宇宙飛行士や天文学者の名言32選

  • 2020.01.11

最近、夜空を見上げましたか?今回は、宇宙飛行士や天文学者、宇宙事業関係者、SF作家などが残した宇宙に関する名言をお届けします。英語を翻訳している名言を掲載しています。

 

目次

長い道のりだった。しかし、我々はここまで来た。

アラン・シェパード
アメリカ最初の宇宙飛行士の1人。1971年にアポロ14号の船長して、月面に降り立った5人目の人類となった。

 

初めて宇宙を経験した人でも、50番目でも、500番目でも構わない。ただ行きたいだけだ

デニス・チトー
世界で初めて自費で宇宙旅行をした人物

 

宇宙を知った人間は、決して前と同じ人間ではいられない。

ラッセル・L・シュウェイカート
アポロ9号の月着陸船操縦士として宇宙飛行を経験。

 

地球は人類のゆりかごである。しかし人類はいつまでもこのゆりかごに留まってはいないだろう。

コンスタンツィン・E・ツィオルコフスキー
ソビエト連邦の科学者、ロケット研究者。宇宙服や宇宙遊泳、人工衛星、多段式ロケットなどを考案し、ロケット工学の基礎を構築

 

この世で一番素晴らしい職業は、親という仕事。そして、宇宙飛行士だ

アイリーン・コリンズ
1995年に初の女性スペースシャトルパイロットになり、1997年には初の女性船長としてコロンビア号に乗船した。

 

すべてがうまく成功するか否かはわからない。けれども、世界には何も不可能なことはない。人はただこれを実行する手段を発見しさえすればよいのだ。

へルマン・オーベルト
ドイツのロケット工学者。ナチス政権下でV2ロケットの開発に成功した。

 

昨日の夢は、今日の希望であり、明日の現実である。

ロバート・H・ゴダード
アメリカの発明家でロケット研究者。1926年に液体酸素とガソリンによる世界初の液体ロケットを打ち上げた。

 

宇宙開発は、宇宙の広い未知の領域を探検するための、単なる手段以上のものをもたらす。この事を忘れないでほしい。宇宙開発は、この地球上の生活を豊かにすることのできるものであり、その未来への可能性には、限りがない。

ヴェルナー・フォン・ブラウン
ナチス政権下でV2ロケットを開発後、アメリカに渡る。その後、アポロ計画による人類の月面到達を成功させる。

 

充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない

アーサー・C・クラーク
イギリス出身の20世紀を代表するSF作家。人工衛星による通信や宇宙エレベーターなどを提案し、「2001年宇宙の旅」や「宇宙のランデブー」など様々な作品を発表。

 

月の上に自分が立っていることが、現実でないように思われた。何度も私は月の上で独り言を言った。これは月で、あれは地球だ。私は確かにここにいるのだと。

アラン・ビーン
1969年にアポロ12号で月着陸した宇宙飛行士。

 

宇宙船に乗り込んで地球を発てば、10分も経たないうちに大気の層を突き抜けてしまう。その向こうには何もないのだ!大気は限りなく薄いフィルムにすぎない。

ウラジミール・シャタロフ
ソユーズの宇宙飛行士。1969年から71年に3度の宇宙飛行を行った

 

人間は宇宙に飛び、地球が実際はどんなに小さいかを知り、愕然とした。地球を見て創造の大海原に浮かぶ小島と感じた者もいれば、60億を数える乗組員を乗せた宇宙船と呼んだ者もいた。

パヴェル・ポポビッチ
ソユーズの宇宙飛行士。1962年と1974年に宇宙飛行を行った。

 

これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。

ニール・アームストロング
1969年にアポロ11号の船長として人類で初めて月に降り立った。

 

月で親指を立てると、親指の裏に地球が隠れる。我々はなんと小さな存在だろう。だがなんと幸せだろう。

ジム・ラヴェル
1970年にアポロ13号の船長として月へ向かうが、途中で爆発が起き月着陸を断念。

 

失敗という選択肢はない

ジーン・クランツ
アポロ13号ミッションの主席飛行管制官

 

