21歳で世界一周をして、26歳で起業をして、この記事を執筆している時点では32歳になりました、前田塁です。書籍「LIFE SHIFT」が人生100年時代を提唱して話題になって以来、さまざまな人生の攻略本が出版されました。
そこで本記事では、東日本大震災やコロナウィルスの蔓延など残酷な世界を生きる人たちの助けとなる書籍を3つ紹介します。書籍を知識に変えて、生き残りましょう。
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
序章 すべての人に共通する3つの条件
――まずは3条件をクリアして「8分の1」の人になれ!
第1章 A「経済的価値×権力志向」(社長タイプ)
――「力」を求める人の4つの条件
第2章 B「経済的価値×プロ志向」(自営業タイプ)
――「技」を求める人の4つの条件
第3章 C「経済以外の価値×権力志向」(公務員タイプ)
――「つながり」を求める人の4つの条件
第4章 D「経済以外の価値×プロ志向」(研究者タイプ)
――「好き」を求める人の4つの条件
他人と差別化するために「3つの強みを掛け合わせて、100万分の1のレアカードになる」というのが藤原和博さんが提唱する基本戦略です。
「自分は何者にもなれない…」と悩んでいる人には、3つの強みだけでも救いになりますが、書籍『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』ではさらに踏み込んで、4つの人生タイプごとに無理せず食べていける戦略を解説しています。
時間がない方でも「序章 すべての人に共通する3つの条件」は読んで欲しいです。
リアル人生ゲーム完全攻略本
第一部 説明書篇 架神恭介
0 登場人物紹介
1 これだから最近のゆとりどもは
2 『人生』の目的と勝利条件
3 寿命をお金に変換しよう
4 スキルを獲得しよう
5 激アツ確変で幸福点を稼ごう
6 実績を解除してトロフィーをゲットしよう
7 ボーナスタイム突入! 「おもいだす」コマンドでスコアを伸ばそう
8 裏パラメーター「タイプ」を見抜こう
9 チートダメ。ゼッタイ! みんなのことを考えて健やかな『人生』ライフを第二部 攻略本篇 至道流星
第一章 基本条件
1 クラス
2 資産
3 早期リタイア
幕間−天界にて(架神恭介)
第二章 ライフイベント
1 結婚
2 離婚
3 子ども
4 大けが・うつ・病気
5 親の介護
6 遺産相続
7 年金生活
8 ゲームエンドの間際
第三章 ビッグイベント
1 日本国財政破綻
2 世界金融危機・大恐慌
3 企業の倒産
4 自然災害
5 戦争
6 人口減少
7 革命
8 シンギュラリティ
その後−神のゲームデザインを超えて(架神恭介)
一般的にはあまり知られてませんが、架神恭介の『リアル人生ゲーム完全攻略本』が大変な名著です。
Amazonを見る限りだと、それほど売れなかったようで、架神さんのプロフィールにも記載されていないぐらいですが、なぜ売れなかったのか疑問です。
内容は「人生」というゲームを設計した神Aと神Bが、ゲームの設定やバグ、プレイヤー達(我々のことです)からの苦情を何とか処理して、「人生」を成立させることに四苦八苦する話です。
神の視点でゲーム「人生」を見ることで、人生を少し皮肉ったりしながら、人生を攻略するヒントを得ることができます。
時間がない方は「第一部 説明書篇」をご覧ください。人生=ゲームとした場合の目的やクリア条件やパラメーターなどの考え方を知ると、なるほどー!って声が出ちゃうくらい納得するはずです。
ちなみに、同作家の『完全教祖マニュアル』や『仁義なきキリスト教史』もとてもユニークで一気読みするくらい面白かったので、リアル人生ゲームが楽しかったら、合わせてご覧いただけるとうれしいです。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
おいしいのは「正しいとしか思えない間違ってること」
自分はハロー効果に騙されないと思っている人が騙される理由
学生と社会人では人生ゲームのルールが根本的に異なる
誰も卑怯と気づかない卑怯なやり方が最強の勝ちパターン
運ゲーで運を運用して勝つ方法
優秀な人間が運に左右されずに成功する理由
食欲でも睡眠欲でもない、性欲よりもはるかに切実な欲望
なんでも悪く解釈される人とよく解釈される人の違い
ダメな奴はなにをやってもダメという呪いの正体
自分の意思で選択しているとしか思えない
成果主義という名のインチキゲームの裏をかいて勝つ方法
幸運を引き当てる確率を飛躍的に高くする方法
思考の死角に棲む悪魔の奴隷から主人になる
美しき敗者と醜悪な勝者、どちらになるべきか?
有能な人と無能な人を即座に見分けられるのはなぜか?
自分は公平だと思っているえこひいき上司の脳内
欺瞞が錯覚を第繁殖させる
思考の錯覚のまとめ
錯覚資産を雪だるま式に増やしていく方法
最後にご紹介する『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』は錯覚資産についての書籍です。
錯覚資産とは、「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」及び、「それを引き起こす事実」と定義されています。簡単にまとめると「勘違いさせる力」ってこと。
錯覚資産は経歴詐称のようなウソではなく、ハッタリでもなく、事実です。ただ、人々は事実ではなく、印象の中で生きているので、ある種の事実を実態以上に捉えることがあります。
知っている人にとっては当たり前の錯覚資産を、体系化して分かりやすく説明しているので、ピンとこない方には全文読んで欲しいです。しかし、忙しければ、下記の3パートだけでもOKです。
- 誰も卑怯と気づかない卑怯なやり方が最強の勝ちパターン
- ダメな奴はなにをやってもダメという呪いの正体
- 成果主義という名のインチキゲームの裏をかいて勝つ方法
残酷な世界を臆病者が攻略するための3つのガイドブック | まとめ
残酷な世界の攻略本は以上です。この領域では『人生は攻略できる』などを書いている橘 玲(たちばな あきら)さんが有名です。本記事では有名すぎるので、あえて外しましたが人気作家です。
なお、『リアル人生ゲーム完全攻略本』の筆者である架神恭介さんと、橘 玲さんの書籍を参考にした僕なりの「人生の攻略本」を旅と人生の攻略本「ワークライフカオス」にまとめました。気になる方はご覧ください。
21歳で世界一周を経験してから、旅と仕事に10年を費やしました。21歳の時は旅より面白いものが見つからなくて「10年後どうなるか分からないけれど、楽しく旅できてればOK!」と思っていたら、現実になりました。[sitecard sub[…]
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!それでは、また別の記事でお会いしましょう!
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
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