iPhoneでクールな動画を撮影する9つの工夫

iPhoneでクールな動画を撮影する10の工夫
  • 2021.12.16

映像の撮影には専用の機材やクルーが必要です。しかし、iPhoneさえあれば、誰でもクールな動画を撮影できる時代になりましたiPhoneだけで撮られた映画や映像を見ればより実感できます。例えば、こちらの動画を見てください。

どうでした?動画はすべてiPhoneで撮影されています。メイキング映像も公開されてます。

 

 

撮影をした人はもちろんのこと、出演者や映像の編集者などの工夫や技術によって素晴らしい映像が作られているのは疑いようもありませんが、それらは習得可能です。

機材に費用をかけずとも、iPhoneで周囲を驚かせるクールな動画が撮影できるならやってみたいと思いませんか?Google PixelやAndroidなども素晴らしいスマートフォンですが、本記事ではiPhoneの使用を前提とします。

 

記事のまとめ

  • 機内モードにする
  • 画質とフレームレートを設定する
  • レンズを綺麗にする
  • 自然光がたくさんある場所で撮影する
  • ジンバルや三脚でiPhoneを安定させる
  • 脇を締めて両手でiPhoneを持つ
  • 外付けマイクで音質を改善する
  • 横向きで撮影する
  • ズームは使わない

iPhoneでクールな動画を撮影する工夫は以上の通りです。詳細に続きます。

 

機内モードにする

電話やメールの受信などで撮影が中断しないように、iPhoneを機内モードにします。機内モードは、「設定」アプリ内にある「機内モード」と書かれた部分をタップして、緑になれば設定できています。

 

画質とフレームレートを設定する1080p、60fpsにする

iPhoneでも画質やフレームレートを設定できます。動画は写真の連続でして、1秒間に何枚の写真が入っているかをフレームレートと呼びます。1秒間に30枚の写真が入っていたら、30fps。60枚の写真が入っていたら60fpsとなります。

 

iPhoneで設定できる画質は720p、1080p、4Kの3種類があります。一般的なテレビやスマホで視聴するケースなら、1080pで十分です。4Kは容量が大きいので、こだわりのある方だけですね。

フレームレートは60fpsにしておけば、スローモーションなどにしても滑らかな動きになります。画質とフレームーワークの設定は、「設定」アプリ→「カメラ」→「ビデオ撮影」と進むと見つかります。1080p 60fpsに設定してください。

 

レンズを綺麗にする

iPhoneのレンズは外に出ているので、すぐに汚れます。ホコリや油分を軽く拭き取ってから撮影しましょう。スマホのレンズ専用のマイクロファイバーがあったりもしますが、持ち歩いていなければ手近な布やティッシュで服だけでもOKです。

 

自然光がたくさんある場所で撮影する

iPhoneのカメラは自然光が多いほど、綺麗に撮れるようになっています。光ってどのくらい必要なの?と自信がなければ、晴れている日の朝から昼ごろに撮影すれば、柔らかい光(強すぎない)で明るさも十分です。

 

ジンバルや三脚でiPhoneを安定させる

クールではない動画の代表格が「ブレブレな動画」です。iPhoneには手ぶれ補正機能が搭載されていますが、ジンバルや三脚があればなお良いです。

移動しながら撮影する=ジンバルで、固定で撮影する=三脚です。ジンバルは最近だとosmo pocket 3が人気ですが、やや高価です。

 

はじめのうちはゴリラポッドなど、使い勝手の良い三脚のみでも十分でしょう。osmoで撮影すると、ヌルヌルと動画が動くのでとても楽しいけど。

 

脇を締めて両手でiPhoneを持つ

ジンバルも三脚もない状態で撮影するときは、脇を締めて両手でiPhoneを持ちアゴを引くとブレを抑えることができます。iPhoneに限らず、一眼レフなどで撮影する場合も同様です。

脇を締める、と覚えておくだけで途端にブレが少なくなりますよ。

 

外付けマイクで音質を改善する

電話やLINE通話では気になりませんが、映像に入る音声は気になるのがiPhoneです。音ありで映像を見てる場合って、イヤフォンやヘッドフォンをしてるので、余計にざわつきとかが聞こえがちなんですよね。

音質を改善するためにはiPhoneにつけられるマイクを使ってください。どんな動画を撮影するかにもよりますが、僕のように屋外で話しながら撮影する場合にはショットガンマイクと呼ばれる指向性マイクがオススメです。

SHUREのMV88+というYoutuberがよく使っているマイクにしました。

 

横向きで撮影する

TikTokやInstagram専用の動画を撮影する場合を除いて、テレビやパソコン、Youtubeなどは横長の長方形なので、横向きで撮影した方がベターです。

 

ズームは使わない

ズームすると画質が悪くなる他に、手ブレが大きくなってしまいます。できればズームせずに被写体まで近寄るか、どうしてもズームが必要な場合は三脚を使用することで、素人っぽさを消すことができます。

 

iPhoneでクールな動画を撮影する9の工夫 | まとめ

iPhoneで動画を撮影する最も大きなメリットはどこでもすぐに撮影をスタートできることです。iPhoneは写真専用だった方も、ぜひ動画にチャレンジしてみてください。写真に音と動きの2つが加わるだけで臨場感が全然違いますよ。

なお、iPhoneで撮影した動画の編集はAdobeの「Premiere Pro」というiPhoneアプリを使っています。アプリで撮って、アプリで編集する方法は別記事「【無料です】スマホで動画を撮影して編集もする道具やアプリを解説」にまとめたので、続いてご覧ください。

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