仕事をいくつか経験したWebライター:ライティングの仕事を受けてみて、とても楽しかった。本格的にライターとして活動していきたいと思うけれど、今のうちにするべきことってなに?
という質問にお答えします。結論はライティングのスピードを早くすることです。
執筆速度を上げるためには ①アプリや拡張機能で手順をショートカットする ②タイピングの速度を早くする ③記事を執筆するフォーマットや手順を改善する という3つの方法があります。
今回は①のWebメディア上で記事を執筆するサポートになるアプリとGoogle Chromeの拡張機能をご紹介します。なお、アプリや拡張機能はMacユーザー向けですが、一部はWindowsでも同様に使えます。
Mac系ライター必須のアプリ
Mapture
1つ目にご紹介するのは、Windowsの便利アプリとして有名なRaptureのMac OS X版として開発された「Mapture」です。
メモや資料を見て記事を書く際に、該当範囲をMaptureしておくと全てのウィンドウの最前面に表示し続けることができます。ウィンドウサイズ変更の手間を削減することができます。
Mapture – MacOSX向けキャプチャユーティリティ
ClipMenu
ClipMenuはコピー&ペーストのサポートツールです。コピペの履歴を瞬時に呼び出すことができます。ショートカットにClipMenuを登録して、コピペを繰り返す手間を削減しましょう。
ClipMenu.com: クリップボード管理ソフト – ClipMenu.com
Th-MarkerX
写真をたくさん使うライター・ブロガーは、Th-MarkerXを使って一度にリサイズを済ませましょう。いつものサイズを設定しておけば、ドラッグ&ドロップで一括リサイズできます。
Skitch
WEBサービスを紹介するライター・ブロガーのほとんどが使っているSkitchで、スクリーンショットや画像へのわかりやすい書き込みを実現しましょう。
Evernote
最強のメモツールとしておすすめするのは、Evernoteです。思いついたもの、議事録、資料などはとりあえずEvernoteに入れておきましょう。
慣れるまでは、タイトルやノートブックにこだわらずにとりあえず書いておいて、必要になったら検索で見つけます。
Google Chrome
もし、インターネットブラウザをGoogle Chrome以外(Internet ExploreやFirefox)を使っていたら、Chromeに切り替えてください。メリットは ①速度が速い ②複数の端末で情報を共有できる ③拡張機能が充実している の3つです。特に重要なのは ③拡張機能 でして、続きの項目を読んでいただければ理解してもらえるはずです。
Mac系ライター必須のChrome拡張機能
FireShot
ネット上のページを上から下まですべてキャプチャーしたい場合は、Chrome拡張機能のFireShotを使います。同様の機能を持った拡張機能は他にもいくつかあるのですが、ページをすべてキャプチャーするのは重い処理なのか動作中に止まってしまいます。FireShotが一番安定して動作します。
お気に入りというほどしょっちゅう見ないけれど、資料として保存しておきたいページはPocketを使います。気になったものはどんどんPocketして、必要になったらPocket内の検索で見つける、という使い方です。
Create Link
Create LinkはサイトのタイトルとURLを一度に取得できる拡張機能です。他にも、HTMLやmarkdown、mediawikiのフォーマットが標準で用意されていて、自分でカスタマイズすることもできます。有名なカスタマイズは、はてなブログカードの表示を一発でするフォーマットの設定です。
参考:WordPress リンク表示をはてなのブログカードと同じにする │ ディーエムガジェット
Twitcher
TwitcherはTwitterのアカウントを1クリックで変更できるようにするための拡張機能です。Chromeにインストール後、切り替えたいアカウントにログインするとTwitterの画面から簡単に切り替えができるようになります。
Twitcherなしの場合、既存のアカウントをログアウトし、切り替え先のアカウントでログインする必要があるので、かなり手順を削減できます。
Buffer
最後に紹介するChrome拡張機能はBufferです。そもそも、BufferというWebアプリがとても便利なものでして、自分で設定した時間にTwitterやFacebook、Instagramを自動投稿できます。
一般的にTwitterの視聴率が高い時間帯は20時〜24時ですが、事前にBufferを使ってツイートをしておけば、20時、21時、22時などに予約投稿できるという使い方がオススメです。
記事は以上になります。今回はライターが執筆速度を上げるためのアプリや拡張機能を紹介しましたが、色々な案件に取り組んで自分なりのフォーマットや執筆手順を確立することも有効です。ライターを募集している旅行系のWebメディアをまとめたので、仕事を探している場合はご覧ください。
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
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