目標達成できない原因から考える「達成できる目標設定」の工夫

目標達成できない理由から考える「達成できる目標設定」の工夫
  • 2020.08.09

「頑張っているのに目標が達成できない」という人の希望になる記事を書きました。前提として、目標が達成できないのは、目標設定に原因があり、やる気や実力不足ではありません。そもそも、やる気って脳科学的には存在しませんし。

根性で目標を達成しても息切れしてしまいます。今後も当たり前のように目標を達成できるように、原因と向き合いましょう。

 

筆者の目標達成

  • 世界一周
  • 起業
  • 独立
  • 年収1000万円

筆者が実現した、大きめの目標は例えば上記です。他にも「人生でやりたい100のリスト」を作っていて、すでに100項目以上を達成しました。広告代理店に務めていた頃は若さとガッツで頑張っていましたが、かなり消耗していたので起業のタイミングで戦い方を変えました。

結果的に、現在の方が疲れていないのに、目標を達成できています。

 

目標が達成できない3つの原因

多くの人が目標を達成できない原因は、下記の3つです。

  • 自分の努力で達成できない目標
  • 所要時間が明らかに足りない
  • 目標達成を進める力が弱い

 

自分の努力で達成できない目標

例えば、マラソン大会で10位以内に入賞したい!という目標を立てても、プロのマラソン選手が10人参加していたら、努力しても達成はとても困難です。

マラソンの例は当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、自分が努力しても達成できないことを目標にしていませんか?

 

所要時間が明らかに足りない

人間は誰よりも自分に期待します。「夏休みの宿題を7月中に終わらそう!」と考えて、実際に7月中に終わった人がどれほどいるのでしょうか。たぶん、1%もいません。

 

目標達成を進める力が弱い

目標を達成する=自分の現状を変える、です。脳は現状を維持しようとする力が働くので、現状は変えられないのが普通。意思の力は脳の機能に負けてしまいます。僕は一晩寝たら、もう負けます。

そこで、目標達成を進めるには、強力な仕組みが必要です。

 

自分の努力で到達できる目標に設定する

それでは、目標達成できない原因を1つずつ解決していきます。「自分の努力で達成できない目標」については、目標の方向性は同じまま、内容を修正します。

 

例えば、こんな感じです。自分の努力で達成しにくい目標 → 自分次第で達成できる目標に書き換えます。

  • マラソン大会で10位以内に入賞する → マラソンで3時間以内に完走する
  • ブログで1万PVを達成する → ブログを100記事書く
  • クリスマスまでに素敵な恋人を作る → 新しく20人と出会う

 

他の人に左右されない目標にすることで、確実に前に進める目標に改善できます。

 

制限時間は想定の倍にする

自分に期待しすぎて「所要時間が明らかに足りない」ことがとても多いので、制限時間は少なくとも想定の倍にしましょう。どうしても、時間を伸ばせないなら、目標を半分にしてもOKです。

 

  • 夏までに5kgやせる → 次の夏までに5kgやせる

または

  • 夏までに5kgやせる → 夏までに2.5kgやせる

こうなります。

 

ゴールを予約する

目標は達成できないことが当たり前です。脳の機能を突破して、目標達成を進めるには強力なイベントが必要。最も良い工夫は、ゴールを予約することです。

 

  • 冬までにフルマラソンを完走する → 冬のフルマラソンにエントリーする
  • 世界一周する → 世界一周に出発する航空券を買う

ゴールの予約はこんなイメージです。自分を追い込むために、芸人が「収入に見合わない良い部屋に引っ越す」ことも同じ発想ですね。固定費を増やすことはオススメしませんが有効です。

 

達成できる目標設定の工夫 | まとめ

達成できる目標を設定する工夫はこちらでした。

  • 自分の努力で到達できる目標
  • 制限時間は想定の倍
  • ゴールを予約

 

目標を正しく設定できたら、あとは日常の最適化です。ゴリゴリとカスタマイズして、最高の1日を繰り返しましょう。例えば、タスク管理は二段階方式集中力はスマホで伸ばす、などがオススメ。

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