2つの大きな問題は重力と事務仕事だ。重力を打ち負かすことはできるが、事務仕事は時に圧倒的すぎる

ヴェルナー・フォン・ブラウン
ドイツでV2ロケットを開発し、アメリカに亡命したロケット工学者。アポロ計画を牽引し、「アメリカ宇宙開発の父」として知られる

 

もし、ロケットの席が与えられるなら、どのシートか聞かずに乗りなさい

シャロン・クリスタ・コリガン・マコーリフ
教師、宇宙飛行士。
1986年にチャレンジャー号に乗船し、宇宙を訪れる初めての教師になる予定だったが、宇宙船が爆発し、死亡。

 

我々は月を探索するためにここまでやってきた。しかし、最も重要な発見は地球そのものだった

ウィリアム・アンダース
1968年にアポロ8号の月着陸船の操縦要員を務める

 

10年前、月は詩や愛を語るインスピレーションだった。10年後、もう1つの空港になるだろう

エマニュエル・メッサニー
ハーバード大学の技術哲学者

 

近くで月を見た時ではなく、我らが地球を振り返り見た時に、なぜ私がここにいるのか理解出来る

アルフレッド・ワーデン
1971年にアポロ15号の船員として月に降り立つ

 

宇宙はいまだ恐れや憎しみや貪欲や偏見で汚されていない

ジョン・グレン・ジュニア
マーキュリー6号に乗船し、アメリカ初の地球周回軌道を飛行した。
その後、アメリカ上院議員を務め、77歳にしてディスカバリー号で有人宇宙飛行を経験。

 

最初の1日か2日は、みんなが自分の国を指さした。3日目、4日目は、それぞれ自分の大陸を指さした。5日目には、わたしたちの目に写っているのは、たったひとつの地球しか無いことがわかった。

スルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アル・サウード
サウジアラビア空軍のパイロットであり、王族。
28歳(当時最年少)にしてディスカバリー号に乗船。

 

私は3度地球を離れたが、他に行くところはなかった。どうか宇宙船地球号を慈しんで欲しい

ウォルター・シラー
アメリカ最初の宇宙飛行士の1人。
マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画のすべてで、地球周回軌道以上の宇宙飛行を経験。

 

何度探しても、神はいなかった

ユーリ・ガガーリン
ソ連の宇宙飛行士。
世界初の有人宇宙飛行として、ボストニーク1号に搭乗した。

 

私の娘は、世界中の母親がスペースシャトルに乗ってると思ってるわ

アイリーン・コリンズ

 

宇宙は遠い場所ではない。もし、あなたの車が真上に走れるなら、1時間のドライブで行けるよ

フレッド・ホイル
イギリスの天文学者、SF小説家

 

宇宙は世界中の人から、たった80マイルだ。多くの人にとって、首都より近い

ダニエル・デュードニー
アメリカの政治学者。

 

私たちは星の材料で出来ている

カール・セーガン
アメリカの天文学者。
「核の冬」や「テラ・フォーミング」などの持論で知られる

 

未知の領域を知りたいというのは生物の本能で、宇宙開発もその途上にあるものだと思います

野口聡一
日本の宇宙飛行士。2009年から2010年にかけて国際宇宙ステーション(ISS)に約5ヶ月間滞在した。

 

宇宙はいまだ恐れや憎しみや貪欲や偏見で汚されていない

ジョン・グレン・ジュニア
アメリカの宇宙飛行士。アメリカ初の地球周回軌道を飛行し、1998年にスペースシャトルのディスカバリー号で、宇宙飛行の最年長記録を記録した(当時77歳)。

 

地球も、私たち自身もやっぱり宇宙の一部でした

山崎直子
日本の宇宙飛行士。日本人として最後のスペースシャトル搭乗者。

 

自分に与えられた分野で、しっかりと結果を残そうとして努力を継続していたら、宇宙飛行士への道が自然と開かれてきた

油井亀美也
日本の宇宙飛行士。元航空自衛隊のパイロット。2015年に合計141日間、国際宇宙ステーションに滞在する。

 

まとめ

宇宙飛行士や天文学者の名言は以上です。宇宙好きの方には、漫画「宇宙兄弟」の名言もオススメです。

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