複業ワーカー・スラッシュワーカーを目指す際の不安は?結果、解消された?

  • 2022.02.10

「スラッシュワーカーになりたいけど、営業が、収入が、メンタルが不安です!」という方に向けて、複業体験・学習の「スラッシュワーカーズ」に所属する現役スラッシュワーカーたちに「複業ワーカー・スラッシュワーカーを目指す際の不安」を取材しました。

回答いただいたのは、花田和奈さん、三樹彩夏さん、田中勇次さん、藤原卓志さんの4名。そして、僕の回答を加えています。ご協力ありがとうございます!

 

スラッシュワーカーとは?

スラッシュワーカーとは

念のため説明です。スラッシュワーカーは英語のスラッシュで仕事を区切るように(Twitterのプロフィールでよく見かけますね)、複数の仕事を同時並行する働き方です。

 

花田和奈

1991 年生まれ滋賀在住。代官山スタジオ卒業後、数社カメラマン経験を経て2016 年独立。撮影の他講師業も行いこれまでの生徒数は300 人以上。人物〜物撮りまで得意分野は幅広く人の想いを形にするのが得意。旅好きフリーランスコミュニティ@worldを立ち上げたり時にはライフコーチとして人と地域の繋がりに力を注いでいる。モットーは「次の人たちのために生きている係」

Twitter:@kazuna_hana
Instagram:@kazuna_photo
Webサイト:花田和奈/photographer 滋賀県&東京都のフォトグラファー

 

実は何もない人が1スキルを身につけるよりも、すでにプロフェッショナルなスキルを持っている人が新しいスキルを身につけるって心理的ハードルが高いのではないか、と思っています。

例えば私の場合「フォトグラファーとして生計をすでに立てているのに全く違うスキルを身につけるの?事業うまくいってないのかな?」と思われかねないですし、元あるスキルのプロフェッショナル感が他人から見て薄れてしまうのでは?というのは一つ不安でした。

 

でもそれは自分ではコントロールできませんし、実際思い切ってやってみたら今までの仕事ぶりを見てくださっていた方々がちゃんといて、スラッシュワーカーとして生きる今でもその道のプロとしてお仕事を依頼し続けてくださる人がいたので、むしろスラッシュワーカーになる前より自分に自信がもてているかもしれません。

 

田中勇次

香川県在住のスラッシュワーカーです。生まれも育ちも香川県、大学卒業後に東京のWeb広告代理店に就職し営業を経験。退職後に地元である香川にUターンし現在は「場」と「Web」に関わるお仕事をしています。具体的には、コミュニティ運営/ゲストハウス運営/動画編集/サイト制作/など複数の職種を使い分けて活動しています。将来は色んな生き方や働き方をしている人が集まるような拠点を香川で持ちたいと思っています。

Twitter:@tnkyu_ji
Instagram:@yu_ji17
Webサイト:ウェブ田中 | 地方のWeb屋

 

「結局田中くんは何をしているの?」という質問に対して自信を持って答えられるのか不安になりました。今も課題としては感じていて、説明しても「なんか色々やってるけどよくわかんないや」的な感じで片付けられることもあり、全ての職種あるいは複数の職種の根底にあるような自分の想いや得意なことを言語化し続ける必要があると思っています。

職業だけにフォーカスすると単純に色んなことやっている人になるので、今は「場」と「Web」に関わる仕事をしていると説明しています。ただ、まだしっくりきてはいないですね…(笑)

 

三樹彩夏

管理栄養士を軸としたスラッシュワーカーです。愛知県生まれ千葉育ち。旅とサウナと食べることが好き。東京農業大学卒業後CAPS株式会社に入社、現在はフリーランスとして札幌を拠点に活動中です。前職ではクラーク業やクリニック運営をする傍ら、保健指導の立ち上げ・栄養指導を行なっていました。その後、旅をしながら管理栄養士として働けるようフリーランスに転身。オンラインでの栄養相談やダイエット指導、ライター、飲食店の運営をしています。また、YouTubeでパートナーとの日々を気ままに発信中。

