライフスタイルは、5年〜10年遅れで日本にも輸入されるので、ちょうど現在からスラッシュワーカーもブームになるはずです。

*1 2027年アメリカ人の半分以上がフリーランスに? 世界的にフリーランスシフトが加速する理由 | AMP[アンプ]

 

スラッシュワーカーと似た言葉(パラレルワーカー、ポートフォリオワーカーなど)

  • ハイブリットワーカー
  • パラレルワーカー
  • ポートフォリオワーカー
  • 複業

終身雇用が崩壊して、働き方が多様化し、副業が自由化されたことで、スラッシュワーカー的な働き方を希望する人が急増しました。

ハイブリットワーカー、パラレルワーカー、ポートフォリオワーカー、複業はスラッシュワーカーと同じ意味で使われているケースが多いです。

それぞれの明確な線引きや定義はされていませんし、今後もされない気がします。

スラッシュワーカーのメリット

  • 好きなことを仕事にできる
  • 1つの仕事に飽きてきたら、スッと辞められる
  • 収入を分散するから、危機に強くなる

スラッシュワーカーのメリットはこちらです。まとめると、たくさん仕事を持ってるので、選択の自由がありますね。

 

また、10種の仕事で10万円ずつ稼いでいたら、1つ2つの仕事が消滅しても、即座に困ることはないです。コロナ渦でも、「無くなっちゃったなー!さて、次はどうしようかな?」そんな感じです。

 

スラッシュワーカーのデメリット

  • 伝統と歴史のプロフェッショナルにはなれない

スラッシュワーカーの唯一のデメリットは未成熟な印象を持たれる、です。

 

「職人」と呼ばれるような、伝統と歴史のプロフェッショナルのイメージを持たれることは難しいでしょう。むしろ、職人たちと競合するような戦略は避けて、スラッシュワーカーならではの仕事を探し、作るべきです。

 

スラッシュワーカーならではの仕事

職人ワーカーと競合しない、スラッシュワーカーならではの仕事は、2つ以上のスキルを組み合わせた仕事です。

 

例えば、僕の場合は

  • Webマーケッター × 動画編集者 → YouTubeの立ち上げとマーケティング支援
  • イベント企画 × ライター × 講師 → ライティング講座

などができます。職能の組み合わせでオリジナリティを出せるのが、スラッシュワーカーの強みです。

 

スラッシュワーカーのメリット・デメリット | まとめ

スラッシュワーカーについての記事は以上です。さあ、スラッシュワーカーを目指すぞ!という方は、現在の職業の次の仕事を見つける、作るのが難関です。

そもそも、どんな仕事があるのか?を知らないと動けないので、セカンドジョブは「自分で仕事を作る13の方法」から選んでもらえたら、仕事探しのステップを飛ばせるのでオススメです。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?