Twitter:@Miki_Anywhere
Instagram:@aya_otonari
YouTube:おとなり暮らし

 

スラッシュワーカーになる前は1つのことに集中できない極められないことがコンプレックスでした。何かのプロになれないと自分の価値が上がらないんじゃないか、収入も増えないんじゃないかと言う不安がありました。

ただスラッシュワーカーの存在を知ってからは、器用貧乏が自分の強みであると思えるようになりました。収入源がいくつかできたことで、より器用貧乏をポジティブに捉えられるようになった気がします。今は、器用貧乏なりに1つずつのスキルを深掘りして収入アップを目指したいと思っています。

 

藤原卓志

札幌で多業種をこなしているスラッシュワーカーです。1994年北海道は苫小牧市生まれ。大学時代から旅が楽しみになるが、カルチャーショックを受けてもっと広い世界を知りたくて卒業後に独立。企業に就職をせずにフリーランスのライターとしてキャリアをスタート。クライアントが抱えていたコミュニケーションコストに解決するために、複数のスキルを取得しました。現在は全国共創コミュニティ「新しい働き方LAB」でコミュニティマネージャーを務めています。

Twitter:@writing_to_hito
Instagram:@takushi_f
Webサイト:脳内ワンダーランド

 

やはりブランディイング的にも、日本の市場的にも「1つのスキルのプロフェッショナルであれ」みたいな風潮があったこと。不安ではなかったものの生きにくいと感じたのは事実です。また、ブランディングとして「多業種」はそこまで強くない印象だったので、どう世間にアピールするかが困っていた点です。

現在はそこまで悩んでいません。ブランディングも周りに浸透してきたので、以前ほどの不安要素はなく、改めてスラッシュワーカーになってよかったなと実感することが多いです。

 

ルイス前田

1人10職で81ヶ国を旅してる、スラッシュワーカーです。1987年大阪府で生まれ。大学時にニューヨーク留学、世界一周を経験。新卒で大阪ガス入社後、オプトを経て、TABIPPOで起業。現在は株式会社スラッシュワーカーズの代表です。旅と仕事の両立を追求した結果、副業や複業を経て、スラッシュワークにたどり着きました。海外ノマド体験プログラム「ノマドニア」や3つの仕事で人生を支えるオンラインチーム「スラッシュワーカーズ」を運営しています。次にやりたいことは宇宙旅行です。

Twitter:@NY_ruisu
Instagram:@rui_maeda
Webサイト:スラッシュワーカーズ

 

日本ではど正論とされている「ある職業でプロフェッショナルになることが最適だ」「優先順位をつけて取捨選択をしなさい」という2つの考え方に逆らうことは大きな不安でした。

実は今でも不安はありますが、スラッシュワーカーとして経験を積むにつれて「そもそも、1つの専門だけを極めて一生を終える人はほぼいない。いるとしたら、能や狂言などの伝統文化を仕事にしている人ぐらい」という気づきと「大事なのは取捨選択ではなく、希望を実現すること。取捨選択はそれっぽいが万能ではなく、手段の1つ」ということを実感したので、以前ほどではなくなりました。

 

スラッシュワーカーになりたい方に「スラッシュワーカーズ」

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スラッシュワーカーズは「器用貧乏で飽きっぽいを武器にする」がテーマの複業体験・学習サービスです。

スラッシュワーカーズの概要
・完全買い切り型で、追加費用なし
・月4回ペースでオンライン講義やワークショップ、動画講義を開催
・無制限に講義に参加可能
・チーム外で開催する有料イベントや講義に無料招待
・そして、生涯質問に対応します
体験する、学ぶ、交流するの3つが1セットになっているのが、特徴です。同じ志を持つ仲間たちと、広大なスラッシュワーカーに必要なスキルや教養を学び、職業体験を通して自分のスラッシュワークを見つけます。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になる

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自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?